ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

野球のない月曜日

2021-09-13 23:37:38 | Weblog
平日の月曜日は野球がない。
ベイスターズも試合がなかった。けれど一軍では一試合、ヤクルトvsドラゴンズの試合がバンテリンドームで行われていた。
経過だけは追っていた。
どちらを応援していたかと言えば、どちらかと言えばヤクルト。
理由はもうベイスターズはAクラスの芽はないと思っているから首位争いはどうでも良い。
しかしBクラス内では一つでも上の順位でいてほしいからだ。
そうなるとドラゴンズは目下ライバルなのである。
しかしバンテリンドームの中日は強い。
広くてフェンスが高いホームランのでにく球場の特性を存分に活かした野球をしている。
選手たちも自然ホームスタジアムの特性にそった選手となっていく。
ベイスターズとは真逆の野球だ。
どっちがいいとかではないが両方極端なのでお互いBクラスなのだと思う。
チームというのはやはりバランスが大事。特に長いペナントレースを思うと好守バランスが良いチームが強いと考えている。
とはいえAクラスチームのヤクルトはどちらかと言えば攻撃型だ。
ただ今年は投手もかなり頑張っている。
近年少し低迷していたがそれは投手がいつも燃えていたからだ。それが改善されれば核となるコアな日本人選手の能力は高く、
ベテランもバランス良く配合されているチームなのだから強くて当然だ。
コアの選手は打撃成績だけ見ればベイスターズも負けていないと思うけれど、守備走塁いれると完敗。
チームとしてのバランスも大切だし選手としてのバランスも大切だな、と思う。
ベイスターズは下位指名の野手が非常に活躍できているし、それは誇れることだ。
けれどやはり下位指名なのはそれこそワンツールだからだよな、と思わなくない。
コアの選手がワンツールだと脇を固める選手がその欠けている部分を補うことが重要になってしまうから編成が難しいだろうなと思う。
多分球団もそう考えているからこそ野手の上位指名をしている。
スーパールーキーの牧選手や久しぶりのドラ1野手の森選手への期待はそこだと思っている。
話がそれた。
バンテリンでの試合だ。
結局1回裏の1点でドラゴンズは勝利した。所謂スミ1というやつだ。
なんともらしい試合である。
ベイスターズもボコボコに打たれ、甲子園でもガンガン打っていたヤクルト打線がバンテリンドームでは沈黙するのだから面白い。
しかしこの試合のハイライトはそんなバンドらしい試合展開ではなく9回表ヤクルトの攻撃だった。
1点差だから当然クローザーが出てくる。
マルティネス投手だ。防御率1点台の素晴らしい投手で、ベイスターズ戦に出てきたらそれはすなわち試合の終了を意味する。
だけれど先日のカープ戦では4点差の9回に登板し5失点さよなら敗戦投手になっているから弘法だって筆を誤る。
ただヤクルトは下位打線。万事休すかと思われたが、ヒットと四球でノーアウト1,2塁のチャンスを作る。
逆転のランナーまで出た。
高津監督は手堅く送りバントをするも失敗。
1アウト1,2塁。
ここで代打川端選手がコールされる。
川端選手は初球を打つもセカンドゴロ。
川端選手の一塁はセーフだった。しかしセカンドへ送球されたボールを京田選手がつかむと一塁ランナーだった古賀選手がなぜか一塁に戻ろうとする。
京田選手はすかさず挟殺プレーにはいるものの実は2塁はフォースプレイ。
すぐに気が付いて2塁ベースをタッチして塁審にアピールしたものの何故か塁審は何もジャッジをしない。
そこで京田選手は引き続き2塁手にボールを渡してタッチプレイをしようとする。
でも川端選手は1塁セーフ判定だったから2塁はフォースプレイ。
塁審が何もジャッジをしないから3塁にいた2塁ランナーおよび3塁コーチャーは一塁アウトで挟殺プレイでアウトにあれば試合終了と判断したのだと思う。
一塁ランナーはすぐにアウトになりそうだったから一か八かでホームを狙ったのだろう。
しかし挟殺プレイ中の堂上選手が気が付いてホームへ送球。アウトになった。
一塁セーフ、二塁もセーフでツーアウト1,2塁となったが与田監督がリクエストをして2塁フォースアウトが認められ変則的なゲッツーで試合終了。
勿論ヤクルトベンチは納得できない。
試合後10分以上抗議を続け、選手も不満を隠さない。
当たり前だ。優勝争いしているチームなんだから。
0.5ゲーム差で優勝逃したりしたらこの試合を永遠に思い出すだろう。
判定は覆らず納得感のないまま試合は終了。
審判も人間で失敗はする。
とは言え失敗を減らす努力はしてほしいものだと思う。
ベイスターズの試合ではなるべくこのようなミスがないことを願っている。
勝っても負けても後味が悪い。

スワローズに少し同情した試合だった。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからも応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:96日目]