寝台特急の旅…のはずが

高山サマの復帰戦観戦を諦めた用事。それは年に数回の相方の祖父母宅訪問。３連休でないとなかなか行けないので、今回逃すと随分先まで行けなくなってしまうからなぁ。ということで、今回も一路東北へ。せっかくだから、と前日の夜に上野から出ている寝台特急「あけぼの」で移動することにした。

この寝台特急の旅、結構好きである（鉄道ヲタクではない、断じて）。鉄道だけでなく夜に出発する船で朝到着、っていうのも大好きである。眠っている時間を移動に当てるというのは、旅においてすごく効率的。そして何よりも「目覚めた瞬間にはもう旅はスタートしている」という感覚がたまらないんよね～。

今回はブルートレインの「あけぼの」で東北を目指す。鉄道には疎いワタシは知らんかったのだが、「ブルートレイン」というのはその名の通り青い列車で長距離寝台列車の総称なんだそうだ。「のぞみ」「ひかり」とかみたいに、特定の路線を走る列車のことを指すものではないそうで。う～ん、ひとつ勉強になったぞ。

仕事を終えて、夜の９時に上野到着。よしよし、そのブルートレインとやらに初乗車だぞ。
ところが。ホームに列車が来ていない？。おかしいなぁ？あと30分で発車なのに？。ふと見ると、ナニやら掲示が…。

　　　　　　　　　　　　　

う…運休っすか！！！
どひゃーん。在来線の運休や、飛行機の欠航は経験したことあるけど、寝台特急の運休は初めてだ…あれまー。
しかし天候に文句を言っては旅なんて出来ない。まして今回は地元の人たちも多大なる被害を受けた天災だ。旅行カバン抱えて、そのまま来た電車で家路へついた。またいつの日か、寝台特急の旅が出来るといいなぁー。