平塚にあるキリスト教会 平塚バプテスト教会 

神奈川県平塚市にあるプロテスタントのキリスト教会です。牧師によるキリスト教や湘南地域情報、世相のつれづれ日記です。

目的、熱意、作戦

2010-11-23 08:38:23 | 牧師室だより

 牧師室だより 2010年11月21日 目的、熱意、作戦

 10月に一度紹介した中村芳子さんの著書『生きる力を与えてくれる 聖書88の言葉』(ダイヤモンド社 2010年)から今回も引用し紹介したい。

 「明確な目的と熱意があれば 困難を乗り越えて 目標を達成できる」の項目は今の私たちの教会にとって参考になる。「何かを達成しようとする時、妨害が入ったり壁にぶつかることはめずらしくない。仕事でも勉強でも人生でも。めざすものが高いほど妨害や障壁も大きくなる。その時、どういう態度を貫くかで結果が変わってくる」とある。

 「どういう態度」?今私たちは100人礼拝を目指してスタートした。前向きか後向きか。積極的か消極的か。確信を持っているか懐疑的か。熱意があるか冷めているか。確かに目的は明確でも熱意がないとそれは絵にかいたモチになるだろう。

 さらに中村さんは、紀元前8世紀の南ユダの国の再建に貢献したネヘミヤを取り上げて、次のように書いている。「荒涼とした地を前にしても、彼の目には完成したエルサレムの町とそれをとりかこむ城壁が映っていた。神の計画だ。達成できないはずはない」。今、私たちは30数人の礼拝を前にして、100人の礼拝の光景が目に映っているだろうか。ビジョン(幻)が見えているか。それは神から示された計画だという確信が与えられてこそである。

 最後に中村さんは、エレミヤは「希望を失いそうな人々を励まし、民の間の問題を解決し、警備の体制を整え、町と城壁の修復作業を進めた。そしてついに、52日という驚異的な速さで工事は完成した。明確な目的、熱意、作戦。この3つがあれば、困難を乗り越えて目標を達成できる」と結んでいる。

 今私たちは教会の使命とビジョンを明確にして、めざす教会像を共有しようとしている。それは中村さんのいう「目的」だが、ほぼまとまった。「作戦」とは戦略・戦術のことで、中長期計画ということになろうか。これも作成はできる。やはりカギは「熱意」である。教会用語でいえば「信仰」と言い換えてもいいだろう。信仰は神の言葉を聞くことから始まることを忘れずに励みたい。

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