庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『仮面ライダーエグゼイド』第31話

2017年05月17日 23時13分35秒 | Anime・特撮
いやぁ、今回も前半と後半が同じ番組なのかと思えるほどのテンションの差。このカオスっぷりこそ『エグゼイド』の真骨頂となってきましたな。
復活した壇前社長。否、新壇黎斗!Σ( ̄□ ̄;;;)
バトル能力はなんとエナジードレイン! しかもライフを99個持ってコンテニュー可能というチートっぷり。やはり壇前社長は自分が消滅した時に備えて、予めガシャットと説明書(^^;を隠していたわけね。
そして寄り代だった黎斗の母を記憶を取り戻すポッピー。ポッピーによれば黎斗は余命宣告された母を救おうとガシャット、そして「仮面ライダークロニクル」を開発。母をデータ化してガシャットに取り込んだ様子。
それを聞いて動揺する飛彩先生。もしもバグスターに感染して消滅した人間がデータ化して保存されているなら、サヤさんも生き返らせる事が出来るかもしれない。
この辺りからお話もシリアスモードに。しかし暗くならないのは凄いですな。
「笑いたければ笑え!」
「大我が笑うと思ってるの!」
「俺が『仮面ライダークロニクル』をクリアする。お前はその先に有るものを見定めろ」
いやぁ、飛彩先生にニコちゃん、大我先生の会話が熱い熱い。

そして永夢先生と壇前社長の共闘。
「コンテニューで得たのはあなたの命じゃない。罪を償う機会だ」

「貴方を許した訳じゃない」
「許しを請うつもりはない」

本当、今回は名台詞のオンパレードでした。
黎斗がプログラムしたことでポッピーが生まれたのならば、データであっても命は命。医師としては釈然としないものを感じつつも、一人の人間として黎斗と共に戦う事を選んだ永夢先生。一話の中でも丁寧に成長を描いてくれました。

ストーリーだけではなくバトルシーンの演出も凄かった。
冒頭のバトル、画面奥から駆け寄ってくる永夢先生が変身。マキシマムアーマー装着、カメラを飛び越えていくシーンはテレビシリーズとは思えない迫力。さらにその後もロケ地が長い道路というのを生かして、ベルトアクションゲーム風に横アングルからのカット。
永夢と黎斗のダブル変身シーンは、徐々にズームしていき最後には二人の間にいたポッピーのアップへ。
一話のエピソードとしては平成仮面ライダーシリーズ屈指の濃い内容でした。

黎斗はプレゼントだといって「消滅した人間は同じタイプのガシャットに保存されている」と言ってましたが、お母さんは復活できず、ポッピーが生まれたとなるとちょっと気になりますね。人間のデータを保存できても、それを取り出して人間として再構成するには何か条件なり制限なりがあるのかも知れません。特にデータである以上、それを保存するには容量が必要。黎斗が無限コンテニューでなくて、99回の制限付きなのもその辺が関係しているのかも知れません。
「仮面ライダークロニクル」全体の容量に制限があり、保存できる命に限界がある。最後には黎斗前社長が残ったライフをみんなに分けて消滅するというパターンも考えられますな。

そして次回、最終決戦Σ( ̄□ ̄;;;)!? いや、まだ1クール以上有るんですが(;´Д`)。
予告編ラストで登場する新仮面ライダー、クロノス。これがラスボスでしょうか。一体誰が変身してるのか。
なにげにギリシャ神話の神の名を持つ仮面ライダーは初めてですかね。クロノスとなるとティターン神族で農耕の神であるクロノスと、時間の神であるクロノスとどちらなのか気になりますな。
公式サイトに寄ると、黎斗の父でありムゲンコーポレーション創業者である父、正宗が再登場する様子。そうなるとクロノスに変身するのは正宗とも考えられます。クロノスはギリシャ神話の最高神ゼウスの父ですから、神を名乗る黎斗の父ならば適任です。
一方、予告編では時計が出てきますし時間の神とも思われます。まあ両方をかけてる可能性もありますな。
そして予行編後のテロップでは「誰が生き残るか? 保証できません」と不吉な言葉が(;´Д`)。

黎斗前社長もライフを他の人に分けて死ぬパターンもありそうですし、何といっても今回は大我先生がフラグ立てすぎてます(;´Д`)。しかし大我先生リタイアとなると、バンバンシミュレーションのデュアルベータガシャットはニコちゃんが受け継いで変身するんですかね。そうなるともう完全に艦むす……(^^;。

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