庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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アニメ新番組『宇宙をかける少女』

2009年01月08日 23時42分33秒 | Anime・特撮
ブリタニアの皇子ルルーシュは、ゼロレクイエムで瀕死の重傷を負ったものの、C.C.、枢木スザクの尽力で生き延びていた。しかしその身体は完全には不老不死になっておらず、ルルーシュは自らの脳を人工知能「L」に移植。長い年月の末、その出自を忘れラされた人工知能「L」はレオパルドというスペースコロニーの制御ユニットとして使用される事になったのだが……。
なんて嘘設定が即座に思い浮かぶ第一話の展開でした(^^;。

「人工知能を装備した自らの意思を持ったスペースコロニー」という基本設定から即座に想像したのが、J.P.ホーガンの傑作『未来の二つの顔』です。
一話を見た感じでは、若干影響を受けているというか、元ネタになっている可能性は捨てくれないですな。
しかしレオパルドはスペースコロニーというよりは、明らかに都市宇宙船、世代宇宙船だろうに(^^;。
空間跳躍、瞬間移動、高速回転などを見ると、慣性制御くらいは余裕でやっていそうです。それなのに自転で疑似重力を作ってるらしいのは、コストパフォーマンスの問題?

アイディアあふれるガジェット、ギミックがこれでもかとつぎ込まれて来る冒頭には引き込まれました。サンライズは本当にこういうのがうまい。
宇宙船のブースターが外れ、コロニー内を走る電動車(サンライズ的にはエレカか)になるシーンはさすがという感じです。
QTアームズも宇宙船形態は回転対称形、変形すると四脚の上に人型の上半身という、これまでにないデザインにするあたり非常に意欲的ですな。

しかしまぁ、これからストーリーがどうなるのかさっぱり予想が付かない(笑)。
レオパルドの影響で出現していると思われるスペースデブリが、過去の地球時代のもの。そして主人公、秋葉の時代ではまだ実験中のQTアームズが、レオパルドに言わせると「前大戦の骨董品」。
レオパルドは近未来からタイムスリップしてきたのでしょうか。
獅子堂姉妹の役割もまだよく分かりません。ナミが人混みを苦手しており、それを知ってるはずの風音が、わざわざ秋葉を追跡させたのはなぜ? エピローグでC.C.もといハザクラサクラじゃなくて(^^;、高嶺がいたのは地球? 周囲にいたのはQTアームズなのか、それとも……。

それにしてもサンライズのセルフパロディが多い(^^;。
コロニー落し、光の翼。メカの内部にある巨大レバーは『ダイターン3』でしょうか。
QTアームズも『舞-HiME』の奈緒のチャイルド・ジュリアに似てるし。
以前『舞-乙HiME』の時にも思ったのですが、サンライズはクロスオーバーものをやりたくて、色々と実験をしているのかも知れませんな。
いきなり『ガンダム』でやるのはリスクも大きいし、反発も予想される。そこでオリジナル作品でスターシステムや、別作品を思わせるパロディを少しずつ入れて視聴者の反応を見る。そしていずれは『サンライズ英雄譚』のアニメ版みたいなものを……。という構想だったりして。

先行きはさっぱり分かりませんが、面白く見られそうなので視聴継続です( =゜ω゜)ノ。

3 コメント

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Unknown (アベント)
2009-01-09 20:16:12
ふと「人間の脳を移植した自らの意志を持つ宇宙船」を思い出しました。
どこかで聞いた事のある設定ですね f(^^;
残念です。 (ユリシーズ)
2009-01-09 20:53:52
返事ありがとうございます。本当に残念です。続きが気になって仕方ないです。
Unknown (mifune)
2009-01-11 04:37:13
>秋葉の時代ではまだ実験中のQTアームズが
乗り込む間際に妹子が「もしやこれは大戦中のQTアームズでは!?」と言ってることから過去のものだと思われますが・・・
QTアームズってのはサンライズ的にモビルスーツの様にカテゴライズしてるだけだと思われます。

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