庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』第38話

2016年12月20日 23時59分07秒 | Anime・特撮
前回の話なのですが、そういえばアレジやジョイナーはカットだったのに、ジョー・モンタナはそのままでしたね。三人の中では一番、日本での知名度は低そうなのに(^^;。
まあ今回は名前をカットすると不自然になるし、代わりに「イチローのバックホームのように」というのも何か変ですからねえ。
カットされるといえば、カットされると思っていた隣家のパンツ男(^^;。ちゃんと登場、それも無駄に気合いが入ってましたなあ(^^;。ひょっとしてこいつにも名前が付けられるかなと思っていたのですが、キャストを見ると「男」だけ。まあ余り残念ではありませんが(笑)。

さて、マンガだと自分のペースで読めるので余り気づきませんでしたが、こうしてアニメ化されてみると、めまぐるしく有利不利が変わってきますな。近距離戦に持ち込もうとしたら、逆に追い詰められる仗助。誘導空気弾はシアーハートアタックのように赤外線誘導ではなく、吉良自身が誘導するタイプ。前回の「思いこむというのは何よりも恐ろしい」という吉良の台詞がここまでまた効いてきます。
誰かが仗助の居場所を教えてやってるとしか思えない。それは……、なんと早人のポケットに隠れていた写真の親父! 早人は初めて見るはずですが、あんまり驚いていませんね(^^;。もうここまでくると写真のジジイが喋るくらいでは驚かないか。というか、写真の状態でも普通の人に見えるのですな。
仗助役小野友樹さんの、写真の親父役千葉繁さんの声真似が微妙に似ていて味があります(^^;。
それにしても自分の父親を攻撃させるとは、仗助もなかなかえげつないですなあ。まあそれだけ腹に据えかねたのでしょうが。
知らなかったとは溺愛した息子の手にかかって爆死する吉良吉廣。哀れではありますが、同情は出来ませんね(;´Д`)。

そして来ました
「出しな、てめ~の、キラークィーンを……!」
四部屈指の名シーンです。

これで決まるかと思っていたら、またもや急展開。キラークィーンの腹に収められた猫草が自分への攻撃を勘違いして、クレイジーダイヤモンドのパンチを空気弾でガード。連載を読んだ時からずっと気になっているのですが、これ早人から見たら、空中に猫草が浮いてるように見えたんですかねえ(^^;。

もはや仗助に爆弾化された空気弾を避ける体力は無し。万事休すかと思っていたら、ここで帰ってきました億泰くん!

いやぁ『ジョジョ』ではツェペリ一族をはじめとして花京院、ブチャラティ、エルメェスにフー・ファイターズと、主人公の相棒的キャラの死亡率は無茶苦茶高いんですよね。
主人公の仗助が自他共に認める相棒なのに、しっかり生還した億泰は今にして思えば凄いですなあ。

直接触れずに空気弾を消せる億泰のザ・ハンドはキラークィーンとの相性は抜群。
承太郎たちも仗助に気づいて、完全に吉良が詰んだ状態。

次はいよいよ最終回。吉良、最後の悪あがきにあの名台詞。そして杜王町ともお別れですね。
一部、二部は連続2クール、三部は分割4クールでしたが、今回は3クールぶっ続けという事で、連続した放送期間としては一番長くなった分、感慨深いものがあります。
来年は『ジョジョ』三十周年という事で、色々と企画が動いているようなので、ネアポリスのギャングたちにも早い機会に会えるかも知れませんな。

1 コメント

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Unknown (nisi)
2016-12-21 08:13:19
今まで1対1で完全勝利をおさめていた吉良が、多対1においつめられる名場面まで、やっとたどり着きましたね。

早人が「正義うんぬん」を言ってますが、早人は母親を守り父の仇を取るため、ましてや他のメンバーが正義のために動いているかなんて、全く知らないだろうに、正義というセリフをよく言えるなあ、と思うのですがどうでしょう。
まあ、卑劣な吉良親子に対する読者/視聴者の代弁と思えばいいか。

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