庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ラストエグザイル 銀翼のファム』第11話

2011年12月28日 22時55分14秒 | Anime・特撮
そんなわけで総集編を挟んでアル登場。もうちょっと仰々しく出るかと思っていたのですが、意外とあっさり来ましたな。あれっと思ったのですが、キャストは前作とは変わっていたんですね。OPからすると少し明るくなったかと思っていたのですが、性格の方は余り変わってないようで。

さてミリアは正式に空賊、アナトレーと同盟を結び、アデスに対抗を宣言。
その後のパーティーでヴィンセントから振る舞われたコーヒーにファムが顔をしかめるところを見ると、空賊ではコーヒーを飲む習慣はないんですかね。
そこに現れるアデス総統直属艦インペトゥス。そこには反旗として掲げられたトゥラン王女旗と喪服のリリアーナが。喪服とか半旗とか、この作品こういう細かい所に凝ってますなあ。作中でどの程度の時間経過があったのかはよく分かりませんが、確かに父である国王が死んだのですから、まだ服喪期間であってもおかしくはありませんな。
リリアーナはトゥランのアデスへの従属を宣言。トゥラン兵の歓声にファムやミリアの反論も押し切られる事に。これはミリアの人望が無かった(^^;というよりは、ヴィンセントが皮肉ったように、トゥラン兵士の中にアデスの息がかかった人間を忍び込ませていたんでしょうなあ。どうやらあの兵士は逃げ延びたトゥラン兵士や志願者をかき集めたようですから。思わぬ出来事に遭遇すると人間は一瞬、人事不省になり、成り行きに流されがちになるというのを利用したという感じですか。
忍び込ませていたのは兵士だけではなく、謁見の間にアラウダをはじめとするギルド人もシルヴィウスに潜入。さすがの死に神シルヴィウスも内部からの攻撃には脆かった(;´Д`)。同時に高々度飛行を可能にしたアデス連邦第三艦隊がカルタッファルも急襲。ジゼの家族が心配です。
空賊拠点を連邦が直接攻撃しなかったのは、高度の問題なんですな。しかしこの作品、気圧の問題を無視してますなあ(^^;。まあ意図的なんでしょうけど。
ファム、ジゼはミリアを連れてシルヴィウスを脱出。
奪取するベスパを見てリリアーナが安堵の表情を浮かべる所を見ると、洗脳されていたり、あるいは完全にルスキニアに心酔しているわけでもなく、何か意味があってあのような態度をとったのでしょうな。
今回、アルが出てきた事を考えると、やはりエグザイル絡みか。自分が死ぬとミリアがエグザイルの鍵になる。それを回避する為、リリアーナは何かの決心をしたという事か。ミリアを絶縁したというのも、これからトゥランに起きる騒動に巻き込みたくなかったとも考えられます。
オープニングから察すにどうもルスキニアはリリアーナの為、覇道に走った雰囲気がありますからね。

逃げるファムたちは連邦のヴァンシップに襲われグラキエス国境へ。スクランブルしてきたグラキエス飛行隊隊長ディアンは何を思う。
部下を助けられた礼に今度はファムを助け、ファムたちがグラキエスに逃げ込み結果的にそれが同盟の切っ掛けになるという展開ですかね。

次回予告を見るとどうやら過去エピソードのようで。市場を駆けているのは幼少時のファム? そういえばファムの出生の謎というのもありましたなあ。

それにしてもディーオとアラウダの斬り合いは、お前等ギルドじゃなくてジェダイだろうと(^^;。

1 コメント

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やはり (ねこ(に)ふまれ)
2011-12-29 08:18:28
ディーオとアラウダの斬り合いは、そう見えましたよね(^^; ディーオは今作において、男主人公的な立場にいるような気もしますが、そうなるとファムとディーオ、どちらがナイトでどちらが王子様なのかなぁとか(^^;

しかし、気がつけば話ももう半分。次回のエピソードでようやくルスキニアの考えが少し見えてくるのでしょうか。

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