庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『クロムクロ』第七話

2016年05月24日 23時55分56秒 | Anime・特撮
そりゃ切った張ったの戦国時代生まれの剣ノ助と違って、由希菜は平和な現代日本で生活してきたわけですし、見知らぬ相手とはいえ、日本語を喋る人間が目の前で自爆したら、そりゃショックでしょうな。そのうえクラスメートもその時の被害で行方不明ですからね(;´Д`)。
まあフィクションで明確に死亡と断定されていないとなると、なんだかんだ言って生きてる可能性が高いのですが、異星人に拉致されてしまったか、あるいは国連にスパイ容疑で監禁されているかという可能性もありますな。
茉莉那ちゃん何事かと思ったら、特になんでもなしに代役の水着授業でしたか。しかしあの学校、やっぱり研究施設で働く各国関係者の子供たちが通っているようで、肌の色も様々でしたな。
ソフィーがまた葉隠を引用しましたが、葉隠の成立は江戸時代の18世紀。戦国時代出身の剣ノ助は知らないわけですな。葉隠自体、江戸時代に官僚化した武士の処世術を説いたものという解釈もありますからね。そういえば葉隠には、当時の武士社会では必須だった衆道の作法も記されていたと聞きますが、ソフィーはちゃんとその辺も読んだのでしょうか(^^;。
それにしてもソフィー、見事な絶壁でしたなあ(^^;。

もっと引っ張るかと思われたエフィなんとかの皆さん。今回は軌道上のステーションで対策会議。
四五〇年前に来たのは先遣隊で、どうやらそれが壊滅。地球人類の発展速度は彼等の予想を凌駕しているようです。
ヒドゥがクロムクロをグロングルと呼びましたが、どうやらそれはクロムクロそのものではなく一般名詞ぽいですね。人型大型機械全体を指すのがグロングルでしょうか。
またエフィドルクの皆さんは、どうやら地球で何かを探している様子。研究所ではエフィドルクのジオフレームが降下した地点には、重力のプラス異常があると言ってましたが、何か巨大質量が埋まってるのでしょうか。『アイドルマスターゼノグラシア』で月の重力異常地点にiDOLのコアが埋まっており、その調査中にコアが暴走して月が吹き飛ぶ=ロストアルテミス事件が起きたという設定を思い出します。
エフィドルクの一人が「くるるいし(枢石?)」を回収したと言ってましたが、地球側の報告では何かを持ち帰ったような報告はされてないようですね。地球側からみると大した価値のないものなのか。またはどこかの国が密かに発掘していたものを奪われ、いまだに隠蔽してるのか。
エフィドルクを見てると、他の星からやってきたのは、あのステーションとジオフレームなどのメカだけで、乗員は本星からのデータと現地で採取した地球人の遺伝子から生み出されたクローンではないかとも思いましたが、はてさて。

由希奈とお母さんのやりとりは、『エヴァンゲリオン』でのシンジとゲンドウを性別逆転させたように思えますね。でもシンジと由希奈との決定的な違いは、まだそれほど世界がせっぱ詰まった状態ではないこと。そして由希奈にとっては敵は人間だということ。妹や叔父の存在、そしてなんだかんだ言って剣ノ助がいることでしょうね。不器用ではあるものの、戦いには馴れていて、女性を巻き込みたくないという剣ノ助は、由希奈にとって救いになってくれそうですが……。
ラストでは由希奈失踪Σ( ̄□ ̄;;;)!! まあそれこそ『エヴァ』のシンジではないですが、以前の描写にもあったように国連関係者が警護していそうですが。
エフィドルクは全世界に対してクロムクロの返還を要求。地球側にしてみれば、まだそれほどの被害が出ていないうえ、見返り条件が提示されていない(撤退するとも言っていませんし)事を考えると、即要求を飲むとは思えませんが、全面攻撃があると強引にクロムクロを奪取しようとするところも出てきそうです。冒険王版『グレートマジンガー』みたいな展開にならなきゃいいのですが(;´Д`)。