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レイバーネットの記事から しっかり憲法を守れ

2011年05月11日 | Weblog

「非常事態」を口実に「参議院憲法審査会規定」強行を許してはならない!

 

 5月10日、参議院議員会館で「参議院憲法審査会規定強行策定反対緊急院内集会」が開催され、100名が集まった。(主催:5・3憲法集会実行委員会)

 民主党は、5月2日参議院議院運営委員会に正式に「参議院憲法審査会規定」策定を正式提案した。そして、13日(事実上は18日)に国会に上程し採決する動きを見せている。これが実行されれば、すでに衆院で可決された憲法審査会規定とともに憲法改悪に向けた動きが実態として開始されるのである。

 民主党は、2009年に衆議院で憲法審査会規定が可決される際反対をした。また、2010年5月に改憲手続法が施行された当時も、与党として野党自民党が憲法審査会の始動を執拗に求めてきたにもかかわらず、参議院での審査会規定の策定にむけた動きは示さなかった。今回民主党がこのような急変貌を遂げた背景には、昨年の参議院選挙の敗北により議会「合意」形成が思うようにいかなくなったことから、議会運営戦術として参議院憲法審査会規定に応じるという衝動が働いたと考えられる。

 しかし、自民党の改憲派からは、今は「非常事態」であるから「憲法改正が必要」という声もあがっており、もし今憲法改悪の動きを許すならば国家権力を強大化させること、つまりさまざまな憲法理念を否定することで今回の原発震災危機を乗り切るという危険な策動に手を貸すことになりかねないのだ。

 集会では、「改憲手続法を参議院で議決した際の18の付帯決議、これも民主党が決めたものだが、その中の例えば国民投票の最低投票率の問題など、施行までに決めなければならなかった案件が全く議論されていない」(日本共産党井上哲士参議院議員)。「非常事態だから憲法改正が必要なんてとんでもない。非常事態宣言がなかったから原発事故の終息が遅れているのではない」(福島瑞穂社民党党首)という意見が出された。

 今必要なのは、「世界に誇る日本国憲法の理念で、原発震災を終息させ復興させること」(社民党山内徳信参議院議員)なのだ。

 民主党は週明けにも参議院で憲法審査会規定策定を強行しようとしている。集会を主催した5・3憲法集会実行委員会は、参議院議員運営委員全員に「参議院憲法審査会規定の策定をしないでください。」のFAXを送ろうと呼びかけている。(参議院議員運営委員名簿は以下・湯本雅典)

動画(UnionTube)

 

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