クルマのサスペンションと長いお付き合い

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ランサーでダートラ参戦

2012-04-02 22:57:46 | イベントレポート

ランサーでダートトライアルに参戦する予定にしているが、
このランサーと私の運転とは相性が悪い、だから嫌いである、と
言い放っただけでは何がその理由なのかがわかってもらえないだろう。
自分の思い通りにならない車は、単に嫌いと言っているように聞こえるし
運転のレパートリーが少なく、融通の効かないわがままなやつ、
と思われるのも ちょっとくやしい。
運転の融通はそれなりに効くつもりだが、“こだわり”はある。
ランサーは、このこだわりにうまく答えてくれないから、面白くないのだ。
旋回姿勢を作る時のヨーコントロールが、まず思い通りに行かない。
頭を入れ、リヤをせり出して外側タイヤに荷重を載せたいときに
まず頭が入らないからリヤも出ない。
そのうち出るのだが、ある時間をもってリヤが連続して角度を増やしてくれれば
グリップの一番おいしいスリップアングルで止めて、理想の車両姿勢が作れるのに
リヤが出始めると、一気に大きく出る。
一瞬だが大げさなカウンターステア-をあてる。
深いドリフトアングル は失速する、無駄な角度だ。
そこでリヤが出過ぎないようにターンインのアクションを控えめにすると
今度はアンダーステアー一点張りの旋回姿勢になる。
ドアンダーかドオーバーのどちらかを選びなさいと、コーナー進入のたびに
せまられている気分だ。
こだわりはおいしいスリップアングルを使った走りを組み立てたい。
しかしその操作が私は出来ないのだ。
4WDでドオーバーステアーは駆動抵抗を一気に増やし、パワーが食われる。
ランサーのターボトルクのおかげで、前に進むことは出来るが美しくない。
ハッキリ言って私はこの部分にこだわっているし、ワガママです、ハイ。 

 



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