義務感を嫌う心

2007-11-21 01:25:39 | 感想など
会社が修羅場だったり重要な仕事の納期が迫っている場合には、休みであっても出勤した方がよい場合が少なくない(断っておくが、以下は無給で休日出勤する場合の話だ)。こういった時「明日は来るの?」みたいな話をされると、自分も必要を感じているので行くと答えるのだが、必ずと言っていいほど出勤するのが億劫になり、事によっては行かない場合もある。


とはいえ、これだけなら要は自分の安請け合いが原因なのであって、特筆すべき話ではないように思える。しかし興味深いのは、出勤すると言っていなかった場合には、かえって自然に出勤できたことである(必要だから行くしかないわなと自然に身体が動く)。


(細かい状況が違いはするが)無給の休日出勤という点では全く同じ行為にもかかわらず、なぜこのような違いが生まれるのだろうか?前者は前もって宣言することによって本来ボランティアであるはずの行為が約束、あるいは義務となってしまうが、後者はただ己の判断に基づいて出勤する状況にある。とするならば、前者にのみある義務感が、マイナスの感情を引き起こしているのだと推測される。


以上の対比から、自分には義務を嫌う傾向があると言えるだろう。これには、以前書いた予定調和への否定的反応も関係している可能性があるが、それはいずれ別の機会に考えてみたいと思う。



にしても……そんな俺がよく社会人やってられるなあ(苦笑)
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