元町中華街:終点にあるものは…

2010-08-22 18:54:19 | ぶらり旅

等々力二子玉川に東横線で行く時いつも気になっていたのは、終点の「元町中華街」だった。
これは渋谷時代に逗子に行きたくなったのと同じ心持かとも思うが、一方で田園都市線の「中央林間」などには全く食指が動かないから、何かしらの+αが必要なのだろう(例えば逗子はカルタグラ、中華街はPhantom of Infernoという具合に)。まあそれはさておき、元町中華街行きは一度失敗しているので、今回は寝ないことを意識して特急に乗り込んだ。


それが幸いしてか、無事に終点で降りる(まあ折り返すまで起きなかったこと自体が異常なんですがねw)。地上に向かって階段を上る途中で、「人形の家」というポスターを発見。この名前を聞くと大体の人は(a)ストレートに人形、(b)イプセンの作品のどっちかを連想するのかもしれないが(え、全然違う?)、俺はこの歌を想起した。というわけで(?)、しばらくは頭の中で延々リピートで「埃にまみれぇたぁ」が流れ続けることになった。


さて、地図を見るとこんな感じ。



じゃあ最初は海から攻めて、そっから中華街行く事にするか。最初にちらっと見えた門。



おお、何かスゲーそれっぽいぜ。後から行ったるけんもう少し待っとれよ。で、港の方へ歩くと



こんな感じで公園になっていた(なぜかここでクラスメイトが流れ始める)。ジョギングをしている人、ペットを散歩させている人、ベンチでまったりしている人、中には上半身裸の老人など強者もおり、そのカオスっぷりがおもしろい。海や船に目を向けてみると、





鳥が並んで止まっているのがなかなかにかわいらしい。その辺を歩いていると、どうやら観光の遊覧船が出ていることがわかったので、久しぶりに船に乗ってみることにした(2005年にトルコからロドス島に行った時以来だから実に5年ぶりだ)。40分ほど待ち時間があったので公園でまったり。木漏れ日を楽しみながらだらだらと日光浴。



時間がきたので船に乗り込む。てゆうか客が超少ないんですけど。確かに今日は日曜じゃない(はずだ)が、それでもこの入りじゃあ採算合わないんじゃ…まあスペースを気にしないでまったりできるのはいいんですけどね。船内に入ってソファーなど見てみると、結構あからさまに傷んでいたりして萎えるwメンテナンス費用大丈夫デスカ?いや、そんな姑みたいなことしてどないすんねん。足元なんかはどーでもええんじゃ。今は海しか見ないぞと外に目をやる。



まあこんな感じで。ちなみに客の少なさは杞憂で、途中の港から大学生(?)の集団がごっそり乗ってきて賑やかになったんだが、その港の近くに独特な外観の建物があり、船を降りた後さっそく向かってみた。





なかなか雰囲気はよいね。ちなみに中は普通のショッピング街という感じでした。


その後中華街へ向かう予定を変更し、ふ頭へ向かう。その途中で県庁(だったか)を撮影。




ふ頭の近くでこんな広告が。



「アクメ貿易」って何なんだ!?「お前のimportantなところにキツイのをくれてやるぜ!」「中はやめて!」とか妄想を全開にしながら、先っぽへと向かう。





海はいいねえ。30分ほどダラダラしたところで引き返して中華街へ。



休日でもないので人はまばら。別にショッピングや熟食が目的でもないので雰囲気だけ味わいながら歩く。





と気になった建物だけ撮影。


さて中華街を抜けると、その先には川があって、さらにその先には地面がレンガ造りの商店街が並んでいた。そこを抜けると



というように丘に向けての道が続いており、外国人墓地とともに独特な雰囲気を作り上げている。にしても、この路地裏空間いいわ。思わずトリップしてしまいそふ(元町中華街は、港よりも中華街よりも、川向うにあるこの商店街と丘が作る町並みが一番印象に残った)。


道を上り切って、海の見える丘公園へ。日の傾き始めた町並みをしばし眺める。



その後、丘の途中にあるアメリカ山公園に戻り、そのままエスカレーターで駅へ。


元町中華街は予想してたよりもずっと良かった。今度はもっと時間をかけて回ってみたいものだ。


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