褐色狂の詩

現在の自分の褐色好きについて、これまで「褐色崇拝の源泉」、「褐色反転衝動」、「褐色崇拝に関する一考察」、「続　褐色崇拝の源泉」を書いてきた。この記事もまた、その不毛の系譜に連なるであろう。


＜登場人物＞
D＝ドドリア　　　　Z＝ザーボン


D
こないだ脱衣麻雀の記事を書いた後久しぶりに麻雀ゲームをインストしてみたんだけどさ、臭作の萌子とか出てきてすごい懐かしかったぜ。


Z
萌子って何度も話題にしとる褐色の子じゃねーか。そりゃあさぞかし麻雀に熱が入ったろうね。


D
いや、それが全然そんなことなかったんよ。てゆうか、よく思い出したら原作やってた時も萌子に反応した記憶がないんよね。


Z
ほう、さよか。臭作が発売されたのが1998年やから、高２の時にプレイしているんだな。てことは、褐色崇拝はその時まだ発動していなかったと推測できるわけか。


D
そうだね。臭作という作品そのものに興味が持てなかった可能性も考えられるけど、高田絵里に反応している以上は違うだろうし。


Z
ゆえに、褐色という要素自体に興味を示さなかった、と考えられるわけか。絵里への反応もおもしろいがな。果たしてポニーテールで全て説明できるのか、と。


D
多分説明できないんじゃないかしらん。まあ高校時代はそんなもんだ。次に大学時代だが、「オーキッドエンブレム」と「リトルモニカ物語」を分析の材料として発掘してきたぜ。


Z
うわぁ、「ワーズワース」に輪をかけてマニアックなのが出てきやがったよ。で、そりゃあどんな感じなわけ？


D
まず時期的な話をすると、「オーキッドエンブレム」を見たのは大学３か４年の頃で、これに出てくるエミに反応した記憶がある。そんで大学２年でプレイした「リトルモニカ物語」は、墓から蘇った褐色のねえちゃんに微妙に反応して、それがなぜなのか訝しく思ったことを覚えているぜ。


Z
なぜ訝しく思ったの？


D
本当にちょいキャラだったんで、内面的な部分がどうこうという余地がなかったし、露出の面でもちょっとした一枚絵だけで終了だったのよ。じゃあ一体何に反応したのか、と。「オーキッドエンブレム」のエミはそのままエロなので別段疑問に思わなかったけどね。


Z
ああ、なるほど。今考えると、それは光沢への反応も関係していたんだろうね。ところでその「リトルモニカ物語」、中学英語の教科書に載ってたスペイン人女性への反応と類似してそうだな。


D
というと？


Z
以前に書いたスートラとかエポ、あるいは今回のエミってのは明らかにエロを強調する描かれ方をしているから、必ずしも褐色に反応したとは言えない部分がある。しかし、リトルモニカの褐色ねえちゃんはそういう要素が比較的薄いんで、褐色という特徴自体に反応した可能性が高いよね。しかも、それまで意識していなかったDQ4のマーニャへの反応が起こったのもだいたい同じくらいの時期だから、リトルモニカが褐色崇拝の源泉と絡んでいて、かつマーニャのそれとも深く関わっている可能性は高いと言えるんじゃないかな。


D
なるほど。そうすると、今回は
「高校二年の時点では褐色崇拝がまだ生じておらず、一方で遅くとも大学二年にはそれが始まったと考えられる」
という結論を出してよさそうだね。ところでさ、萌子の件で思い出したんだけど、実は褐色以外の部分ではおもしろい反応を示しているんだよね。


Z
じゃあそれを次回扱うことにしようか。