杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

6月の日記1 杉森神社の結婚式

2014-06-02 05:33:09 | 日記

6月1日

昨日に続いて猛暑になりました。

社務所でまず休憩をしていただいた結婚式参列者。

定刻5分前。社務所前に列立(神職、巫女、新郎新婦、親族)して参進。

杉森神社では12年ぶり、わかっている記録では3回目。

本日は地元氏子さんの結婚式が杉森神社で行われました。

 

過疎が進む河内町。そんな中で地元の氏子さんが結婚奉告を神社で行いたい旨の依頼があったのは昨年でした。

以来、コツコツと今日の日のために準備してきました。

 

月次祭参列の氏子さんをはじめ10名近くの氏子さんたちが見守る中、午前10時結婚式が始まりました。

修祓、宮司一拝、献饌、祝詞奏上と巫女の典儀に基づき、粛々と祭儀が進み、

三献の儀は、新郎新婦新郎、 新婦新郎新婦、 新郎新婦新郎と正式な方法で契を交わし、

誓詞は、新郎の神職顔負けの作法により、声高らかに誓いの言葉を奏上されました。


新郎新婦、両家親族代表の玉串拝礼の後、

親族固めの盃。巫女が練習通り、一人で新郎、新婦親族、新婦、新郎親族に御神酒を酌み、一同起立の上、「おめでとうございます」の唱和により杯をあげられました。

撤饌、宮司一拝、そして丁重に何度もお祭りを重ねた「夫婦守」を授与し、地元醤油の参拝記念をお渡しし祭典は無事終了。

みんなで拝殿前で記念撮影

 

 

そして祝詞でも奏上された夫婦杉のそばで記念撮影。

厳かにお祭りができたのは、巫女、新郎新婦、そして参列者が心1つになったお蔭であります。感謝感謝!

 

そして氏子さんのご協力により、早々月次祭の準備にとりかかり、神饌をすべて変え、改めて水無月朔日の月次祭を斎行しました。

そして神社で用意した弁当を社務所で食べ、今日のお祝いのお話で盛り上がりました。

 

今日は、午後からも初宮詣でがあり、祝い続きの佳き日となりました。

カモンケーブルさんも撮影に来られ、田舎で行われる小さな結婚式。都会に負けない厳かな祭典の中、若い夫婦が生まれ、河内もまた一つ元気の素が生まれました。

 

河内町、これからまだまだ盛り上がりますよ。みんなの力で!