つばさ&すばるママの日記

毎日の出来事、本の紹介、手作り作品の紹介

ツマグロヒョウモン、二匹目の羽化

2007年03月29日 | ツマグロヒョウモン観察記
********************************
これは、ツマグロヒョウモン観察記となります。
蝶になったツマグロヒョウモンは、
基本的に隠し画像とはなっておりません。
さなぎや、アップの写真は、今まで通りの隠し画像となっていますので、
花の写真をクリックしてご覧ください。
それでは、美しいツマグロヒョウモン蝶をお楽しみください。
********************************

ツマグロヒョウモンのさなぎは、一匹目が月曜日に羽化した。
無事に羽化して放してやったことには満足感があったが、やはり、羽化の瞬間を見逃したことはいかんともくやしい。

そこで、つばさとつばさ&すばるママは、考えた。
まだ一匹いる。
さなぎがゆれ始めているから、早晩羽化するだろう。
蝶は、朝早く羽化するかもしれない。
つばさ、明日は早起きをしよう。
羽化が始まったら、すばるをたたき起こそう。

5時起きのつばさと、つばさ&すばるママ。
起きている時は、常にさなぎが気になる日となった。
ケースを動かすと、さなぎはぴくぴくとゆれる。
さなぎの模様も、なんだか始めの頃とはちがい、羽の模様のようだ。
それでも、曇り空の肌寒かった火曜日には、羽化しなかった。

              (写真をクリック:羽化直前のさなぎ)

           (写真をクリック:脱皮してさなぎになった直後)
つばさ、きっと明日だ。
明日も5時に起きよう。
天候も回復し、湿気もなくなり、暖かくなる明日には、きっと羽化するにちがいない。
眠い目をこすり、二日目の早起き。
それでもさなぎは羽化しない。
つばさとすばる、塾に行くぎりぎりの時間までねばったが、さなぎのままである。

二人が出かけて家の中は静かになった。
時折、さなぎが激しく揺れる。
いつでも大丈夫なように、三脚にデジカメをセットして、さなぎのケースも持ち歩いていたのだが。
お昼ごろ、つばさ&すばるママがトイレに行ったすきに、蝶はさなぎから出てきた。
前回もそうだったから、さなぎは人の気配を敏感に察しているのだろうか。
さなぎから出てくる瞬間はのがしたものの、羽が次第に伸びていく様子を是非に。

                      (写真をクリック)

                      (写真をクリック)

                      (写真をクリック)

ツマグロヒョウモンの羽化

2007年03月29日 | ツマグロヒョウモン観察記
********************************
これは、ツマグロヒョウモン観察記となります。
蝶になったツマグロヒョウモンは、
基本的に隠し画像とはなっておりません。
さなぎや、アップの写真は、今まで通りの隠し画像となっていますので、
花の写真をクリックしてご覧ください。
それでは、美しいツマグロヒョウモン蝶をお楽しみください。
********************************

26日月曜日は、つばさも、すばるも家にいた。
一匹目のツマグロヒョウモンの幼虫がさなぎになってから2週間。
そろそろ、羽化の時期である。
つばさも、すばるも、つばさ&すばるママも時々さなぎに目をやってその時を待っていた。

昼までは、確かにさなぎだったのだ。
さなぎは、つばさの机の上にいた。
つばさが、トイレに立って少しすると、すばるが、
”なんだか、へんな音がするよ。”

気のせいだよきっと、と書き物の手を止めずに答えた。

少ししてすばるが、
”蝶がいる・・・・・。”

それは、午後3時ごろの出来事。
つばさも、すばるも、つばさ&すばるママも気になりながら同じ部屋にいたはずなのに。
すっかり羽も伸びた蝶。
本当にひっそりと羽化した。

蝶は、羽化した後の時間は短い。
手元において観察したい気持ちもあるが、やはり大空に返してやりたい。
つばさも、すばるも、にっこりと笑って返してやるという。
写真をたくさん撮った後、庭のノーズポールの上にそっと乗せてやった。

花の上に乗せても、蝶はじっとしている。
すばるがそっと花を揺らすと、蝶は羽を広げた。
美しい模様が現れて、ツマグロヒョウモン蝶のオスの誕生である。

さて、その後のツマグロヒョウモンのオスであるが、
あくる火曜日は当地は、曇り空の肌寒い一日。
ノースポールの上でまだじっとしていた。
つばさも、すばるも少し心配そう。
そして、水曜日。
暖かな日差しが戻ると、ツマグロヒョウモンは、これまた誰も気がつかないうちにどこかに飛び去っていった。