blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

戦争は終わった

2023-04-19 21:37:42 | 日記
同じ職場にいた同僚氏との戦争は終わった。
もう彼と会うことはない。
混乱の責任は私となり、私が職場を去ることになったからだ。

金曜に続き火曜にもド派手に衝突してしまい、私自身は人生一回やっても浴びないようなおびただしい量の罵詈雑言、中傷発言、否定のための否定、挙句の果てには作業帽をかすめるように右手まで飛んできた。
現場の管理者である社員さんが飛んできて、いちおうは双方の言い分を聞く機会はもらえたが、午前で帰らされた私のもとに、当初私と会社をつないでくれた担当者からの電話があった。

狭苦しくてロクに整理もされていない担当者の車の後席に押し込められた私は起こったことを淡々と話したが、担当者から返ってくる言葉は「どうすればいいと思う?」という短い質問だけだった。
何をどう話したところでもう私を辞めさせようとしていることを悟った私は「私が消えればいいんですね」と返した。

新しい現場に移ってふた月足らず、ルールもロクに守らず間違いを多数起こしてきた現場の日々の進め方は私から見れば理解を超えるものであった。
秋から冬は業務的には閑散期でたまたま直近の半年近く間違いは出ていなかったとはいえ、物量が増える春夏以降は「また出るな」と感じていた。
ひとたび間違いが起これば有無を言わさず全員が対策のための話し合いに巻き込まれる。
そんなのはイヤだから、軽率だったり手抜きだったりの扱いには時々は声を上げてきた。
ただ、受け取る側にとってはずいぶん見下ろされたような感覚になったらしく、結果的には「総スカン」となったため、ケンカの責任と合わせて私がいなくなることが唯一の解決策ということになった。

長らく培ってきた自分たちの空気、自分たちのやり方とやらが原因でさんざん間違いを起こしておきながら、新しい空気を持ち込んだ人間がイヤだったというならそれは仕方がない。
しかし、私のケンカ相手となってあれほど職場で騒ぎ散らした同僚氏は、何のペナルティーもなく排除もされず通常の仕事をしていることが分かった。
いくら何でも同じ現場で一気に2名も人員が減ってしまっては、実務などやりたくなくて仕方がない正社員様たちが困るからだろうと推測できた。

1年半たらずという短い間ではあったが、これ以上仕事に対する思い入れとやらを叩きつけても何の報いもない職場だろうと思えるから、こうなったことについては気持ちの整理はついている。
現場が変わって以降、以前の現場を仕切るリーダー氏とは「音信不通」状態(当人が私を敬遠しているため)であったが、こういうことになったのでせめて挨拶と思い電話をしてみるものの何度かけても出ない。
いらないとなればそこで終わり、1年半の積み重ねに、ウソでも形式でも、何のねぎらいをするつもりもないらしい。
このままズルズル在籍したところで得るものなど何もないのは明らかだ。

私自身、何かと摩擦を生みやすい性分であることは理解しているし、言ってしまえば他人が寄り付かないタイプであることも自覚している。
今こうして、あまりダラダラするつもりも余裕もないものの、少し頭を冷やす時間ができた。
ロクに会話もしないうちから、裏で「何か雰囲気が違う」などと陰口を言われてしまう人間は、通り一遍ではない、もしかしたら今は頭の片隅にもないようなことに打開のカギがあるかもしれない。
何はともあれ、まだ生きていきたいし、生きなければ親不孝になってしまうので、限られた時間の中で大いにもがいて悩んで、何かしらの答えを出していかなくてはならない。

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世の中の何割かは

2023-04-17 21:27:11 | 日記
週初めの仕事は特に遅れもなく終わった。
先週末にひと悶着あった同僚氏とも今日は表向きは何もなく無難に過ぎた。
こちらとしては、何をどこまでイジれば爆発するか分かっただけで十分であり、いわば戦力分析はできたわけで後は状況に応じて繰り出す材料を変えればいい。
日常のゲスな会話も要点は押さえて記録してある。
他人の外見をとやかく言っていることも多いが、私から見れば当人もたいそうな外見をしている。
キモメンという言葉があるなら、そっくりそのまま当人に差し上げたいくらいだ。

当人の伝説と言えば、個人的な荷物の受取先を会社にしていたことがある。
よほど自宅の家族に見られてはマズイ種類のものだったのかは知らない。
それだけなら事情が事情とも言えるが、直接当人がいる現場に届いたのかと思えば本社機能がある別の場所に届いてしまった。
しかもこの節便利な決済手段などいくらでも選べるのに、代金引換なる古典的な方法を使っていたため、本社の人間がいったん代金を建て替え、後に現場の管理者が当人から代金を徴収して本社に出向くことになってしまった。
さすがに本社と派遣元の担当者からはきつく怒られたらしい。

こういう行いを平気でする人間は常人の理解の範囲をすでに超えており、少なくとも10人いれば8人まではまず「ドン引き」であろう。
しかし世の中とは不思議なもので、こういうどうしようもない人間を「シャアないやっちゃな~」と言いながら結構かわいがる人間がいて、これが10人のうち1人くらいである。
ザックリ言えば、世の中は常人が8割、煮ても焼いても食えないどうしようもない人間が1割、どうしようもない人間をなぜかかわいがる人間が1割、となる。
通常なら誰にも相手にされないような人間であっても、たまたま「かわいがりタイプ」の人間が周りにいると当人はその人から離れられなくなる。
普通なら受け入れてはもらえないところを受け入れてもらえるとなればそこになびくのは人情というものである。
いいのか悪いのか、たまたま今の現場にはかわいがりタイプの人がいるため、当人はそういう貴重な人は決して離すまいと毎日毎日その人の金魚のフンのように行動している。

しかし当人には酷だが、かわいがりタイプの人間はどうしようもない人間を「心から」かわいがるのではない。
こんなどうしようもないヤツはまかり間違っても自分のレベルは超えて行かないだろうと「安心」できるからかわいがる。
仮にも一緒に日々仕事をする間柄であれば、そこには意識せずとも競争が存在している。
いくら自分の手の内を明かしたところで競争相手にはなってこないだろうと思われているからこそかわいがられるのであって、そういう意味ではどうしようもない人間というのはトコトン骨の髄までナメられているわけだが、当人は残念ながらそれに気づくことができない。

当人も、今はたまたまかわいがってくれる人がいるから現場でデカいツラをしてふんぞり返っていられるが、その人も遅くても今年いっぱいで現場を去ることになっているから、その後は当人にとっては地獄であろう。
「その時」を見据えて自分が先頭に立ってやらなければと張り切るのはいいが、いかんせん実力が追い付かないため毎日毎日お小言を頂戴するハメになっているし、私なんぞに一方的に対抗心を燃やすのはいいが、そんなムダなことをしても返り討ちにあって自分がヤケドしてしまうのは先日思い知ったはずである。
まずは自らの現在地を把握し、いらぬ背伸び、知ったかぶり、見栄っぱりの性分を変えないことには私が特別なことをしなくても「自動的に」当人のはるか上に行ってしまう。
自分の中で燃やした火が自分について「ヤキブタ」になってしまっては笑うに笑えないというものである。

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そして戦闘へ

2023-04-14 22:22:23 | 日記
金曜日は通常午前はバタバタするが午後はタダもらい同然にヒマである。
ところが今日は事務方のメンバーが少々欠けただけなのに伝票がなかなか出てこなかった。
以前から「手が遅い」とウワサされている某女史が、よりによって顧客対応で長電話となり予定よりも1時間以上遅れてのスタートとなった。
現場は伝票が道しるべだから、遅れている間は何もできない。
ようやく本格的に取り掛かった頃には時計の針は11時をはるかに過ぎていた。

さて、今の現場には年頃がよく似た小太りの同僚氏がいる。
私がやって来てからというもの、一方的な対抗心からか仕事のジャマになるショウモナイことを仕掛けてきていたのだが、人となりもつかめて来たのでそろそろ反撃に出ることにした。

氏は何につけてもオレがオレがと前に出たがる性格ゆえ、話の中身は誰も聞いていない自身の好みや偏見、知ったかぶりがほとんどとなる。
せっかくつるんでもらえている某ベテラン氏はじめ、誰がどんな話題を振ってもいつの間にか自分の話にすり変えてしまうので、私自身はもとより周囲は本当はウンザリしている。
半端な知識を振り回して熱弁したところで誰も聞いてないんだよ、とイキナリは言えないので、私はいい加減な部分は無視したり思い切り冷たく指摘したり時には舌打ちをしたりしてテキトーに「刺激」してきた。

当人のイライラがピークになったのか、いよいよ仕事の段になって私の進めていることにくだらないケチをつけて来たので、氏のメラメラと燃える対抗心とやらに油を注いでやることにした。
「誰かを意識しているうちはその誰かを超えることはないぞ」とアオってみたら、案の定見事に引っかかって、ドでかい声で口汚い言葉を吐きながら怒り出した。
私のつれない反応もジワジワときいていたようで何よりである。
あまりにも図星丸出しの反応を見て、氏には仕事に自信などなく他人に圧をかけ引きずり下ろすことで何とか生き延びたいという幼稚な世界観のもとで生きていることがよく分かった。

ワナにまんまとハメられて抑えがきかないくらいに腹を立てさせられたわけだから、氏が自身の正当性を仮にアピールするなら即座に周囲の人間や現場の管理者に訴えればいいのだが、なぜかそれはしない。
歪んだライバル意識からヨコシマな気持ちを抱きあの手この手で仕掛けていたので、さすがにやましい思いが先に立ち、ひとりで怒り続けるしかないわけである。

職場というのはお互いがプロとして技術とプライドをぶつけ合ってやっているので、切磋琢磨する過程で多少の摩擦は仕方のないことと思う。
ただし、氏が抱えるような非生産的な対抗心は揉め事しか生まないから絶対に許してはならない。
能力が他人に劣ると思うならまず自らが能力を上げる努力が必要で、それを放棄して他人から奪うとか他人を落とすとかは最低の所業であり、およそ人間とは違うケダモノの発想である。

氏のように、何の裏付けもなく毎日毎日大風呂敷を広げるだけ広げて何ひとつ実現できない生活というのはやっていて疲れないものだろうか。
恥じるという感情が少しでもあるならこんな生き方はとてもできないが、ないというなら毎日通う場所は会社ではなく病院かどこかということになるのかも分からない。
程度を超えれば知ったかぶりも虚言妄言と同じだからだ。

残念なことだが、氏はまだまだ、何としてでも私を落としたいようなので、戦闘状態はしばらくは続くだろう。
こちらとしてもチンピラ崩れのような人物に負けるわけにはいかないので、許される範囲、許される手段を使って徹底的にやりたい。
いびつな対抗心から来る不当な攻撃に泣き寝入りするわけには絶対にいかないのである。

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ご愁傷様

2023-04-12 21:29:43 | 日記
週の真ん中、水曜ともなれば物量は落ち着き翌日以降を見据えての動きが多くなる。
今日の分はサッサと片づけて木曜の大口送り込みの準備に取り掛かった。
作業としては首尾よく終わって、明日はトラックに積み込むだけである。

今日の分が早く済んだので明日以降の準備を始めたところ、某ベテラン氏から声がかかった。
要は一人でモノをどんどん進めるなということを言いたかったらしいのだが、仕事を前に進めて文句を言われる筋合いはなく、しかしその場は事を荒立てないでハイハイと流した。

作業をしているうちに明日の仕事に関する紙が見当たらないことに気づいた。
ベテラン氏に加え、いつも氏に金魚のフンのようにくっついているとっつぁん坊や然とした同年代の同僚がいるが、私はちょうど別の仕事をしていてその仕事には触っていなかった。
最初に触ったのがその二名であることは間違いはないので、どうしたのか聞いたが知らないという。
ベテラン氏は現場の管理者である若い社員のせいにまでしようとしていた。
よくよく管理者さんに確認したら、モノだけ意気揚々と準備したのにオンラインでの検品がなされていないということで当人がそっと保管していたらしい。
検品をしないということは、伝票がありながらロクに見てもいないということになる。
本当に数を確認しながら作業をしたのか、勢いまかせのやっつけ仕事ではないかと言われても仕方がない話である。

日頃から寄ってたかってどうでもいいような文句ばかり言われていた私は、ここはチャンスとばかりにその二名に詰め寄った。
検品作業と言葉にすれば難しい作業にも聞こえるが、手順としては伝票にあるバーコードと製品にあるバーコードを一回ずつ機械でスキャンするだけである。
長く同じ現場で働いていながら、そんな簡単なことも平気ですっ飛ばしてしまうレベルでは正直言って話にならない、というようなことを一気にまくし立てると反論は何も返ってこなかった。
自分たちの空気でやりたいという幼稚な願望のために他人にとやかく意見するなど、全員で決めたはずのルールすら守らない者には100年早い。
他人を不当に落とそうとして、それ以上に恥をかかされて落とされるという特大ブーメランを食らうことになったべテラン氏にはご愁傷様と言うよりない。
因果応報、この世はそういうふうにできていることが70を目の前にしても分からないのだからお気の毒なことだ。

この二名は男どうしいつもベタベタとくっついていて、ハタから見ていても気持ちが悪い。
会話の内容は朝っぱらから夕方まで、ゲスな話かその日の弁当のメニューか、あるいはとっつあん坊やの知ったかぶり丸出しの演説かである。
私は、朝礼の場では同類と思われるのがイヤなのでいつも離れている。

くだらないエロ話や知ったかぶりを聞いてくれる唯一の存在がお互いであるがゆえ、二人でいる時は二人ともとても饒舌で文字通りの無双状態となるが、どちらかが所用や病気などでいない時はウソのように静かだ。
小さな小さな部署でお互いを頼ってつるむことで力を得たように錯覚し、若手とはいえ社員さんにもヤクザまがいの物言いを平気でするのは集団心理と言うにはあまりにも幼い。

こういう一見仲良しに見える関係は、実はお互いを尊敬しあっているとか認め合っているということでは毛頭ない。
一緒にいてただただラクだから、自分にラクをさせてくれる人間だから、ゲスな話も聞いてくれるから、知ったかぶりでも相手をしてくれるからつるんでいるだけで、言葉は悪いが互いに相手をいいように利用しているだけに過ぎない。
この二名では聞いたことはないが、裏に回ればお互いを口汚くののしっているケースなど珍しくないどころかザラにあるのだ。
本人たちは決して口には出さないが、ひとりひとりバラしてしまえば絶対的な能力が高いわけでもなく、小さな現場で好き放題言いたい放題ができるのは管理者の若い社員が客観的にも今一つ頼りないからである。
仮に明日から現場に鬼のように厳しい管理者がやってきたらたちまち静かになってしまうだろう。

ベテラン氏は一年以内には現場を去ることが決まっているので、とっつあん坊や君のほうはその後は間違いなく力を失う。
偏見丸出しの主張や見え見えの知ったかぶりを聞いてくれる相手はもういなくなるし、仕事ぶりと言えば大切な製品をたびたび破壊はするわ、どうやったらこんな間違いをするんだということも平気でやるわで正直いない方がマシである。
言葉が非常に悪くはなるが、物事を考えて行うことができない上に自信だけは過剰にあって口だけは大きなことを堂々と言ってのけて、できるのかといえば実際はできない。
マトモな人間であればまず相手にはしないし、たとえ夜の街でも嫌われてしまうだろう。

私自身はこの二名はもとより、現場全員に嫌われてしまったところで何のダメージもない。
同じ年に10回以上も出荷間違いをするメンバーがゴチャゴチャ言うことなど何の価値もない。
プロの世界はあくまで結果、結果も出せていないクセに今もって決めたルールを守らないで仕事をする人間たちの言うことなど話半分でよい。
担当者の詰めが甘く失敗したが、過去にはその劣悪な勤務態度から社員さんの間で排除が画策されたほどの人間たちなので、定年という節目など関係なくある日突然消えていても私にとっては何の問題もないのである。

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レッドライン超え

2023-04-11 21:21:40 | 日記
我が部署の物量はけっこう季節的な要因が大きく、気候が良くなる今くらいから徐々に増えてくる。
いわゆる「太い客」の定例の出荷はさほどでもなかったが、当日受注のものが今日はやたらに多く、いつもなら週でいちばん忙しいのは月曜日というところ、今日火曜日が月曜日をしのいでしまった。
今日はたまたまレギュラーのメンバーに加えて他部署から一名が派遣されていたため、当日分の出荷はもちろん明日以降の準備も目標点まではしっかりと到達できた。
水曜日は当日受注は少ないので、それ以降に控える大口出荷の準備に時間をじっくりあてればよい。

我が部署が二つの現場に分かれていることは再三書いているが、私にとっては以前の現場のメンバーの一人にご不幸があり、その人は今週はお休みである。
私が抜けて一名減となったままのところに輪をかけて一週間も一名が欠ける状況、月曜は他部署からも人を借りて回したと聞いていた。
私自身はまだ今の現場に慣れ切ったとはとても言えないので、仕事が始まってしまえば以前の現場のことを心配している余裕はなく、多少の苦労はあっても何とか終わったのだろうとしか思っていなかった。

それでも一年以上を過ごした現場のことは気にはなるもので、出入りの運送業者の担当者にその現場の様子を聞いてみた。
すると「なかなか荷物が終わらないので先にこっち(今私がいる現場)に来た」という。
穏やかではないなと思ったので月曜はどうだったのかと聞いたら、本来は14時くらいでハケている行先の荷物が16時を回ったのだという。
担当の彼は通常アチラに行って積み込みをしてからコチラに来るのがお決まりではあったのだが、今日はずいぶん早くコチラにやって来た。
あまりにもアチラの進捗が悪いから仕方なくコチラに来たというのである。
何のことはない、ご不幸で一名が抜けたことでアチラの現場は全くうまく回っていなかったのである。

期間限定で来ているシルバー人材の方を除けばアチラの現場は三名しかいない。
三名のうち一名が抜けて二名となるだけでも一大事だが、アチラの管理者様は人数が全然足りているコチラに応援は一切頼まず、他部署から無理やり一名を引っ張るというお粗末ぶりである。
加えて管理者様に実務能力が皆無なので、アチラの現場で戦力になって動くのはシルバーさんを除けば実質一名+応援者という世にも恐ろしい状態であったから、作業が二時間も遅れてしまって運送業者さんがあきれてしまったのも無理はないと言える。

今日は、昨日アチラの現場で応援者となっていた人がコチラにやって来た。
コチラは通常、正直人数は足りていてシルバーさんすら必要ないくらいなのだが、月曜をしのぐ物量があったので結果的には大変助かった。
それでも、しっかり休憩を取る時間はあったので、その人にもアチラの現場の様子を聞いてみた。
すると、アチラの現場に月曜に応援に行っていると聞かされていた彼が月曜は行っていないという。
月曜の朝礼ではあたかも決まったことのように伝えられていた彼の応援は、実際は単なる管理者様の願望で、朝礼後にお願いに行ったものの彼が所属する部署が断ったから結局応援者を得ることはかなわなかったのである。
我が部署の管理者様は自分に都合の悪いことは決して口にしない。
応援者のアテすら外れてなすすべなく実質一名の作業者しかなくズルズルと出荷が遅れ運送業者さんに催促までされるという悲惨な状況になったことは無理からぬところだが、そんな格好の悪い話は決して管理者様本人の口からは出ないということである。

それにしても、日頃一緒に働くメンバーの一人が家族を失い悲しみに暮れているさなかに、自らが担当する現場の状況について公然とウソをつき平気でいられるというのはおよそ常軌を逸していると言わざるを得ない。
今朝は、こちらが聞きもしない面談の予定を言い募っていたが、面談や会議はしばしば現場の作業をしないことの言い訳に使われてきたので誰も信じていない。
ただ、今日は何やらものすごい肩書の方との面談と言っていたから、社員が恐れる某部署にすでに目を付けられていることも考えると、いよいよサラリーマンとしての「死亡宣告」なのかもしれない。

優秀な上司をあの手この手で利用するだけして、挙句の果てには退職にまで追い込んで今の部署を乗っ取った過去がある管理者様ではあるが、乗っ取った後の運営能力がゼロに等しいことが今の我が部署全体の惨状の根源である。
他人の意欲をそぎ自分の眼前から排除する能力はどこで学んだのかと思うくらいに洗練されていてある意味天才的とも言えるが、その他の能力が全くなければいずれは部署を破滅させる。
どうか部署全体が破壊させられる前にこの管理者様がいなくなってほしい。
地域をリードする会社を自負するというのなら、自浄能力というものを今こそ発揮してほしいものである。

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毒を以て毒を制す

2023-04-07 21:26:52 | 日記
今日の朝礼では、我々とは違う部署の業務中のケガについて報告があった。
転倒、打撲、切り傷、擦り傷などは現場仕事では付き物とはいえ、仕事中となれば程度によっては労災となり関係部署はその処理に忙殺される。
いくら何でも負傷したことそのものを責め立てられるようなことはないにしても、ケガや事故はないのがいちばん良いのは言うまでもない。

ケガといえば、今の現場にやってきてから一か月半、この短い間に2回も手の上にモノを置かれた。
1回は期間限定でやってきているシルバー人材の方、もう1回は現場の主力として働いている同年代の同僚である。
いずれも重量のあるものではなく置かれたところで手がつぶれるとか骨折するとかにはならないわけだが、他人の行為で文字通り痛い思いをさせられるとさすがに気分は良くない。
シルバーさんの場合はとにかく何かしなければという思いが強くて周りを見渡す余裕もなかったのだろうとは思うが、私よりも長く同じ現場にいて、しかも若い時からほぼほぼ現場仕事オンリーでやってきている人が、よく確かめもせず「人の手の上にモノを置いた」ことはにわかには信じられなかった。

そんなことがあった翌日の朝には、朝礼の終わり際に割って入る形でそのことについて話した。
わざわざ部署全員がいるところで名指しまではできないので、安全にかかわることと断りを入れ、口調は厳しくも言葉が激しくなりすぎないように気をつけたつもりだ。
話が終わり朝礼の輪が解けると、当初はゴメンゴメンで済ましていた当人がアタマを下げてきた。
しかし、それは形だけで、現場に移動してからは管理者の若い社員さんをつかまえて延々と不満を言っていたようである。
当人は声が大きいので壁を隔てていても中身は聞こえてきた。
普通なら笑い話で済むことだとか、人前で話すのは(私の)性格が悪いだとか、好き放題も甚だしいものだった。
日頃から威圧的というのか恫喝まがいの言動も多い当人のことだから、あんなヤツ(=私)追い出せくらいのことも言っていただろう。

そもそも当人の「普通なら笑い話」という感覚はどうしても理解できない。
事柄を交通事故にでも置き換えてみればよい。
交通事故を起こせば、たとえワザとではなくても何らかの責任は免れない。
ワザとではなくても、モノの扱いを誤って相手の利き手をつぶしたとか骨折させたとかになれば笑い話では到底済まされない。
軽い箱を手に落とされたくらいで何を怒っているんだなどと考える人間は、もし自分が落としたモノにもっと重量があったらどうなっていたかという想像力すら働かないのか。
人としての感性において、重なるところがほぼゼロという人間にはなかなか出会えるものではないが、どうやらここに来て目の前に現れてしまったようである。

当人に関しては、私が来た当初から怪しい動きはあって、私が袋詰めをした製品にこっそりカッターで穴を開けたり、実際には起こしていない間違いを起こしたかのように言ってきたりしていた。
そんな経緯があっての「手の上にモノ」であったので、申し訳ないが当人の一連の行動は敵対行為であるとみなさざるを得なかった。
どういった思いからかは知らないが、縁あって出会った仲間にあえて敵対しようというならこちらも黙っているわけにはいかない。
ただでさえ粗暴な言動が多い当人が現場内でますます増長してしまうと私が私自身を守っていくことができなくなる。
マトモではない人間にはマトモな手段は通用しないのだから、多少の無理筋は気にせず、アタオカと言われてもおかしくない手段にあえて打って出たということである。

人間には争いは付き物と考える私にとって、場合によっては毒を以て毒を制すことも生き抜いていくためには必要と考えるのはごくごく自然な成り行きと言える。
摩擦を恐れていては職場という戦場を生き抜いてはいけない。
コイツはキレたら何をするか分からないと思わせておくだけで、少なくとも数か月くらいは安全に過ごすことができる。
みんな仲良く和気あいあいが良いなどと言っていて、ある日突然足をすくわれても助けてくれる者はいないのである。

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戦いの日々へ

2023-04-05 21:35:20 | 日記
会社の会計年度とは別に、世の中的な新年度が始まった。
現場が変わって一か月半が経ち、そろそろ基本的なことはつかめてきた中でギアを一段上げて臨んでいるここ数日ではある。

今日は、当日出荷分はもちろん明日以降の大口出荷の準備もあった。
以前の現場では当然ではあるが当日分を優先するように教えられていたので、意気揚々と伝票をかっさらって出荷作業をしていた。
すると、現場の某ベテラン女史が「まだ量がたまってないから今日の分は後でやれ」と言ってきた。
いやいや、分量が多かろうが少なかろうが当日の分から出していって何が悪いのだと思っていたところ「あんまり早々と作業が終わったらやることがなくなる」と言い出した。
仕事なのだから早く終わって損なことなど何一つないとは思うが、今まで自らがコントロールしていた段取り的な部分に触れられたのが気に障ったということらしい。

その後もあまりにネチネチと言ってくるので、「(私のことが)気に入らないんだったら(以前の現場に)追い出せや!」と言ってやったらそれ以上は何も言い返してこず黙りこくってしまった。
この女史が他人のやり方にしつこく口出しするのは、職場にとっていいか悪いかという次元ではなく単に自分が気に食うか食わないかという次元からであり、指導の名を借りて他人を攻撃することが目的という意地汚いものであることがバレたから何も言えなくなったということであろう。

今の現場に移ってきてからひと月半経ったが、私自身が間違った品種を出してきたとか間違った数を出してきたとかという場面はただの一度もない。
以前の現場も含めて一年半の間にあっても、自分が関わった作業で外に響く間違いをしたことはやはり一度もない。
新しい現場で最初から余裕しゃくしゃくなどということはさすがにあり得ず、出荷作業と直接は関係のないポカはあるものの、仕事そのものではミスはしていない。
新しい人間が来たからと指摘したくてしょうがない人間ばかりの中、これまで指摘されたのは「品種と数を間違わずに出す」という仕事の本質とは別なこと(ラベルの貼り位置やほんのわずかなモノの置き方のズレなど)ばかりである。
仕事の本筋でどうやっても間違ってこないため、何か言ってやろうとささいなことでもをつかまえようとしている姿はいかにも哀れと言わざるを得ない。

新しい人間というのは何らかの洗礼にさらされるのは世の常とは言っても、私自身があまりに材料を出さないために、最近は物理的な嫌がらせを受けるようになった。
私が包装し終わった製品の袋にカッターで穴を開けたり、モノを私の指の上に置いたり、私が作業しているフロアの電気を黙って消されたりなど、いまどき小学生でもやらないような陰湿な行動がここのところ連続して起きていた。
嫌がらせをするしかないのは、新しく来た人間にこれまでの「自分たちの空気」を乱されたくないという意識が強く働いている。
どうかすれば、今までやっていた仕事を昨日今日来た人間に丸ごとさらわれるのではないかという恐怖心がそういった幼稚な行動に搔き立てるのであろう。
いずれにしろこういった行為は私を仲間としては認めない、言い換えれば敵対行為である以上、それなりの対処をさせていただくとしか言えない。
戦うとなれば、私はあきらめが悪すぎる性格ゆえ戦うこと自体を決してやめないから、申し訳ないが彼らは戦う相手を間違えている。
戦いとは、当事者のどちらかが、とある行いを敵対行為とみなせばいとも簡単に始まってしまうので、私自身は人間には争いは付きものという考えであり、争いごとはとにかく良くないことだからやめようなどという偽善はとても口にできない。

私自身は何もかもかっさらってやろうなどという気持ちなどサラサラないが、結果的にそうなるのは、朝一番職場に入って仕事の準備を整えるのが誰よりも早いからである。
準備さえ整えば、伝票が出ていればすぐに作業に取り掛かれる。
商売道具を準備するのに時間をタラタラかけておきながら、私ごときに伝票を持っていかれて不満顔というのは自らの無能ぶりを告白するようなものでまったくお話にならない。

今日の昼にはたまたま事務方を仕切る女性が現場に現れたので、現場の管理者である若い社員さんも同席のうえ、今の現場の異常すぎる実態をひとしきり訴えた。
事情の分からない他人をつかまえて偉そうにふるまっているメンバーばかりだが、今の現場は昨年一年間で間違いをつごう11回も起こしている。
客観的に見ても二つの現場合同で話し合った手順さえ守っていれば間違いは起きないようになっているとは思うのだが、自分がルール、自分が正しいというばかりの我が現場のメンバーは今でもそのルールを守らずに仕事をしている。
結果だけで言うならおよそ考えられないレベルの未熟な現場なのだから、本来は他人にとやかくモノを言えたものではない。

1年半何一つ間違いを起こしていない人間が新しく来ると聞けば、私だったらどういうふうにやって間違わなかったのか聞きに行くと思うのだが、カビの生えたようなプライドばかりの我が現場のメンバーはそういう人間の足を引っ張ることしか考えない。
およそ人間と呼べるだけの理性は備わっておらず、言葉を選ばなくていいならばせいぜい未開人レベルというのが残念ながら現状の我が部署ということである。
未開人に戦いを挑まれて負けるはずもないが、戦いたいというなら大いにやってやろうと思うのである。

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