blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ゴミ箱の話

2021-02-26 21:20:15 | 日記
写真は、某日の22時半くらいの様子だ。
朝の6時過ぎに空っぽにして、まる一日も経たないうちにこのザマである。
いちおう分別して捨てられているのが救いではあるが、もはや日本人は他国のことを笑えないレベルまで落ちたと言ってもよかろう。

CVS店舗は間違っても敷居の高いイメージを持たれてはいけないから、この真冬に短パンサンダルといったややいかれた人間でもそれだけで出禁にはできない。
クルマはおろか、家中のゴミを持ってきたのではないかと思われる客人とて無下にはできず、店員はブチ切れたいのを我慢してこういった行為を受け入れている。

経営に確認したところ、仮にゴミ箱を封鎖したとして、厚かましくも店員に文句を言う客がいるという。
また、封鎖そのものについてもチェーン本体がなかなか許してくれないそうなので、当面はどんな状況であっても静観するしかないのが実情のようだ。
さすがにゴミだけ放り込んで何も買わないで帰る人は少ないので、売り上げの一部としては頭ごなしに咎めるわけにもいかないから悩ましい。
家庭やクルマのゴミを店舗に預けたところで、地球全体のゴミは減らないのだが。

ゴミと並んで店舗の悩みごとになっているのは、せっかく備えてあるセルフレジの利用率があまりに低いことだ。
ある一日を抽出して確認したら、セルフレジの利用率はわずか3%程度だった。
前回書いたように、現金NG、酒タバコNG、あたためNGなど制約が多すぎるのは否定しない。
しかし、コーヒー1本パン1個を何とかペイで払うつもりなら、迷わずセルフに行ってくれとは思う。
1時間で80人前後の来店がある朝7時台だと、ある程度セルフに回ってもらわないとやがてパンクしてしまう。

しかし、いくらセルフ化を店舗側が推進しても、勉強して使いこなせるようになろうとしない人間には何を言っても無駄である。
同じような悩みは、セルフ化が以前からかなり進んでいると思われる給油スタンドでもあるようだ。
学ぶ気のない人間の前では、店舗側のどんな努力も役に立たない。

結局のところ、すべてを他人に任せたい、自らの進歩を拒む甘ちゃんはいつの世にも一定割合は存在し、世の中の努力を水の泡にしているということには毛頭気づくことはない。
そういう向きは、一度あの世を体験してきていただいてから、もう一度この世に戻ってきてもらうしかないのだろうと思う。
何とかは死ぬまで直らないというのは、あながち間違いではないのだ。

今の仕事は楽しい部分も多いが、人間の要件を満たさない恥知らずを相手にしなくてはいけないことだけが苦痛である。
自分が客の立場になった時にはせめて店員さんに嫌がられない、品のある態度でいたいと思う。

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レジ袋の話

2021-02-24 00:18:20 | 日記
(写真は記事と関係ありません)

昨年の7月からレジ袋が有料化となって半年以上が過ぎた。
しかし、CVS店舗では相変わらず毎回のようにレジ袋を購入するお客が多い。
3円くらいとバカにして毎日袋を買っていれば、年換算ではいわゆるマイバッグあるいはマイかごが3つは買える計算になるのに、またポリエチレン製の袋自体はそれほどヤワなものでもなく何度も使い回しがきかないこともないのに、それでも毎回レジ袋が必要というのは率直に言ってアタマのいい行いとは思えない。
自分専用のバッグか袋を持って来店するお客は、袋詰めの手間が省ける分正直店員にとってはありがたいし、逆に毎回袋が必要だというお客は面倒くさい存在となる。
面倒くさいと思われていることを知ってか知らずか、毎日、どんな悪天候でも店舗に足を運びわざわざ3円払ってまでモノを買っていく層には驚きと同時にある意味畏敬の念すら抱く。

CVS店舗に来るお客は人間だけに与えられた能力である言葉を使うことを放棄している向きが多く、その意味では人間以下と言ってもいい連中を相手にしなくてはならないのだから店員の苦労は計り知れない。
自らは言葉を発しなくても用事が済ませられることに慣れきった人間は、商品を袋詰めする手間すら面倒であり、全て店員にやってもらえる場としてCVSを選んでいるのだとすれば、その対価として3円払ってやっているという意識があるのかもしれないが、とんでもない勘違いだ。
弁当やおにぎりを「あたためますか?」の一言がないだけで血相を変えて店員に噛みつく人間に至っては、あたためてほしいという自分の意思すら「聞かれないと言えない」のだから、いくら意思確認が店員のマニュアルにあるとは言ってもあまりにも幼いと思うし、結局CVSに来る客というのは「他人に何もかもやってほしい甘っタレ」がかなりの多数を占めているのだと思わざるを得ない。

店舗によって違いはあるが、売り上げや来店客数では富山県内で見ても有数の部類に入る我が店舗にはいわゆるセルフレジが常備してある。
電子マネーのみで現金はダメだし、お酒やタバコもダメだし、あたため希望がある客にとっては使えないしで何かと制約が多いセルフレジではあるが、一定割合のお客はわざわざ有人レジに来なくてもセルフレジで用が済む。
例えばペットボトルのコーヒー1本を電子マネーの何とかペイで払うのならセルフに行ってくれという話である。
現金OKのセルフレジにすれば、という話もあるが、顧客の導線が確保されているスーパーと違って、有人レジの向こう側である店舗内に現金がプールされている設備を置くのは防犯上も難しいのが現実だ。
何でも他人がやってくれるからとCVSに来る客には何を言っても仕方がないが、セルフレジを使いこなせれば待たなくてもいいし、店員には好かれるし、店員自身の負担も減るので悪いことは何もない。
セルフレジも使いこなせないアタマの悪い客だと店員に思われたくなければ、一度セルフレジの便利さを体感してもらいたい。
お釣りの間違いなどのヒューマンエラーの回避にもつながるし、私のようなまるでヨーロッパにいるかのような態度の大きい店員に当たってイライラすることもないのだから、単なる朝ごはん程度の買い物なら積極的に活用してほしいところである。

字数が増えすぎたので、もう一つの大きな課題であるゴミ捨て問題に関しては次回に回すことにする。

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二度目の大雪

2021-02-20 00:35:02 | 日記
写真は、あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)の列車である。
魚津と東滑川の駅間にあたるので本来は走行しているべき区間だが、線路上で止まっているところに出くわした。
積雪そのものでマヒするようなヤワな作りにはなっていないはずだが、沿線の落雪などにより遅れが生じることもあるようだ。
JRの経営を離れても重要な路線であることには変わりなく、交通機関のありがたさはこういう時こそ身にしみる。

JR時代にはかなわなかった富山ー東富山間の新駅について最近発表があった。
旅客運賃に加え、JR貨物からの使用料に頼る収益構造で必ずしも潤沢な予算があるとは言えないと思うが、JRから離れている強みを逆に生かした形の新駅設置と言えるから、地域密着という意味では前進だ。
あとは、ラッシュ時にはできるだけ4両で運行してほしいし、都市部では定着している有料・着席前提の快速列車がどうしても田舎のニーズに合うとは思えないので、座れなくてもいい快速列車の設定が望まれる。
今は鉄道は自分の生活には関係ないが、いろいろ心配するのはいざという時に公共交通の果たす役割は非常に大きいからだ。
特に今シーズンの二度にわたる大雪で、クルマに頼りきる今の生活の危うさが浮き彫りになった面はある。
今は無理でも、足元がよい季節になれば、ややマチナカに近い住まいに変わったことだし、駅まで自転車で行って職場最寄りの駅で降りて通勤してもいい。

近年、というよりここ30年あまりの間、多雪地帯と言われた北陸も平野部に関しては生活が混乱するような大雪にはならなかった。
しかし、年明け早々の1m超えの積雪にあたり、行政の危機管理の脆弱さ、また県民ひとりひとりの大雪に対する備えが若干緩んでいたことは否めない。
何しろ35年ぶりの大雪ということなら、こんな大雪は生まれて初めてという層も人口の半分近くになっていたということだから、今シーズンはもうないことを祈りつつ、来シーズン以降もあり得る事態だと想定しておいて損はない。
地球は温暖化しているというのが定説ではあるが、逆に寒冷化しているという説もあるくらいだ。

引っ越し先での生活も落ち着き、日常の仕事は日々ほぼ問題なく過ぎている。
私自身は今の状態を続けていけばいいが、世の中が2019年までの自由を取り戻すことが目下の望みだ。
未知のウイルス(笑)に対して明らかに急仕上げで出てきたワクチンに何の疑いも持たない層には、各地で起きているワクチン訴訟のことなどアタマにはないだろうから心からお見舞いを申し上げるとして、これで世の中が安心感(笑)に包まれ、マスクがエチケットかのような馬鹿げた社会が終わり、またみんなが各地に勇んで出掛けられるような形になればそれはそれで流れとしてはOKだと思う。

私自身は、インフルエンザより遥かに少ない感染者・死者しか出ていない新型とやらで行動の自由までを制限される世の中にされていることに対して明らかに「人間の意図」を感じているので、この一年あまりにわたる騒ぎの張本人たちには、収束のあかつきには表舞台から去っていただきたく思っている。
対策の「標的」にされた飲食業を中心に、業績を圧迫され中には自ら命を絶つ経営者も増え続ける状況を事実上放置してきた責任は免れ得るものでは到底ないからだ。

明日の夜からまた仕事が始まるので、夜も休める貴重な日は、つかの間日々のウザウザを忘れてリラックスして過ごしたいと思う。

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あーあ

2021-02-16 23:09:06 | 日記
写真は、職場の裏に放置されていたゴミである。
こういうことを平気でできるゴロツキも相手にしなくてはならない仕事は社会的な評価がもっとほしいところなのだが、サービス業の地位が不当に低い我が国では、店員の給料も安いし、職場で虐げられているであろうチンピラ同然のヤカラどもにとってはCVSのような店舗が格好のストレス解消のはけ口にされているのではないかとも思うから、今の一般的な給与水準では割に合わないと感じている向きも多いだろう。

店舗から見てクセのある行動を取る客というのは、不思議と会社のロゴが入った服など身元が割れる格好をしているのが多い。
今回の勤務では、店舗がある市では知らない人はいないであろう某企業の若い社員に内心憤慨した。
取ってきた商品を手に持ったままレジ台に置くことなく、そのままバーコードを読み取れと言わんばかりにこちらにかざすようにしてきたからだ。
代金を支払う前の商品がすでに自分のものであるかのような振る舞いにはほとほとあきれるばかりであった。
店舗には、売りたくない相手には売らない権利があることを知らないのだろうか。
ここ数年は会えていないが、長年私のような変わり者と付き合ってくれている同級生がいる会社だけに非常に残念な思いがした。

毎朝150円のコーヒーだけを飲みにやって来る某電話工事会社のおじさんは、店舗の中では横取りオヤジと呼ばれている。
前に並んでいる女性客が使うはずのコーヒーカップを後ろからかすめ取って 、150円を文字通り投げるように払ってコーヒーマシンの方に行ってしまった前科があるからだ。
この人もやはり毎回会社のユニフォームで来ているし、ユニフォームはご丁寧に名字まで確認できる。
どこどこの誰それというのがバレる格好で来てなお、店員が嫌がる行動を取れる人間の気持ちは理解できない。
店舗側から会社に通報されることなどないだろうと高をくくっているのだとすれば、恐ろしいまでに思考力が欠如していると言わざるを得ない。

不思議と、店舗で威張る人間の所属先は驚くほど共通していて、例えば○○産業と書いてあるユニフォームを着ている誰かの態度が悪ければ、同じ会社の人間の態度はほぼ例外なく悪い。
会社がストレスフルな環境にあることが店舗という自由な場で図らずも明らかになる現象は、店舗に働く者としてなかなかに興味深い。

CVSはとにもかくにも話すことが面倒な客が多くて、ポイントカードなどは95%くらいは無言で提示される。
無言の人間の意思をくみ取ってレジをこなすのだから、CVS店員の知的レベルや洞察力は相当に高い。
店員をバカにして見下ろす人間こそ真性のバカであるということが、異常なまでの顧客優先がまかり通る我が国でもっと理解されることを願ってやまない、

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ピーク過ぎ

2021-02-14 13:49:55 | 日記
(写真は、仕事明けの朝、国道8号線某所にて)

引っ越しから1週間が過ぎ、荷物の分類も終わりゴミの処分も済んで、待望の衛星放送も付いた。
今の物件は共同のBSは引いておらず、個別受信ということになった。
アンテナを設置して受信する作業は慣れている私でも、今回は相当に苦心した。
外にあるアンテナから室内に線を引き込むためには不可欠なパーツである「すき間ケーブル」が長年の使用により劣化して用をなさなくなっているのに気づくまでに時間がかかってしまった。
ケーブルを取り替え、テレビ側の設定でアンテナに電源を供給するを「オン」にして、ようやく画像が現れた時にはホッとした。
以前に住んでいた愛知の物件は共同のBSを引いており、アンテナ電源は「オフ」のままでよかったから、その微妙な違いに気がつくのが遅れたのも苦心した原因だ。
もう10年選手とはいえ、フルハイビジョンのプラズマテレビという今となっては貴重なものを持っている以上、その機能は存分に発揮してもらうのが多少お金はかかっても機械のためにはよい。
ひいき目も入るが、2Kでも4K液晶に劣らない画質、特に動きの激しいスポーツ関係には自発光の強みが現れている。

部屋全体を見れば細かいトラブルはいくつかあった。
ガス湯沸し器へ水を供給する管の接合部がやや緩んでいて水漏れを起こしていたので、自力で締め直したら改善した。
これは自分のミスだが、物件備え付けの洗濯機排水口と自分の洗濯機の排水管の繋ぎが甘く、一度だけ周囲に水があふれた。
これもあらためてネジを締め直したから今後は大丈夫だろう。
住む上での不安が少しでもあると気持ち的に落ち着かない。
ここ数日でうまく解消することができてよかった。

仕事の方は順調で、毎日いろいろなことが起こるとはいえ、致命的なことにはなっていない。
対面で仕事をしている以上、一部ながら変な人に遭遇するのは避けられないから、いやな思いをすることもある。
しかし、そうなった後も朝方からコンビを組むベテラン女性と話をしていればあらかたは紛れる。
メンバーの中ではまだまだ経験は浅い私だが、メンバーのだいたいの能力はつかめてきたし、店をよくするために必要と思えばどんどん発言はしていきたい。
各人がそれぞれの時間帯で、それぞれのこだわりを持って仕事をしているので、受け持ち以外の時間帯に関してあれこれ言うつもりはないが、時間帯に共通して大切と思えることもある。
どうにも合わないメンバーもいるにはいるけれど、自分勝手にシフトに穴を空けまくっている人と合う方が難しいし、それは経営も把握しているから、近いうちにいなくなるかもしれない。
存在はないかのごとくに振る舞って、自分がやるべきことに集中していれば何の問題もない。

今夜も仕事があるので、今から軽く食事をして、また今夜に備えるべくゆっくり休もうと思う。

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14周年

2021-02-09 23:25:11 | 日記
(写真は記事と関係ありません)

本欄の開設日は2007年2月7日である。
近年は休み休みとなっていたことは反省したいが、14周年を迎えることができた。
引き続き自分のペースで更新を続けていきたい。

さて、引っ越しが終わって、部屋の整頓もあらかた済み、ネット環境も整ってあとは衛星放送が見られる準備と各所の住所変更手続きが残っている程度だ。
今は住所変更もあらかたネットで済ませられるし、明日の午前中は動きやすいので思い付くところからやっていきたい。
昨年の春先に地元に帰ってきたが、実家間借りの生活も早々には脱するつもりだったから、まだ住所が愛知になっているものも多い。
今の新しい住所から当面は変わる予定はないから、現実と食い違っているところは面倒だがしっかりと合わせておくと後々何かと便利がいい。
郵便物が実家に来てしまってもクルマで5分だから問題ないが、愛知から実家への転送期間もあと1ヶ月半ほどしかなく、大切なお知らせを見逃しては大変だ。

どちらかというとモノを捨てられない性分の私だが、さすがに今回の引っ越し後の整理整頓ではもう必要のなくなった各種お知らせの類が多くて、大サイズのゴミ袋があっという間に満杯になってしまった。
転勤などの引っ越しに備えて大量にキープしてあった段ボール箱も、向こう数年間はまず必要がないのですべて切り開いて、今は新居の玄関を占領している。

それにしても、愛知時代まで使っていた家電の類は、約10ヶ月の間実家の物置に眠っていた。
単なる物置だから電気製品にとって環境は決して良くない。
それが、酷暑の夏を越え、大雪の降る冬までロクに通電もしてやれず、新居でちゃんと動くか正直心配だった。
しかし今は冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの大物を含めて、旧来通りに動く。
通電していてナンボのものをかなり久々に動かしても文句も言わずに働いてくれることはありがたいの一言だし、それぞれもう決して新しくはないモデルながら、大事に使ってきたかいがあったと言える。

まだ小物や衣服の類がバタバタなので、追い追い整頓していきたい。
幸い一人には多すぎるくらいの収納スペースはあるので、すぐに使わないものは押し入れに放り込んでおけばよい。

今夜は仕事が休みなので、もらいモノも含めて冷蔵庫を圧迫しているお酒を少し減らして気分よく休みたいと思う。

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引っ越し

2021-02-05 20:50:26 | 日記
我が店舗で「三つ編みちゃん」と呼ばれているややヤバめの女性客は、私の時間帯、朝の5時台に現れていたものが、最近は現れなくなってどうしたものかと思っていたら、最近昼間の時間帯に来店したらしい。
決まったタバコを買っていくのが常だが、ヒトツとフタツの聞き間違いから、昼の担当者に毒づいてケンカになったという。
彼女にとってはヒトツかフタツなどはどうでもよく、店員がヒトツ持ってくればフタツって言ったじゃんと文句を言い、フタツ持ってくればヒトツって言ったじゃんと文句を言いたいだけに思える。
店の外にあるスペースでタバコを吸っていることが多い彼女は、時には「灰皿が燃えている」などと店員を動揺させるようなことをわざわざ言ってくるなどの「前科」がある。
ビニールシートとマスクによってお互いの言葉が聞き取りにくくなっている現状を逆手にとって店員を愚弄しようなどという向きは本来排除してもいいくらいのもので、彼女の売り上げが消えたところで県内でも有数の来店客と売上額を誇る我が店にとっては痛くも痒くもない。

ちなみに、店員に言いがかりをつける京都の運送会社のヤカラは、わたしが会社にチクって以来姿を見せていない。
わずかでもお金を落としてくれる客を排除するなんて…というのは正論と言えばそうだが、異常な人物は排除した方が店舗にとってプラスなのは間違いなく、会社本体からそしりを受けたところで(受けていないが)気にするレベルの話ではない。

さて今日は、念願であった実家からの卒業の日であった。
長続きできる仕事の目処がたち、無駄に長く世話になり過ぎた実家を出て独立する日が今日であった。
夜勤で今朝の9時まで仕事した体を引きずっての引っ越し作業ではあったが、非常事態宣言下の東京から帰ってきている大学生の甥っ子が大変よく働いてくれ、実家の車庫を長らく占領していた私の荷物を今日中にあらかた運びこむことができた。
整理整頓はこれからだが、あるべき姿が実現したことでほっとすると同時に、今の仕事をしっかり続けていかなくてはいけないとの思いを強くしたところである。

夜勤明けの身ながら14時過ぎまで引っ越しやガス会社の立ち会いなどで時間を取られ、いったん実家に戻って横になるとあっという間に眠ってしまって夕食の時間まで目覚めなかった。
今日は仕事が休みということもあり、夕食はしこたまお酒を食らってその勢いで本欄を更新している。
もう実家から運び出す荷物もわずかとなり、明日は午前中を使って運び込みを完全に終わらせ、午後は夜勤に備えて休むつもりである。
国道8号が近いロケーションでもあり、今までよりも通勤時間が5分は短縮されるだろう。
いくつか候補地があった中ではいい選択ができたと思うし、日当たりが非常によく、長く住むにも絶好の環境がそれほど高くない賃料で実現したことには満足している。

引っ越ししたと言っても、両親のいる実家まで、また妹の家まで、それぞれクルマで5分という立地、家族が力を合わせて地元に根付いていられるというのはそれはそれで幸せなことだろうとは思うので、恵まれた環境に感謝しつつ、月々しっかり経済的に回していけるようにあらためて考えながら新しい生活を楽しんでいきたいと思う。

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1月を振り返って

2021-02-02 21:58:35 | 月末振り返り
(写真は記事と関係ありません)

毎月最終日はその月を振り返る。
…と書いているが、今は2月2日の夜である。
月末の振り返りはこれまでもれなく月末当日に書いてきたし、本来はそうしたい。
しかし、店舗夜勤組として働いている今は、月末当日に月末振り返りをすることが難しいこともあり、夜に時間が取れる休日に本欄に手をつけることになる。
更新の頻度として週に2回くらいとなってしまうのは筆者本人としても不本意ではあるが、本来人間は夜に寝るようにできているところに逆らって夜勤しているわけなので、体調管理が優先になってしまうのは仕方がないところではある。

店舗勤務となり3か月が経った今は、日々のルーティーンにも慣れ、その日その日の状況に応じて多少の修正をかけながら所定の時間までを何とかかんとか乗り切る感じである。
深夜帯なので来客数は少ないが、時間帯ならではの傾向として、いわゆるヤバイ人に遭遇する確率が大きいのが難である。
職業がら深夜に来るしかない人はさておいて、毎日深夜か未明と言える時間帯にわざわざCVSに来る人というのは、言っては何だが相当ヤバめの人が多いのは確かだ。
この寒い季節に七分丈の半パンとサンダルで現れるとか、どうみても寝巻きだろうという格好で来るとか、学校時代に着ていたのであろう名前刺繍入りのジャージ姿で来るとか。
私だったら本名をさらすような服を着て外には出たくないが、そういう人はもともとそこまでの思考力はないということであろう。
意識はしなくても自然に顔を覚えてしまうし、根拠なくえらそうな態度が共通するのでイヤな感じがするのは正直に告白する。

中には反社まがいの言いがかりに近い物言いをして来る人間もいて、オイだのお前だの、言われる筋合いのない言葉で責め立ててくる向きもいる。
マスクの世の中だから余計に分かるが、そういうヤカラは目付きでだいたい判別がつく。
顔面が曲がっているのは事故か障害か何かの原因があってのことだろうから、それをどうこう言うのは差別になるからやめておくが、根性まで曲がってしまっているのはいただけない。
無防備なことに会社(京都府南部を本拠とする某運送会社)のユニフォームを着ている状態でウダウダ暴れられたものだから、当人が去ってからその会社を調べてクレームを入れてやった。
弱い立場である店員をいじめて発散したつもりが会社に通報されているとは本人は夢にも思わなかっただろうが、いかにお客と言えども有害な人物は排除するのが店舗の防衛にもなるので、後々やり過ぎのそしりは受けても私自身はこれでよかったと思っている。

「お客様は神様です」という三波春夫さんの言葉は、歌い手としての心構えを言ったものであると公式HPではわざわざ説明が入っている。
お客は金を払っているから何をしてもいい、何を言ってもいいという意味では全くないということが読み取れる。
残念なことに、それだけ誤った解釈をしている人間が多いということなのだろう。
クルマのゴミを全部店に捨てて素知らぬ顔をしていられる向きも、アタマの構造としてはよく似ているのだと思う。

自ら言葉を発しなくても店員が意思をくみ取ってくれて自分の用事がかなえられると思っている人間は、重度のコミュ障もしくは単なる低脳と言わざるを得ない。
CVSの店員は、逆に、言葉を発しない人間の意思をくみ取る能力があるということなのだから、高度な思考力を備えているということが言えるし、世間の見方よりはもっと高い評価を得てもいい仕事だとは思うのだが…。

所詮他国の文化に過ぎない恵方巻とやらに振り回された勤務の後だけに、仕事明けの日中はひたすら寝るばかりであった。
今週中には実家を出ることになっているので何かと時間は取られるが、仕事に悪影響が出ないように気を付けてやっていきたい。

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