blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

くどい人

2017-09-14 20:29:29 | 日記
昨夜は夕食の用意をせず、自宅近くの居酒屋に行ってみることにした。
最近書いた、魚をメインとするお店である。
先週の水曜にも行ったから、ちょうど一週間ぶりにまた行くことになった。
まだ3回目だし、よほど回数を行っている串焼き屋に比べるとまだ席についても何となく落ち着かない。
ただ、店員さんはみんな優しいので、一定のスパンで通うようにすればまたいろいろと話もできるようになるだろう。
どんなお店でも最初や2回目は度胸がいるが、3回目以降ともなれば空きにもよるがスッと入っていけるようになる。

さて、単独行の私はカウンターで飲んでいて、近くには30代くらいの若者と50代くらいのおじさんが一緒にいた。
おじさんの声が大きいので聞こうとしなくても話の中身は入ってくる。
特に責めるような感じはなかったが、おじさんの話は決して間違ってはいないのだが相当にくどいものだった。
「仕事は何とかなるではなく何とかする気持ちが大事」だとか、「してやっているではなくて、させていただいているという思いでやれ」だとか、「他人は使ってナンボ」だとか、「職場では男は嫌われてナンボ」だとか、そんな話を横で延々と聞かされることになった。

格好のいいことを言っていたい人というのは世の中に一定割合はいて、話の中身は確かに正しすぎるほど正しいのだが、こういう人と一緒にいると息苦しいのは間違いない。
他人を思っていろいろと諭したくなる気持ちを持つ人は今の時代貴重なのかもしれないが、相手は若者だし、彼の話も引き出しながら「やりとり」と呼べる流れにするべきであったろう。
相手が何か話し出しても、全部が終わらないうちに自分の話をかぶせてしまって会話にならず、最後は自分で勝手に話をまとめてしまっていたので思わず笑いそうになったくらいである。

その日はおいしい料理の後は馴染みの某店に流れたが、いつもより滞在はぐっと短くして今日に備えた。
何せ今日は、今頃大阪でお目当てのアイドルの目の前で飛んだり跳ねたりしているであろうご老人の仕事のカバーもしなくてはいけなかった。
当人がつかんで離さない、一人でこなしたいと思う仕事も、依頼をする方からすれば会社にいない人間には頼めない。
結局その仕事は私にお鉢が回ってきて、久々ながら首尾よく完了することができた。

当人は予定通りなら明日の午後から出勤してくる。
「お休みありがとうございました」の一言は果たしてあるだろうか。
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