blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

投票日

2017-10-22 23:34:09 | 休日
本日は衆議院議員選挙の投票日で、雨がけっこう強い中ではあったが、歩いても10分程度の距離にある会場に足を運んだ。
そう大きな地区でもないので列に並ぶこともなく5分程度で用件は済み、雨が強いのをいいことに出口調査で待ち構える女性から逃げるように会場を出て自宅に戻った。

どうしても当日は都合が、という人のために期日前投票が用意されてはいるが、今回は台風接近を嫌って今日を避けた人も多く、投票まで60分待ちという名古屋市某区役所の映像もあった。
東海地方でも一部離島では投票日そのものを一日繰り上げたところもあった。
全国的には、開票作業が明日にずれ込む自治体もあるようだ。
愛知県では西尾市で一部離島の投票箱が今日中に着かないので開票作業が今日はできないということになった。

選挙の結果は、野党間の離合集散や新党の誕生など直前のあわただしい動きはあったものの、勢力分布は結局公示前とほとんど変わらず、圧倒的多数の自公に対して旧民主党の議員がいくつかの政党に分かれて戻ってくるだけ、ということになった。
個人的には、小池東京都知事がかき回してくれたおかげで、旧民主党の右と左が峻別されたことは今後にとってはよかったと思う。

政権批判票が旧民主党の左の集団である立憲民主党に行き過ぎたのは不満だが、自公に希望を加えれば間違いなく衆議院でも改憲勢力が3分の2以上を占めることになる。
憲法など諸外国では度々修正があって当たり前であり、我が国の現憲法にも非常に高いハードルは設けてあるが「変えられない」ようにはなっていない。
70年以上、現憲法を一字一句変えないでいる間に我が国の周辺は非常に危険な状況に陥っているばかりか、国としてはただただ言葉で抗議するしかなく、安全保障はいまだに米国を頼むばかりである。
米国が我が国との戦争に勝ち我が国を占領するにあたり、永久に我が国が米国の脅威となり得ないようにという目的で作られただけの現憲法を未来永劫にまで受け継ぐ必要は私は感じないし、せめて自分のことは自分で何とかできる内容の憲法にしないことには、いつの間にか野心あふれる周辺国の餌食になってしまう危険がある。

好んで戦争をしたい国などどこにもなく、自国民を数割単位で失う事態にはどこの国も耐えられない。
悲しい話ではあるが、世界が軍事力の均衡でもって何とか全体としては平和が保たれているに過ぎない現実を見れば、自衛隊というせっかくの優秀な実力部隊を持ちながら思うようには使えない現状は政治の力で変えなくてはならない。
法的に先制攻撃を可能にするだけで、沖縄近辺をうろうろする中国船などすぐにいなくなり、北のミサイルが堂々と我が国上空を通過することもなくなり、閣僚が靖国神社を参拝しただけで文句を言われることもなくなる。

文字通りの実力行使に及ばなくてもよい、それができる法体系さえ整えば周辺国の態度などガラッと変わる。
「イザという時は」という形を作るだけでいいのだから、選挙が終わった今すぐからでも、本気で、この素晴らしい日本という国がなくならないためにどうするか考えなくてはならない。
国が安全なことが最大の福祉、それなくして景気も年金も保育園もあったものではないのである。
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