農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

自己分析 ふたたび?

2011年03月25日 | 就農関連
こんにちは、将来、農業をしたいエダマメです。

前回、理性では安定している会社勤めのほうがいいと分かっているのに、自分の本心はそんなことを望んでおらずに、無意識に心と体が反乱を起こしている状態で、体調が悪くなったと書きました。

では、一体、自分の本心は何を望んでいるのだろう? こんな質問は、就職活動時期の自己分析以来です。これが分かれば、カゼや腰痛も治るに違いない。そう思い、久しぶりに自己分析というものをやってみることにしました。

しかし、この年になって自己分析など、どのようにすればいいのか分かりません。思い返してみれば、就職活動のときの自己分析は、それまでの学生生活を分析して、面接官への自分のアピールポイントを明確に伝えるための分析でした。そこには、今、自分は何を望んでいるのか、といった希望はあまり入っていなかったように思えます。これは当然でした。就職活動時の自己分析は、相手に選んでもらえるために自分の強みを探す自己分析でしたが、今回は、自分の本当の望みを探す自己分析なのですから。

純粋に、今後、自分がどういったライフスタイルで生きていきたいかを考える必要がありました。そう考え、今、何が一番欲しいかと、単純に自分に問いかけたところ、『時間』でした。もっと、自由になる『時間』が欲しい。そう思いました。

日本のサラリーマンをしていると、一日に12時間以上は、会社のために働いています。週末は、家庭の用事や子供の相手なども必要です。なかなかまとまった自由な時間を得ることができません。だから、ビジネス本で時間活用術というのが常に話題になるのだと思います。結局は工夫次第なのでしょうが、まず、もっと『時間』があれば、と思いました。

それでは、『時間』があれば、何をするのか? さらに問いかけると、一番に出てきたのは、もっと勉強をしたい、ということでした。大学生時代には思いもよらなかった答えです。社会人となり、視野が広がり、色々なことに興味を持つようになりました。けれども、興味は持つが、それを深く掘り下げて、勉強していこうとは思うことができませんでした。その原因の大きなものとして、『時間』が足りないということがあったと思います。実際に『時間』がなかったわけでなく、ただ、社会人となってから、常に『時間』に追い立てられるような感じがしているため、いつも、『時間』を言い訳に、自分の興味を持ったことでも、押し殺してきたのだと思います。

そう気づいて以来、とりあえず現状のままで『時間』を作ろう。そして、興味を持ったことをとりあえず勉強しようと思いました。まず、興味がある分野について、何でもいいので、本を読んでみることにしました。当時、アメリカに住んでいましたので、日本からアマゾンで、色々な本を取り寄せました。そして、『時間』は、会社にいる時間を極力少なくする。夜、テレビを見ずに本を読む。早寝をして、毎日一時間早くおきて、読書に充てるなどを実行しました。

そういった行動をしていくうちに、体の不調がうそのように治って来ました。現在の自分の仕事と関係なく興味をもったことを何でも勉強するということは、頭(理性)が合理的だと判断している未来に対して、いい挑戦になったのだと思います。言い換えると、お先がみえちゃったと思い込んでいた自分に対して、本から色々な知識を得ることで、実はまだ先なんかが見えていない状況なのだと、まだまだ人生には色々な可能性がある、ということを自分に気づかせてくれたということです。

そして、色々の分野の本を読んでいくうちに、どうしても気になる分野がありました。それが農業という分野でした。このことは、また、次回に書きます。