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大学グッズ・ノベルティをめぐって

2013-05-16 | 生活・モノ




最近はいろんな大学が、大学広報のためのグッズを作っている。ノートや筆記用具。クリアファイルなどのキャンパス用品はもちろん、お菓子や日用品など、あらゆるものに広がっている。大きく分けて、ノベルティとして受験生や高校関係者に配布する場合と、大学生協などを通じて売り出す場合があるようだ。大学も知名度を高め、親しみを持たれないといけないのだろう。

ノベルティの方は、オープンキャンパスなどで受験生に配布したり、高校関係者に配布したりしているようだ。配布するのはいいとして、販売される商品はどういう人たちが買うのだろう。息子がこんな大学に通っていると自慢したい親か、それともその大学にあこがれる受験生か。そうだとするとブランド力のある大学しかなかなかビジネスにならないような気がする。

あの東大でもいろんなものを売り出していて、東京大学饅頭やクッキーまである。どれも有名企業とのコラボレーションである。国立大学や私立大学でもかなりの大学が同様となっている。有名企業とコラボしたお菓子なども多い。学長の顔や「ゆるキャラ」のようなものまである。来年春に開学予定の敦賀市立看護大学なども、受験生や市民に親しまれるためには何か考えた方がいいかもしれない。

聞くところによると、かつては広報部門が大学のお菓子などを作ろうとすると、大学内の教授会などでそんなものは大学のレベルを落とすとか、大学のアカデミズムと相容れないなどの批判が(何の権限もないのに)あったらしい。さすがに最近は大学間競争も激しく、そうでもないそうだが、まあ、アカデミズムから遠い大学ほどそういうものだろうけどね。

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