つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

つま恋

2009-09-26 | Weblog(未分類)
つま恋、静岡県掛川のヤマハリゾート。フォークソングの聖地である。
南こうせつのサマーピクニック・イン・つま恋がこのほどBSハイビジョンで約7時間にわたりナマ放送された。
すべてが懐かしい。とてもすばらしい。行きたかったなあ。

ゲストもみんな歌がうまく、松山千春などビッグな人たちは別にしても、夏川りみ、尾崎亜美、森山良子、山本潤子などなど鳥肌が立つほどすばらしい。

でも、本来ならば吉田拓郎がここにいてくれたはずなのに、大変残念だ。
あり得ないとは思いながら、サプライズゲストとして拓郎が出て来ないかなとほんの少しだけ思っていたのだが、やはり無理だった。

そういえば大昔、拓郎やこうせつを聴いて、子供心(ではなかったかな)にもメッセージ性をこめたフォークソングへのあこがれを持っていたものだ。

3年前、吉田拓郎がここで30年ぶりに出演したとき(フォエバーヤング)も感動したが、拓郎がやや社会派メッセージ的なのに対して、こうせつのコンサートはもっと人間的で暖かいのだ。

若いときは拓郎的なとがった感じが好きだったのだが、年をとるとどうも丸くなるようだ。

しかし、ほとんどの出演者(というより聴衆も)がアラウンド還暦なのだが、ここまで盛り上がれるとは。
青春とは年ではなくて、心なのだよ。

思い余って3年前のつま恋フォエバーヤングのDVDも買ってしまった。3年前は放送に気付かず、途中からしか録画できなかったのだ。

篤姫以来久しぶりに受信料のモトを取った感じだが、7時間近くのナマ放送のうち、大河ドラマで45分中断してしまったが、NHKよ、テレビ5波も持っているのに大河ドラマぐらい別枠で放送できないのか。

って、こないだまで自分自身も篤姫篤姫と騒いでいたのだが。

ダイソンの掃除機

2009-09-21 | Weblog(未分類)
ついに、ダイソンの掃除機を買った。
普通、掃除機を買っても言いふらすことはないのだが、なんといってもダイソンである。

Y電機の店頭ではパナソニックと迷っていたのだが、ふとアマゾンを見たらダイソンが思ったより安い値段で出ていて、買ってしまった。
少し高いが、差額はダイソンを持っているという気持ち代ということで納得している。

前の掃除機は、サイクロン式の出始めに紙パックがいらないといううたい文句に吊られて買ったのだが、紙パック式よりはるかに手入れが面倒で失敗だった。

ダイソンは最新技術でサイクロン式なのに手入れがあまりいらないようだし(まだよくわからないが)、小さく美しいボディが気に入っている。

ガラスびんのなかをちりがすごいスピードで回っているのを見ると、ごみが取れているんだなとは思う。
掃除をするというモチベーションになれば、安いものだ。

もっとも、省エネとか、きめ細かさ(ちりセンサーというのもあるらしい)とか、日本のメーカーが得意な部分はあまりないが、これは期待もしていない。

たぶん、日本車の方がいいに決まっているのにわざわざ外車に乗る気持ちはこれと同じなのだろう。

一方、最大の欠点はよく言われるように、音である。これはなかなかすさまじい。
だいぶ慣れてはきたが、アパートなどだと、夜中に掃除するのは厳しいだろう。

勝手な想像だが、大邸宅の多いイギリスでは、静かに掃除するという発想はないのだろう。
パンフレットやホームページでも音のことはひとつも書いてない。

が、見方を変えれば、いかにも掃除しているという実感はある。気の持ちようである。

ゆめおーれ勝山

2009-09-12 | Weblog(未分類)
先日のえちぜん鉄道乗り歩きのときに、さきに開館した「ゆめおーれ勝山」に寄ってみた。

えちぜん鉄道で勝山駅に着くと、なんと乗り合いタクシーが待っている。初めて乗ったが、1人100円で市街地まで送ってくれる。まあ、歩いても15分ぐらいなんだが。

ゆめおーれ勝山は、はたやさん(機業場)の建物をそのまま記念館にしたもので、織機などが並んでいる。織物の体験もできる。直接関係ないがテナントのカフェのケーキもおいしい。

入口には織子さん(従業員のことをこう言ったらしい)の下駄箱が名前入りで並んでいる(すごい個人情報だ。)ほか、就業規則や寮生活のしおりなども展示されており、結構臨場感がある。

展示などよく見ると、その昔、勝山(たぶん福井も)がものすごく繁栄していたことがよくわかる。
時代の流れとはいえ、日曜日の昼に中心地でまわりを見回してもだれも歩いていない現実。どうしてこうなってしまったのか悲しいことである。

ところで、この施設、1階は無料なのだが、2階は有料で200円を徴収される。
展示は1階と2階に分かれてあるのだが、質・量ともあまり違わず、どうして2階だけ有料なのかよくわからない。
全部無料にするか、はじめから入場料を徴収した方がいいのではないか。

入場料に見合った価値は十分あると思う。
恐竜博物館とセットで多くの人が訪れてほしいと願う。

ふるさと納税と経済学

2009-09-10 | Weblog(未分類)
ふるさと納税は、自分の出身地などに寄附をすると住民税が軽減される制度であり、福井県が提唱し制度化されたもので、都市と地方の不均衡をいくらかでも是正するためにはよい制度であると思う。

ふるさと納税は寄附額から5000円を控除した額について寄付金控除があり、原則として5000円を超える部分が確定申告で戻ってくるため、実質的な負担額はいくら寄附をしても5000円ですむ。(控除には上限があるが。)

こうした中、自分の自治体へのふるさと納税の額を増やすために、ふるさと納税をした人に特産品などを贈るという自治体がある。

ところが、あるサイトを見ていて思ったのだが、これが特産品でなく、現金あるいは換金性の高いものであるとするとどうなのだろう。

例えば5万円を寄附した人には3万円を差し上げます、という自治体があると、寄付者としては5000円の自己負担を差し引いても25000円儲かることになり、住民としては寄附した方が儲かるということになる(賞金に対する課税は考えないとして)。

こうなると、ふるさとへの思いみたいなものではなく、金銭的に得するところに寄附したいという人たちが現われてくる。
今はなんとなく自分の出身地に寄附するというイメージになっているけれど、日本中がこうなったら収拾がつかないだろう。地方だけでなく都市の自治体も当然追従する。
全国ふるさと納税トクトクガイドなどという本やサイトが現われてたちまち競争になってしまう。

自治体の収支を考えると、ふるさと納税を受けた自治体は寄附金5万円マイナス賞金3万円で2万円のプラスになるが、寄附者が住んでいる自治体では収入になるはずだった住民税分(控除額分)がマイナスということになる。
景品表示法などにはひっかからないような気がするが、何らかの規制は必要ないのだろうか。

経済学にはあまり詳しくないが、たぶん「囚人のジレンマ」あるいは「ゲーム理論」の多数当事者バージョンのようなイメージで、全体としての最適な結論がそれぞれの最適な結論にはならないことになり、どの自治体も損をすることになるのではないか。

ただ、自治体が法的・道義的に高額の賞金の支出が可能かということ、自治体はそこまでお互いの叩き合いはしないだろうということなどで、理屈どおりには行かないだろうね。

えちぜん鉄道フリーきっぷ

2009-09-07 | Weblog(未分類)
えちぜん鉄道から、休日に乗り放題のフリーきっぷが発売されていると知り、乗ってきた。

800円で全線が乗り放題になっていて、三国港や勝山まで往復するだけでも1500円かかるので、簡単に元がとれる。

そのためかどうかはわからないが、全線を通じ(全線乗ったのです。)、車内はかなりの客が乗っている。地元の人たちに加え、観光客、それにデジタル一眼のカメラを持った鉄道ファンも結構いる。

沿線の景色はとても美しい。三国芦原線は稲が実った坂井平野の美しい黄色の田んぼの中を遠くに山を見ながら走り、勝山永平寺線は釣り人でにぎわう九頭竜川の流れを見下ろし、山あいの木々の中を右に左にカーブして抜けていく。

車ではよく似たルートを走っているが、いつもと目線が違うこともあり、とても新鮮である。

前にも書いた(2008年8月)が、えちぜん鉄道には、アテンダントという女性たちが乗車している。無人駅からの客へのきっぷの販売、車内アナウンス、高齢者の乗降の補助、乗り換えの案内など、一生懸命がんばっていてすがすがしい。
「ローカル線ガールズ」の著者、S田さんにもまた会うことができた。福井のためにがんばってほしい。

一つ気になったのは、高齢化に対応してか、シルバーシートがやたら多いこと。でも、乗っているのはほとんどが高齢者。言ってみれば全席がシルバーシートだ。別にシルバーシートいらないんじゃないかな。

それはそうと、美しい景色やアテンダント以外にも沿線には見どころやおいしいものも多い。ぜひえちぜん鉄道を利用して出かけてみてください。