こんにちは、信です。
裏銀座縦走(3日目)は雲ノ平山荘から。
超混雑の山小屋でしたが、すっきり目覚めることが出来、朝食をお弁当にしてもらって山行再スタートです。
結局、雲ノ平始まって以来の混雑で、定員70名のところ200名以上が宿泊したそうです。
18:00頃まで宿泊の人が来てましたから、受付の板場でも随分、人が寝ていました。
寒いし人が出入りするので、安眠は出来なかったでしょう。
大部屋でも屋根裏の梁に、頭をぶつける人が後を絶ちませんでした。
さてAM 4:30に起きだして、出発前の準備。
既にかなりの人が、山荘前で準備をしていました。
朝食の準備のため、スタッフも早起きしてAM 5:00前に電気が灯っていました。
目の前の水晶岳の上に朝焼け。
朝焼けが出ると天気は崩れると言いますが・・案の定、雲が多い朝になりました。
雲ノ平の真っ赤に染まったチングルマ。
朝露の雫がさらに美しくしています。
空も真っ赤に天体ショーの始まりです。
この美しい朝焼けも忘れることはないでしょう。
スイス庭園、赤牛岳も綺麗に染まっていました。
女王が赤く頬を染めています。
振り向くと黒部五郎も染まっていました。
薄紅色のチングルマ。
名残の岩桔梗。
すぐに水晶との谷に出ます。
その斜面の色合いが、美しく呆然としてしまいます。
女王 薬師岳も嫋やかな表情。
ほどなく祖父岳(じいだけ)分岐に出ます。
美しい水晶の稜線。
今朝は雲が多く、女王も雲に隠れてしまいます。
何かあったのか、県警のヘリが谷間を飛んでいました。
雲間に浮かぶ飛騨の笠岳、薬師に雲が棚引きます。
勇壮な黒部五郎。これだけ綺麗に見えるとは思いませんでした。
目の前に三俣蓮華。
そして盟主の登場です。
昨日も越えてきた祖父岳 2,825mの広い山頂を通過します。
とりあえず三俣山荘に行ってみましょう。
ここからの鷲羽の姿はイマイチ。
既に山頂にはかなりの人がいます。
昨日、撮れなかった花々。
チングルマが多いですが、白い苔も綺麗でした。
梯子を二段降ります。
昨日、焦って上がった祖父岳の斜面。
今日はどうもペースが上がりません。
鼻水が出て止まらず、どうも風邪気味のようです。
日も上がって暖かくなってきたので、ここで朝食にします。
お湯を沸かして熱いコーヒーをすすり、重い腰を上げます。
青空が広がってきました。
水晶の稜線もすっきり。
昨日、雲ノ平行きを決断した、岩苔乗越に戻ってきました。
ワリモの頂きを見上げながら、三俣山荘へ向かいます。
黒部源流への下り道。
まだチョロチョロした流れ。
でも降りるに従って・・
水の勢いは増していきます。
右側の祖父岳の斜面が綺麗でした。
その祖父岳の水も集めて、流れは豊かになっていきます。
花も綺麗でした。
ミヤマトリカブト-何とハクサンフウロ!-グンナイフウロ?-アキノキリンソウ-名残のクルマユリ
どんどん幅も広がってきます。
ここは圧巻でした。
美しい斜面が広がります。
まだ元気なミヤマキンポウゲ。
祖父岳からの道と合流したその先に・・
黒部源流標が立っています。
その周りの紅葉は・・
ただただ美しいの一言。
そして三俣蓮華のすそ野に広がる、美しいダケカンバの林。
ここも呆然としてしまいました。
後ろ髪を引かれる思いで前に進みます。
いたるところで足が止まります。
日の加減で色が鮮やかに変わります。
三俣山荘のテン場に着いてしまいました。
そして目にした、これぞ!鷲羽岳の姿。
三日目もいったんこれで終了します。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
でも裏銀座の山旅はまだまだ続きます。
おしまい。
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