
こんにちは。
毎日ニュースで御嶽山の、噴火の救助作業が報じられています。
山仲間の悲報にただご冥福を祈るばかりです。
自然の脅威の前に、ただ茫然とするばかりですが、それでも情報をしっかり確認して準備を怠らず、私は登らせて頂こうと思っています。
さて今回は前回の那須岳登山の際に、行けなかった姥ヶ平を廻ってきました。
珍しくうちのクマさん同伴です。
台風の影響で風は強いと思いましたが、まだ雨が降らないうちに行っておこうと思います。
朝、クマさんの日課である洗濯を待って出かけます。
大宮駅で新幹線なすのに乗って、一路 那須塩原へ。

那須塩原の駅レンタカーで車を借りて、そのまま那須ロープウェイへ。
実は当初目的は、塩原のハンターマウンテンだったのですが営業が11日からということで、急遽目的地を変更。
装備の準備はしっかり出来ていたので、問題はありません。
さすがに駐車場は満杯、既に路肩に駐車している車もありました。
普段は無料の駐車場も、3時間以上は\1,000也、止む得ませんね。


ロープウェイからの眺望、期待出来そうです。
朝日岳の斜面は10日前の前回より、より赤くなっていました。

ロープウェイを降りて、少しだけ登ります。
風が強くて、茶臼岳から山おろしの強風が吹いてきます。
前回はそうでもなかったのですが、この日は那須岳の本領発揮でした。
薄着ではダメですね、すぐに風で低体温症になります。クマさんにはフリースの上に山ジャンバーを着せました。
しばらく体温が上がるまでは、グローブをして進みます。



茶臼岳登山道からすぐに左折して牛ヶ首を目指します。
コースはこんな感じです。
黒尾谷岳から南月山の斜面が綺麗でした。



高雄口です。

雄大な茶臼岳、頼むから噴火しないでくれ。

牛ヶ首到着です。風の通り道で強風が吹き荒れていました。
ここから姥ヶ平が見渡せます。正面は福島との県境の流石山、大倉山そして南会津に続く山並みです。

ここを真っ直ぐ行くと、先日行った峰の茶屋跡の広場に行きます。



茶臼岳の噴煙(水蒸気)が風で真横に飛んでいます。

姥ヶ坂、ここを降ります。





中央の広場を目指します。これが結構近そうで遠いんです。




見事な紅葉です。

紅葉が素晴らしく、足が進みません。





コースタイムは15分ですが、20分以上かかって広場まで出ました。

ここでコーヒータイムにします。
素晴らしい景色に囲まれ、美味しいコーヒーを頂きました。
ただベンチが3組しかないので、シートが必須ですね。



これはシラタマの花。可憐でした。

ひょうたん池に向かいます。

この道すがら一番の見どころでしょうか。




素晴らしい山景が広がっています。今がピークですかね。




ひょうたん池です。圧倒的な質感、色彩感。感動しました。

ぜひ一枚一枚、ピックアップして見て下さい。
写真の腕は下等ですが、それでも被写体は主張してくれます。



圧巻の逆さ茶臼岳。


錦繡とはオーバーだと思われるかも知れませんが、十分その表現に値する風景だと思います。



ため息をつきながら、戻ります。
向こう側の先日歩いた、隠居倉の尾根道がさらに赤くなっていました。

小高い丘から瓢箪池が見えます。




立ち止まり、また止まり写真を撮り続けてしまいます。



広場への出口です。ここも綺麗でした。
私は三斗小屋まで行きたくなりますが、クマさんは行きません・・残念。



また登り返して牛ヶ首に戻ります。

後ろ髪を引かれる思いで。。





姥ヶ坂案内まで戻りました。

そのまま峰の茶屋跡まで出ようとしましたが、クマさんが引き返せと撤回命令・・残念。


でも日の出平の斜面の笹原が綺麗でした。

来た道の南月山、黒尾谷岳の紅葉を楽しみながら帰ります。




青空が出てきました。

帰り道のススキが逆光で輝いて綺麗でしたね。



那須の街が見えてきました。

斜面の紅と黄の対色が印象的です。




黒尾谷岳のダケカンバのV字が金色に見えます。

素晴らしい風景ですね。このように植林したのでしょうか・・
自然は脅威でもあり驚異でもあり、畏怖と尊敬を感じます。




地球が丸いことを実感出来ますね。

素晴らしい山行も終わり、ロープウェイで帰ります。



駅で待つ途中、素晴らしい夕焼けショーも見れました。


うちのクマさんも大満足の山行になりました。
また行ってみたいですね。
おしまい。
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