米連邦航空局(FAA)によると、カリフォルニア州のサンフランシスコ国際空港で6日午前11時半(日本時間7日午前3時半)ごろ、韓国・仁川空港発のアシアナ航空214便ボーイング777型旅客機が着陸に失敗し大破炎上した。
FAAによると2人が死亡。事故機には乗客291人、乗員16人が乗っていた。韓国国土交通省によると、けがをして病院に搬送された乗客は183人。重傷者49人のうち、5人が危険な状態となっている。乗客には日本人1人が含まれていたが、日本の外務省によると、胸などを打ったものの軽傷だという。他の乗客の国籍は中国人141人、韓国人77人、米国人61人など。
旅客機とは、大いに安全な乗り物だと思っている。ニュースのように着陸ミスしても、300人乗客のうち、2人しか死んでない。尾翼が取れて(宙返りしたという説もあるが)、大炎上したというのに。旅客機の大量事故死とは過去のものか。過去世界で最大の事故は、言わずと知れた御巣鷹山。どうして日本で、発着陸はアメリカの10分の1にも満たない国で、あんなことが起こったか。まさか28年後の今になって、あれは操縦ミスだとは、誰も言わないが。
旅客機は、上空での巡航速度は一般に時速900キロと言わるが、着陸態勢から滑走路に入って、車輪が接地するときには、時速300キロくらいまで落ちているそうだ(秒速80m)。そこから20秒くらいの間に、時速50キロのクルマ程度まで減速する(その間1キロ進む)。逆噴射による減速である。
F1マシンも同じくらいのスピードで走るが、こちらはその倍くらいブレーキング性能はいいが。
ということは、今回の事故のように、滑走路に入った途端に時速300キロで尻もち事故を起こして、尾翼が崩壊したとしても、それから20秒間に、ちゃんと逆噴射ブレーキを効かせれば、壊れた機体でも相当に安全なのではないかと思うわけだ。
じゃ、御巣鷹山はどうだったのか。何も300キロで山に激突したのではない。山の斜面にバリバリとは突っ込んだが、あそこで逆噴射ブレーキを行ったかどうかというと、実はパイロットはそこまでの冷静さ欠いて、ブレーキ操作は一切していなかったとすれば、それは500人全員(4人を除いて)死亡する。
まさかこの事故は、911のビルに激突した事故と同じ衝撃だったとは思わない。山の斜面は植林でモコモコ、軟着陸と同じようだと思っているのは素人だから?
ニュースの事故こそ、滑走路というコンクリ地面に尾翼が突っ込んだのではないかと、そちらを疑う。まあ、28年も経過して、旅客機の激突の際の安全性も増したか、同じ300キロで激突しても死なないようになったとは思わないが、今回は相当に安全に事故を処理したものだと感心する。それに比べて、ああ御巣鷹とは、実にまともに、疑いようのないほどに、真っ正直に全員激突死亡してしまったものだと、しかも夏になるとあの事故の季節になる。
FAAによると2人が死亡。事故機には乗客291人、乗員16人が乗っていた。韓国国土交通省によると、けがをして病院に搬送された乗客は183人。重傷者49人のうち、5人が危険な状態となっている。乗客には日本人1人が含まれていたが、日本の外務省によると、胸などを打ったものの軽傷だという。他の乗客の国籍は中国人141人、韓国人77人、米国人61人など。
旅客機とは、大いに安全な乗り物だと思っている。ニュースのように着陸ミスしても、300人乗客のうち、2人しか死んでない。尾翼が取れて(宙返りしたという説もあるが)、大炎上したというのに。旅客機の大量事故死とは過去のものか。過去世界で最大の事故は、言わずと知れた御巣鷹山。どうして日本で、発着陸はアメリカの10分の1にも満たない国で、あんなことが起こったか。まさか28年後の今になって、あれは操縦ミスだとは、誰も言わないが。
旅客機は、上空での巡航速度は一般に時速900キロと言わるが、着陸態勢から滑走路に入って、車輪が接地するときには、時速300キロくらいまで落ちているそうだ(秒速80m)。そこから20秒くらいの間に、時速50キロのクルマ程度まで減速する(その間1キロ進む)。逆噴射による減速である。
F1マシンも同じくらいのスピードで走るが、こちらはその倍くらいブレーキング性能はいいが。
ということは、今回の事故のように、滑走路に入った途端に時速300キロで尻もち事故を起こして、尾翼が崩壊したとしても、それから20秒間に、ちゃんと逆噴射ブレーキを効かせれば、壊れた機体でも相当に安全なのではないかと思うわけだ。
じゃ、御巣鷹山はどうだったのか。何も300キロで山に激突したのではない。山の斜面にバリバリとは突っ込んだが、あそこで逆噴射ブレーキを行ったかどうかというと、実はパイロットはそこまでの冷静さ欠いて、ブレーキ操作は一切していなかったとすれば、それは500人全員(4人を除いて)死亡する。
まさかこの事故は、911のビルに激突した事故と同じ衝撃だったとは思わない。山の斜面は植林でモコモコ、軟着陸と同じようだと思っているのは素人だから?
ニュースの事故こそ、滑走路というコンクリ地面に尾翼が突っ込んだのではないかと、そちらを疑う。まあ、28年も経過して、旅客機の激突の際の安全性も増したか、同じ300キロで激突しても死なないようになったとは思わないが、今回は相当に安全に事故を処理したものだと感心する。それに比べて、ああ御巣鷹とは、実にまともに、疑いようのないほどに、真っ正直に全員激突死亡してしまったものだと、しかも夏になるとあの事故の季節になる。