ダルビッシュ君のレンジャーズでの成功確率

「せめて松田聖子の爪の垢くらいになれよ」
　と思うよね。野茂とイチローの成功は例外としても、どうやれば大リーグで成功するんだ。聖子がジェフ君という彼と同棲して、３カ月で英語マスターしたなんて、野球でもサッカーでも海外渡った選手は多いけど、この程度もできた人誰もいないよ。松井に至っては、ニューヨークのキャバと覆面結婚なんて、情けねー。　
　日本から古閑美保連れて行くのもいいかもしれんが、単身でいって、ジェニファーロペスとか、適当な女優口説けないもんかね。沙栄子と結婚したのと、難易度は変わらんのじゃないか。せめてヤンキースのＡロッド程度のスキャンダル作れなきゃ、ダルじゃねえよ。
　ダルは案外小心者で、すぐキレる子どもだから、このままじゃ５勝くらいはできても、上原以上にホームラン打たれて、終わっちゃうよ。あんなもん打たれるときは打たれるわけで、野茂はどれだけホームラン打たれたか。バカでかい２ｍで１５０キロの黒人部隊が、目の前にガンガンいるんで、んなもの、ウドの大木だと思う、そのくらいの気持ち大切だよ。
　日本の男子レスリングは前は強くて金メダル取ったけど、連中はバルセロナ五輪の頃まで海外遠征いくと「女買うぞ」と売春宿いって、現地の女抱いたもんだよ。そんなことして、外人嫌悪感退治したというわけだ。欧米カルチャーを日本人が超えるのは、その聖子の外人同棲と同じことで、ダルは古閑じゃなくて、ジェニファーくらいと同棲して、英語マスターしながら、外人恐怖症取り除くのが第一歩だね。昨年の西岡なんて、野球以前にそこで敗退したんでしょ。ジャイロボールだ、ツーシームだなんていうのは、その次の話でさ。大体昨日テレビ見てたって「バッタバッタと外人を三振に取ってくれ」なんて、力道山の時代の外人観と、何も変わってないんだからね。５０年前と一緒だよ。いや、最近はそれ以下だ。いまだにこの程度の認識とはトホホ。
　そもそもテキサスとは、ダラスのことで、ケネディが射殺されたとこだよ。白人崇拝でみんな家にピストル持っている。タクシーの運転手はダッシュボードに持ってるよ。超保守で、リベラル白人は敵だからね。つまりケネディは、同じ白人の風上にも置けない黒人の味方したリベラルだと、だから撃たれたわけでね。時代は推移して、今は半分くらいは黒人が入り込んでいるとは思うけど。まあワイルドな精神持ち合わせていないと、簡単に踏みつぶされるとこは、間違いないけどね。イージーライダーがライフルで狙撃されたのも、あのあたりの南部だったよなあ。ジョージアか。

「毛皮は一生ものだよ」と言っていた中学生お嬢さん

　中学生なのに、ませたお嬢さんは、毛皮は高いものだけど「一生ものだから」と、どうせバブル母親セリフの口移しなんだろうけど、１００万円のセーブルコートも、奮発して買ったんだろうか。同級生の女の子の話だ。でも本当は一桁足りないんだけどね。
　でも私が１０歳代の頃に欲しくてようやく買ったダウンジャケット、当時は羽毛服といったけど、すべてがフランス製品で、ヒマラヤ遠征にも着ていくもの。それこそ今思えば一生ものだったんじゃないかな。４０年後の今でも手元にあるし、この冬は妙に来てみたくて、何度も着た。
　ブランドは違うが、テレーコートというのは、リオネルテレーブランドのダウンなのだが、どうやらのりピーの元旦那のジローが日本の代理店なのか。１５万円平均で、平気で売っているが、買う人いるんだろうか。
　つい最近、ふとアウトドアショップにいくと、ならば４０年着たものを、また欲しくなった。円高、格安。すべての物が、４０年前よりも安いのだ。４０年前に２万円は超えていたダウンも、今はバーゲンでもっと安い。あれからインフレが３倍進んで、値段が半額ならば、６分の１。世間とはそういうものか。ライカのカメラとは言わないが、ニコンでも平気で１０万円したものが、今は２万円でさらに高性能。１０分の１である。一生ものがこんなに安くていいのか。
　当時、バイトにダウン着ていくだけで「遊び着でくるな」と会社に言われたが、今は日本中がダウンで、ユニクロでもダウンだ。当時ザックに荷物詰めて背負っていたが「都会で登山するな」と言われても、今は全員がそうする。世間は登山家の４０年遅れで、のろのろと、時代が追いかけてくる。その能率の悪さはいったいなんだ。
　趣味の悪いセーブルなど、４０年前のデザインなど着ていられるかと思うが、他人事お嬢さんのことだから、関知しないが。ダウンのデザインは４０年前のダブルとか、ボックス縫いを知っている者としては、安物ユニクロのシングルダウンなんて、バカらしくて見ていられない。ボックス縫いダウンは、適正外気温が、マイナス２０度からと書いてある。外気がその気温のときに、着ていて適温だということだ。
　ふん、そうだろ。４０年着ていたのが、ヒマルチェリというダウンで、新品がマウンテンエクイップメント。羽毛服という言葉に、船酔いする。

「失われた２０年」と泣きが入る、日本人絶望論の愉快

　人生８０年のうち、７９年と３００日間日本人は「将来どうなるんだろう」と悲観論に支配されて、死ぬ前日になってようやく「人生を安心して終えられる」と笑みするという、笑い話があるんだよ。根が百姓だからね、明日の天気はどうだろうと、毎日心配して、晴れたらスルーするけど、荒天だと対策しなくちゃならないからね。
　寒いねえというと同意され、乾燥しているねえといえば同意され、「カネがなくてぼろ着しか買えないから寒いんだろう」というと、ＫＹだと言われるよ。
せめてその反対に、７９年と３００日間は、楽観して生活したいんだけどね。死ぬ当日になって、葬式費用がないと、１日だけ悩むならそれがいい。
「神風が吹く」とはよく言ったもんだと思う。絶望の窮地に立たされると、必ず努力が報われて、神風が吹いて、この国は救われる。
　ただ６５年前の愚かな戦争は、どこにも神風が吹かずに、３００万人が死んで、大きな損失を起こした。でも立ち直ったという屁理屈をよく言う。１００年前と比較して、敗戦したから今日があるわけで、敗戦しなかったら、こんなに繁栄していないと。程度の低い小話もいい加減にしてくれ。
　さて、この２０年は失われたと、誰もが嘆くが本当かね。日本の借金は１０００兆円で、世界一。でもね、コケにしたイタリアなんて、先日豪華客船が事故したけど、客は皆イタリア人の地中海クルーズなんて、全然国家が破たんしていないんですけど。ギリシャにしても。どこか報道にウソがあるんですね。国家が破たんしたからって、何も国土が海に沈むわけじゃない。いくらかの貧乏人や生活保護が、切り捨てられると、それだけのこと。
　さて、日本の１０００兆円の債務保証なのだが、間違いなく将来国がする対策がある。昭和２１年生まれの烏合の衆は、１０年後にどんどん死んでいくが、連中は案外一人当たり、１千万円以上の郵貯をもっているのだ。家族円満だとまずいけれど、いわゆる汚い言葉で、独居老人というのは、郵貯もったまま死んでくれるわけですね。３年そのまま保全されたら、国家が没収しましょう。お国に一大事で、神風吹かせるためにするんです。死に際に１千万円持っていても仕方ないでしょう。国に寄付するんですよ。寄付はお布施ですから、寺にも神社にもするし、国家にもする。すると、１千兆円くらいは、数年で返済できるんですね。６５年前に新円切り替えで、円を１００倍インフレさせて、９９%の予算を踏み倒しても日本は生きてきたんですから、今度はこういう方法とります。
　だから全然失われていませんね。円は世界一強い通貨で、日本は現在世界一景気がいいんです。愚かな生活保護とプーが不景気だと吠えているだけですね。それに新卒でも、７０%は就職できたし、私政治家じゃないから、残りの３０％の心配なんてしていませんよ。

木嶋佳苗の死刑裁判への問題点

　本当は４人殺害しているのに、３人の殺害で起訴されている、百日裁判員裁判の木嶋裁判。さいたま地裁である。通例ならこのまま死刑へ移行するのだが、問題点があるなら、２点ほど。
　三流予備校と化している裁判員裁判の認識不足。
　裁判員とは、本来学歴としては中卒が適当なのである。普通の社会人で、適当に税金納めて、選挙権があればそれが理想的。ところが何の間違いか、裁判員の法廷とは三流予備校みたいで、裁判員とはできの悪い学生で、せめて、三流私大くらいは合格しようよ、みたいな法廷で勉強だみたいに進められて、裁判官も裁判長も上から目線で、連中を誘導するし、できるなら、こんなできの悪い裁判員の面倒みたくないのだが、法律がこんな制度をつくってしまったから、やっていると、こんな風潮が一番の問題である。
　選挙権が、中卒の二十歳以上の大人にあるように、裁判員というのは、最低限の世間常識を持っているだけのことが重要で、それ以外の、くだらない法律知識は持っていては困るのである。私のような小賢しさがあっては、ダメなのだ。そんな連中が、これまでどれだけ堕落して、小沢一郎を恫喝して、でっち上げの調書を書かせたんだ。プロと言われる検察や裁判官は、このように、なあなあで不正をするから、汚職するから、中卒に選挙権与えて民主主義やっているように、裁判員始めたわけだ。天下の議員が、野田佳彦でもいいけれど、中卒の選挙民に「おめーらがいるから、政治が悪い」とどの面下げて天に唾できる、できない。ところが法廷では、それやっているから、おぞましい程度の三流予備校と化しているわけだ。なっとらん。
　今日も、バカ検察は、「説明が早すぎますか？」とやっている。バカ裁判長は、「どうですか、みなさん」と、裁判員６人、その裏の予備の６人の顔色見ながら「いいようです」。
　どこのレストランが、食い終わらないうちに次の飯出すか、いや、食っている最中に皿を下げるんだ。立ちあがって、「ばかやろ」と客は言う。裁判員はそれ言ってもいいのだが、私なら言うが、連中は三流予備校の四流学生になり下がっているから、まったくウジ虫のように、上目線のバカどもに従う。これでまともな裁判員裁判だと思ったら、大ちがい。こんな間抜けな制度は、間もなく破たんする明らかに。

　制度はいかがわしくとも、人殺しを裁く検察能力は、時代と共にドンドン進化して、普通はほとんど逃れられない。
　例えば木嶋は、練炭や練炭コンロ、睡眠薬、すり鉢など殺人道具をすべてネットで購入しているのだが、そのパソコンを敵（検察）に押収されているわけで、すべての買い物の日時金額が特定されたのでは、もう逃げようがない。すべての銀行口座、預金の推移も握られている。クレジットの、すべての、「あとからリボ」でさえ、明らかにされている。
　犯行のレンタカーのナビが押収されているわけで、走行軌跡がすべて残るわけで、殺しの現場への移動さえも、逃げようがない。さらに、街角のモニター、ＡＴＭのモニター、駅のモニター、近い将来に、宇宙からのＧＰＳを利用すれば、特定の人物は、地球上にいる限り間違いなく監視され特定される。
　さらに木嶋のような女は普段１分おきというか、１０分おきに誰かとメールを打っているほど、落ち着きがない。メールをやらないのは、寝ているときと、セックスしているときと、殺人しているときだ。
　だから、木嶋の大出さん殺害は、０９年８月５日の午後９時半頃なのだが、１時間前までの彼女と大出さんの行動は、明らかであり、殺害後１時間後の彼女の場所も行動も明らかになっている。犯行現場のすぐ近くに、彼女はいたのである。
　知ったかぶりは、これを状況証拠だけというが、では世の中に物証とはなんですか？　指紋と返り血というが、どの昭和の阿呆の時代か知らないが、手袋して練炭の一酸化殺人の、どこに指紋と返り血があるんだろう。物証とは、自分が死刑になってもいいから、こいつが憎いという殺人者に対していうことで、いわゆる、確信犯に、こんな初歩的な物証など存在するわけがないのだ。それを頭の薄いジャーナリストは、鬼の首とったように「物証がない」とは、いい加減にしてくれよ。
　というわけで、木嶋の一番のミスと言えば、三度の完全犯罪が成功して、四度目の殺人にポリが疑問生じてこの裁判に至るわけで、むしろ、彼女はどの頭して、人一人の命を、２００万円くらいで簡単に殺害してしまっているのだ。すると、彼女が男から２億円くらい詐欺するなら、１００人を殺害しなくてはならないという計算になる。そういう計算する頭の構造を知りたいと思うのだが、愚かな裁判では一切明らかになることはなくて、じゃ、こちらで仮設と実証しなくてはならない。
　日本に年間で５千人程度が交通事故で亡くなるが、一方で３万人が自殺する。１日で百人だ。ならば彼女が、週に一人の割合で殺害したとしても、この程度の数字は、数の多さに紛れる。しかも彼女としては、虫一匹踏みつぶす程度だし、睡眠薬で泥酔させて練炭部屋で眠らせるだけでこれが可能なのだから、簡単といえばそうかもしれない。これが可能だという結論なのだから、怖いということだし、どうしてこんな頭の構造になったのか不思議なのだ。何かが歪んでいるし、気が違っているのは確かなことだ。
　この裁判というのは、そういうことだ。何だか妙に法廷が和気あいあいとしているのが、異様に気持ち悪いことでもある。鬼畜な女がそこにいるのに、どっかの学校の給食のデブのおばさんが被告のようで、世間はすべて錯覚している。仮にそうだとすれば、検察がムード作りにすでに失敗して、彼女の作戦が功を奏しているとも言えるわけだ。チンタラした不思議な裁判だ。駄長である。もっとコンパクトにする必要があった。
　ロス疑惑の彼であり、和歌山カレーの彼女である。変な人は１千万人に一人存在する。木嶋もそうだと思う。
　いや、木嶋の父親も５年前に事故死しているし、母親も交通事故で半身不随だ。関連性は何だ、裁判のスタート地点はその辺のような気がするが、違うか。