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5月27日(金)動脈硬化した組織はすぐになくなるとは、将棋連盟のこと

2005-05-27 12:06:01 | ブツブツ日記
 動脈硬化した組織といって、すぐに思い出すのは、野球の「長嶋派」のこと。野球の話をするときに、長嶋を敵に回すというのは、今川6万の大群を敵に回した、わずか4千の信長軍みたいなもので、実に気が引けるのだが仕方がない。
 昨年まで長嶋派だった人は、ナベツネとそのファンのことで、巨人最優先、パリーグ壊滅、巨人中心に新リーグ結成その他の利己主義。セパ交流戦で人気が盛り返している現在から見ると、時代の逆行考えていただけでした。少なくとも、ヤクルト古田の野球改革に際して、長嶋派は反対。彼らは今年のような光景が目に浮かばなかったのでしょう。動脈硬化していて思考停止していたのです。
 昨日米長が会長になった将棋連盟も同じです。かつてこの組織は20代の女性ぶっていたいいときもあったのだろうが、すでに50歳過ぎたババア。うらびれた自分の容姿すら気が着かずに、その場しのぎで人気奪回策図ろうと、
1 米長なんていう、人の著作権パクルような詐欺男を組織の会長にしてしまった。
2 それで気が着いたのだが、それまでは中原という「突撃します」というのん気なおじさんが会長だった。
3 過去に決めていたプロルールを無視して、公道を時速200キロで運転していたアマチュアを、プロ扱いし、合法と認めた。
 大人の組織じゃないですね。ママゴトしているのです。
 元々将棋は家元制度で江戸時代から保護されて、昭和10年までそれは続きました。名人は老いぼれて痴呆になっても、名人で「そりゃおかしい」と改革されたのがこのとき。将棋を家元だという理解の仕方は、相手と戦う戦形だとか防御だとか、その駒の動かし方が芸術で評価できるかららしいです。ですかね? 将棋道って華道や茶道の仲間ですか?
 家元ってのは、金正日か小泉かノーベル賞のことですね。世の中に怖いものがない。だから何でもやります。将棋連盟という組織には、プロが150人存在する。10人いれば十分なのにね。プロといってもその150人は実態社員みたいなもので、「入社試験」は「三段リーグ通過」という少し難しいものだけど、果たして公務員上級試験と司法試験とどっちが難しいのかは分からない。しかし五輪金メダル試験よりは、ずっと簡単だ。その試験通過で社員。社員落ちはボンクラ以外はまずないが、問題は社員の存在意義。「架空」とも思えてくる。
その社員食わせているのが、読売や毎日やサンケイなのです。毎年3億円くらいを連盟に寄付していて、竜王戦だとか名人戦だとか棋聖戦だとかを、開催する。開催しながら順位戦を行なうのが社員。誰も見ません、アリバイ行為。家元たちの暇つぶしか?これに給与が出る。年収1千万円越えるのは、150人中、20人くらいらしいですが。
 新聞社というパトロンが年に総額25億円くらいを出資しているから現状持っている組織で、例えばゴルフは、藍とかさくらとか高校生のヒップ1mとかで盛り上げているのに、将棋は盛り上がれない。アイデア不足。いずれパトロンが離れてしまうのが目に見えているのに、努力しないと壊滅しますよと、心配するわけです。
 モノも言い方ですよ。新聞社も取材して紙面を活字で埋めるのに苦労するから、3億円支払えば、毎日3段分くらいの記事は、自動的に連盟から流れてくるって「仕事しなくて楽だ」とは、本当の新聞社の声ですか?
 自分を家元だと勘違いしているからプロがいるわけで、勘違いやめればプロ必要ないのです。いまどきコンピュータはいくらでも強いわけですね。チェスはすでに機械には勝てません。けどのん気に「将棋は勝てる」という迷信が今でも続く。コンピュータ投資額が違うのですよ。将棋の販路は日本だけ。欧米は本気で投資しません。国内は保護するためにわざと投資しません。米軍でさえイラク攻撃にコンピュータは欠かせないのに、最強の陣形などは机上でいくらでも作成できる。名人戦の実戦じゃないと「家元棋譜が創造できない」などは、昔話なのに、これが通用しているわけですね。
 これだけプロアマオープンの時代に、相撲と将棋だかがオープンしていません。家元だからね。そこに怪しいものが隠れているとは誰もが思います。オープンにしましょう。ついこの間優勝した浦和レッズも、ジュビロ磐田も1年で降格の危機にある。しかしプロ将棋降格の危機は、不良以外は定年か痴呆だけですから。
そうして1回戦から賞金500万円出せばいいのです。たった一回のトーナメントに3億円もぼられている読売は、その使い道をちゃんと調べるべきですね。そうすれば、フェアで楽しいトーナメント開けるでしょう。
 知ってますか、いまどき「アマチュア6段の認定」などに、30万円かかる。例えば先週アマの名人戦に優勝した19歳の小僧は「こんなものに興味はない」とうそぶいているんですよ。目標はやはり「家元入り」だって。なのに、一方勘違いアマから30万円ぼったくって、のうのうとしていては、まあ如何わしいと思われても仕方ないよね。
 だから将棋家元というのは、30年前の将棋小僧の成れの果てで、何も金正日でも小泉でもノーベルでもないのです。家の近所にだって、かつての盆栽小僧とか釣り小僧だとかごまんといますよ。勘違いには早めに気が着くことが大切なのです。
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