sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

2月17日(土)東京マラソン

2007-02-16 18:31:35 | ブツブツ日記
 ついに明日は慎太郎が5年も前から言っていた東京マラソンが開催される。まあ3万人規模のマラソンを開催するわけで、実行できたわけだから、君が代歌わせることには反対しているが、こういうのは賛成している。
 ところで問題は、本当にそれらしい市民マラソンを開催できるのかってことだけど。3万人の市民マラソンで一番重要なのは、最下位の3万人目のランナーであっても、腹減ったときにオニギリとかドリンクとか、そういうものが給食所(エイドステーション)に残っているのかどうかと、いうことだ。「こんなに遅い人には水でも飲ませておけ」と私が言われたのは札幌の50キロのスキーレースでのことで、私そのオヤジをひっぱたいてやろうかと思ったことがある。「だったら、こんな市民レースなどやるな」というわけだ。
 得てして、速いランナーだけが好きなわけだ。ならばそういうレースをやればいいのだが、市民レースで遅いランナーも参加させようというのだから、(遅くて大勢の人の票が欲しかったとしても)、だったら、遅い順番にもてなせと思うのだ。むしろ速いセミプロなど、何もしないで、勝手に走っていろということだ。
 しかし都心というのは、コンビニがたくさんあってこれは便利である。42キロを7時間で走ればいいという人は、疲れたときに休む時間もあるし、昼飯に立ち食い蕎麦、コンビニオニギリ食う時間がちゃんとあるということだ。コンビニトイレの存在も重要だぞ。小銭もって走れば、道端のコンビニ、立ち食いソバ屋に寄れば言い訳で、食後の一服もできるし、コンビニが有料オニギリとして、沿道で1個100円で売ったとしても、5千個おお50万円の売り上げになるかもしれない。田舎のマラソン大会は、河川敷で開催するから何もないわけだ。ファミレスで飯食う時間はないかもしれないが。
 それにしても、9万人応募で3万人参加というのは、抽選は厳しい。来年は15万人くらいが申し込むかもしれない。ならば、世界一の参加を目指して、スタートは1時間くらいでゆっくりやって、20万人規模の大会にしたらどうだ。時間制限はホノルルのように、12時間がいいぞ。ならば私も歩いて参加する。

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2月16日(金)間抜けなガイド殺人事件について

2007-02-16 00:21:46 | ブツブツ日記
 ゆとり教育のせいで、何事も安易に間抜けになっているのだが、しかし、「モーニングスター」のファンド評価とか、「ミシュラン」の星の数とか、「オリコン」のチャートでもいいのだが、地味な基本的な権威ある見解や数字は、どこかでしっかりしなくてはないないと思うわけだ。しかしながら、国内ではその軸となる数字や根拠というのは、ほとんどない。せめて「ナイスカップル大賞」や、「眼鏡が似合う女優さん」だけしかないとしたら、大笑いでもある。
 八甲田で田舎のガイドが雪崩で二人の客を遭難死させてしまった。もうこういう話は、金で解決させるしかないわけだ。しかしどうせこのツアーは保険などには入っていない。死んだ客に三千万円支払えるのか、無理だろう。遺族は自衛で自分の生保からの死亡保険金を貰うしかないわけだ。どうせそうなのだ。都道府県に山岳連盟があって、中央に山岳協会があるのだが、こんなものはめくら同然で何もやっていない。政府に手落ちがあるのに、そのコバンザメがしっかりしているはずがない。
 我々冬のスキー登山家は、スキー場周辺はまず避けて、同じように夏のジジババがスキー担いでツアーするような八甲田、栂池、福島吾妻には、なるべく近づかない。ちょっと低気圧がくると、死人が出るのはいつもこの辺りである。スキーツアー客の正体などは、夏のバス観光ツアーと一緒で、「スキーもってきたから山に連れて行け」であり、ガイドは「スキー持って来れば山に連れて行く」それだけ。
 昨年十月の低気圧のときも、白馬でババが、3人くらい死んだ。やはり引率していたガイドは間抜けな抗弁している。こんな低気圧は初めてだった。そもそもガイドの基準すら明確じゃないのが日本の現状。
 岳人という山の雑誌では、ヒマラヤローツェの南壁に初登頂など書いているのだが、素人受けは十分なのだが、いまどき酸素吸って8000m登って何ですか? つまりこんなものは記録でもなんでもなくて、夏のジジババハイカーのヒマラヤ版に過ぎないわけで(それはそれで少しの意味はあるが)どういう登山に価値があり、どういう登山は無価値で本人の趣味程度なのかという明確な基準が国内にはないわけです。テレビに紹介された、不味い食い物やが、ニュースでは一番美味しいレストランになるのだが、ミシュランでは☆すら付きません。基準とはそういうものですよ。何でもいいから目だったことすればニュースになるという、これは愚かなことですよ。政治経済ニュースもその程度で報じているから、百万年ニュース書いても、何の意味もない。
 過去日本のスキーブームは山の樹木切り倒してリフト掛けて営業したわけです。それに飽きた人が、リフトのないところで滑りたいと、ガイドツアーが盛んになったわけです。酸ヶ湯は三泊して東京から往復ツアーで49800円ですよ。珍しく地元にガイドがいつも待機しているようだけど、そのガイドといってもたいしたものじゃなくて、岳沢の山小屋が絶対に雪崩にあわないと30年小屋番がいっていたもの、昨年流されました。所詮ガイドが知っている山は、30年が限度で、それ以外は知りません。その30年も本当に知っているのか疑わしい。それが殺人事故の根拠というんですから、信じた客は悲しいもんです。
 それにいまどき全層雪崩は皆無であって、事故の雪崩は表層に決まっていて、それは巻き込まれたんじゃなくて、自分が起こした雪崩で自分が死んだわけです。死んだ客の別のツアーが上で雪崩起こしたかもしれないとか、ラストにヘタな客がいてそれが死んだのだが、ガイドはさっさと下を滑っていたとか、視界が20mなのにスキーしていた、朝は晴れていたというウソ。その他いろいろあります。どういう基準でスキーができ、八甲田にはどういうルートがあるとか、山岳協会その他はアナウンスできないわけだから、いつになってもガイドという個人の人任せ。むしろ地図にルートを記入してしまうと、客は自分登るからガイドの商売が上がったりというケチなことも考える。地元青森の連盟などは、もっと体たらくでしょう。ガイドの思いつきルート引率は殺人者と同じです。
 素人騙しには、だからスキーは危険でもいいのですが、実際にやっている人相手には、もう少しまともな媒体や啓蒙機関があってもいいんだけどね。

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