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11月5日「津波防災の日」 誕生花:サザンカ

2014-11-05 03:55:50 | 雑記

 記念日・年中行事

○津波防災の日
2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震による甚大な津波被害を踏まえ、同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」において、広く津波対策についての理解と関心を深めることを目的として、毎年11月5日を「津波防災の日」と定めている。
この日は、1854年11月5日に発生した安政南海地震で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて暗闇の中で逃げ遅れている人たちを高台に避難させて救った「稲むらの火」の逸話にちなんだ日である。

○雑誌広告の日
日本雑誌広告協会が1970〈昭和45)年に制定。
「読書週間」「教育文化週間」のある時期ということで、この日を記念日とした。
消費者の保護と雑誌広告の信頼を高めることを目的としている。

○日本ブラジル修好記念日
1895(明治28)年のこの日、「日伯修好通商条約」が締結された。(ブラジル:剌西爾)

○いいりんごの日
青森県が2001(平成13)年に制定。「いい(11)りんご(5)」の語呂合せ。

○縁結びの日
島根県の神話の国・縁結び観光協会が制定。
旧暦10月(新暦11月ごろ)に出雲大社に全国の神が集まり縁結びなどの会議をするとされていることと、「いい(11)ご(5)えん」(いいご縁)の語呂合せから。

○いい5世代家族の日
製薬会社・ノバルティスファーマが制定。
「いい(11)ご(5)せだい」の語呂合せ。

○いい男の日
美しい生活文化の創造のために、化粧品事業、ヘルスケア事業などを展開する株式会社資生堂が制定。
いきいきと素敵に生きるすべての男性を応援する日。
日付は11と5で「いい男」の語呂合わせから。

○いい酵母の日
酵母を摂取することの大切さを広くアピールしようと、埼玉県鴻巣市に本拠を置き酵母の製品を扱う株式会社日健協サービスが制定。
日付は11と5を「いい酵母」と読む語呂合わせから。
同社では4月15日を「よい酵母の日」に制定している。

○電報の日
電報を申しこむ時の電話番号「115」から。

*(旧)Burn All GIFs day(全てのGIFを焼き尽くす日
1999(平成11)年から実施。現在は実施されていない。
画像フォーマットとして広く使用されているGIFには、LZWという圧縮アルゴリズムが使われている。
LZW
の特許はアメリカでは2003年6月20日に、日本でも2004年の同日に失効しており、現在はGIFは自由に使える画像フォーマットとなっている。

□十日十夜別時念仏会(京都市左京区・真如堂、開闢法要5日17:30~18:00過頃、法要6日~14日18:00過~19:00過、結願法要15日14:00~15:00頃、ご閉帳法要15日17:00~18:00頃)
十日十夜念仏を唱え、極楽往生を願う行事。
十夜法要発祥の寺院。最終日は結願法要(終日)が
行われ、本尊阿弥陀仏を間近に拝観でき、小豆粥の接待(有料)もある。

○修理完成記念国宝鳥獣戯画と高山寺【後期】(京都市東山区・京都国立博物館、11/5~24、9:30~18:00〈入館は17:30まで〉、休館日:月曜日※ただし11/24は開館)
絵巻の中でも最もよく親しまれ、世界的にも知られる国宝「鳥獣人物戯画」の修理が完成したことを記念して、甲巻から丁巻までの4巻すべてを公開する。
https://www.youtube.com/watch?v=qWqDwuoNvzY
https://www.youtube.com/watch?v=78XPdcWJqv0
https://www.youtube.com/watch?v=TKnU8rq57ZA

□秋季大祭並火焚祭京都府京都市伏見区・藤森神社、10時~)
氏子奉納の約3万5000の火焚木を焼納する祭。
藤森神社は神功[じんぐう]皇后をはじめ、早良[さわら]親王や舎人[とねり]親王など12柱を祀る神社。

□県神社献茶祭(京都府宇治市・県[あがた]神社)
宇治茶の恵みに感謝を捧げ、茶業発展を祈る。口切式の儀式が行われ、茶道籔内流家元が献茶をする。
なお、献茶祭当日は、家元による副席が茶室「棠庵」[とうあん]等で催され、神前から撤下[てっか]された極上の濃茶、薄茶が振るまわれる。
使用の御茶は宇治茶商工業協会宇治支部の奉献による。

○広川町津波祭(和歌山県広川町・広川堤防、9:00~9:30)
江戸時代、安政の大津波で犠牲となった人々の御冥福を祈り、また二度とこのような災害を起こさないようにと堤防を築きあげた濱口梧陵翁の遺徳を偲び、始められた祭り。全国でも例のない珍しい祭りだ。 

 サザンカ(山茶花) sasanqua

【花言葉】「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」

【概要】
サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)はツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹・小高木。
日本の比較的温暖な地域(本州の山口県、四国、九州、沖縄)に自生し、山地の林の中や林の縁に生育する。
海外では、台湾や中国、インドネシアなどにも分布。
漢字表記の「山茶花」は中国語でツバキ類一般を指す「山茶」に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。
もとは「さんざか」と言ったが、音位転換した現在の読みが定着した。
属名のCamellia はイエズス会の宣教師「カメル(G.J.Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の sasanqua は「山茶花」のことである。

【特徴】
高さ2~6mm。葉は互生し、長さ3~7cm、幅2~3cmの長楕円形~卵状長楕円形。
ふちに鈍い鋸歯がある。主脈が目立ち、側脈はやや不明瞭。両面とも主脈に短い粗毛があるほかは無毛。
開花期は10~12月、枝先に直径5~8cmの白い花をつける。花弁は5~7個で、ほとんど離生し、平開する。
雄蕊の花糸は淡黄色で、基部だけ合着する。花弁と雄蕊はばらばらになって落ちる。
通常サザンカというと晩秋から冬に花を咲かせるイメージが強いが、サザンカとヤブツバキが自然に交雑してできたハルサザンカは冬から春に花を咲かる。
また、真冬に花を咲かせるカンツバキも園芸上はサザンカに含まれまれることも多い。
以上のようにサザンカは花の咲く時期によって「サザンカ系」「カンツバキ系」「ハルサザンカ系」の3つのグループに分けられる。
花色は桃・紅・白などがあり、咲き方も一重咲き・半八重咲き、八重咲き、ラッパ咲きなど多岐に渡る。
色も単色だけではなく、斑のはいるもの美しいグラデーションのぼかしが入るものなどバラエティーに富む。
ちなみに野生種のサザンカは6~7枚の花びらを持つ白色の一重咲きである。
http://endoh-kazuo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2010/12/11/p1440296.jpg

【園芸品種】
‘桜月夜’ (Camellia sasanqua ‘Sakura-zukuyo’)
サザンカ系園芸品種群の1品種で、ピンク色の半八重の花が咲く。
http://www.geocities.jp/nakayamasyokubutuenn/12gatu/pc02sazankasakura.jpg

‘七福神’ (Camellia sasanqua ‘Shichifukuzin’)
サザンカ系園芸品種群で、関東地方で古くから栽培されてきた。
濃桃色の半八重大輪。木は立ち性で、花期は10~11月。
http://pcweb.hobby-web.net/7110/10300111u.jpg

‘丁字車’ (Camellia sasanqua ‘Choujiguruma’)
サザンカ系園芸品種群。紅色ぼかし一重唐子咲き小輪。
関西地方で古くから栽培されてきた。別名「金采」。花期は10~12月。
http://www.geocities.jp/nakayamasyokubutuenn/12gatu/pc04sazankatyoujikuruma.jpg

‘獅子頭’ (Camellia sasanqua ‘Shishigashira’)
カンツバキ系品種群の多くの交配親となった品種。濃いピンク色の八重咲き。
http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia_hiemalis_Shishigashira02.jpg

‘富士の峰’ (Camellia sasanqua ‘Fuji-no-mine’) 
カンツバキ系の園芸品種で、千重咲き中輪。木は立ち性。
白色品種では古くから最も利用されてきた。花期は11~1月。
http://ana-engei-center.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/01/12/dscf6589.jpg

‘朝倉’ (Camellia x hiemalis ‘Asakura’)
カンツバキ品種群の八重~獅子咲き中輪。白色で外弁にほんのりと淡紅色が入る。花期は10~11月。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/4d/68a04be5f5e66102e7646da713064394.jpg

‘鎌倉絞’ (Camellia x vernalis ‘Kamakura-shibori’)
ハルサザンカ系園芸品種群の1品種。赤地に白斑の入った一重小輪の花が咲く。
https://lh5.googleusercontent.com/-zBlA8sTF90c/T4fHV-NCAtI/AAAAAAAA1oI/Iooybc6U8hk/s800/13-7.jpg

‘笑顔’ (Camellia x vernalis ‘Egao’)
ハルサザンカ系園芸品種群。
福岡県久留米地方から普及した濃桃色の八重咲き大輪で、白斑の入る系統もある。花期は11月~3月。 
http://hamakazuchan.la.coocan.jp/flowers/Feb-haru-sazanka-egao-09-1.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み:花が咲き終わったら、早めに子房ごと花がらを摘み取り、果実に養分が取られないようにする。
剪定:3月~4月に行う。ツバキより枝が密生するのでこの時期なら刈り込みもできる。
開花前や開花中の株は花が咲き終わるのを待ってからでも構わない。
花芽は前年枝から伸び始めた新梢の先に6月ごろつくられる。
株全体の枝を短く切り戻す強剪定は、花後すぐに行っても花が咲かなくなるので、数年に1回行う程度にとどめ、通常は枝の間引きと弱い切り戻しが基本。
また、花芽がふくらむ9月ごろに残したい花芽を確認して、不要な枝を切り戻すこともできる。

■栽培環境
鉢植え、庭植えともに日当たりのよい場所から日陰まで栽培できる。
ただし、日なたでは西日の当たらない場所、日陰ではなるべく明るい場所を選ぶ。
冬に-5℃以下になるようであれば、防寒する。
ツバキよりは耐寒性が弱いので、冬の乾いた寒風が当たらないようにする。

■水遣り
鉢植えや、庭植えでも植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。
開花期は花弁を広げるために水を必要とするので、特にたっぷりと与える。
庭植えで植え付けてから2年以上たつ株は水遣りの必要はないが、雨が少なく土の表面が乾くようなときはたっぷりと与える。

■肥料
庭植えは2月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておく。
鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥するが、開花中の株は花が咲き終わってから追肥する。
土のアルカリ性が原因で葉が黄色くなり生育が悪くなった株は、生理的酸性肥料(硫酸アンモニウムなど)を施すと、肥料成分が吸収されたあとに酸性の成分が土に残るため、土が酸性寄りになり、樹勢の回復も期待できる。

■用土
水はけがよく有機物の多い弱酸性の土でよく生育する。
赤玉土中粒1:鹿沼土中粒1:完熟腐葉土またはバーク堆肥1の配合土などを使う。

■植え付け・植え替え
庭植え、鉢植えともに、春の3月中旬~4月、秋ならば9月中旬~10月中旬。
庭植え、鉢植えともに、植え穴または鉢底に、有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておく。
弱酸性の土でよく育ち、アルカリ性の土では肥料が吸収しにくいため、葉が黄色くなり生育が悪くなる。
そこで、庭植えでは、建物や塀の基礎、コンクリートブロックなどの影響で土がアルカリ性になるような場所は避けるか、水はけがよく有機物を多く混ぜた土で盛り土をして高植えにする。

■ふやし方
挿し木:6月下旬~8月に、春から伸びた枝から10~20cmほどの穂木をとり、水あげ後、清潔な土に挿す。
挿し木後は直射日光を避けた明るい場所で、空気穴をあけた透明ビニールで容器ごと覆って湿度を保つ。
順調に発根すれば、その年の9月中に鉢上げができる。
とり木:3月~6月に枝の樹皮を3cm幅で木質部まではぎ取り、たっぷり湿らせた水ゴケで包み込み、ビニールで覆い乾燥を防いでひもで固定する。
その後は水ゴケが乾く前に水を補給し、乾燥しないように管理する。
1~3か月後に根の発根状況を見て枝から切り離し、鉢上げする。

■病気と害虫
病気:花腐菌核病、すす病
花腐菌核病は、花弁に茶褐色の斑紋が現れる。開花時期に雨が多いと被害が広がる。
水遣りのときも、花弁に水がかからないよう注意する。
病気にかかった花は、地面に落ちて翌年の病気の発生源となるので早めに処分する。
すす病は、カイガラムシなどの排せつ物が堆積した葉や枝に黒いすす状のカビが発生するもので、見た目が汚いだけでなく光合成を妨げる。

害虫:チャドクガ、カイガラムシ類
春にチャドクガの幼虫(毛虫)が発生する。葉を食い荒らして丸坊主にしてしまうので、見つけしだい薬剤を散布して駆除するが、触れると毒毛によって皮膚がかぶれてピリピリとした痛みがなかなか取れないので気を付ける。
適宜剪定を行い風通しをよくしておくと発生しにくい。
カイガラムシは風通しの悪い環境で発生しやすい害虫。植物の栄養を吸うだけでなく、排泄物によって光合成を阻害するスス病を併発させる恐れもあるので、見つけしだいこすり落とす。

■まとめ
乾いた冬の風は避ける
できるだけ日の良く当たる場所で育てる
チャドクガの発生に注意する


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