氷見市街を中心に郊外を左廻りに移動しています。
柿谷から南西方向へ進み、氷見市中村の西田家のツバキを訪ねました。
見事な剪定です。
おうちの方に話を伺うと、太すぎて根は掘れないので、邪魔な枝だけ切り払ったそうです。
続いて、小窪で岡田家のツバキを拝見させて頂きました。
2本の古木が花を咲かせていました。
何れの木も、幹が白く染まり、幽玄な雰囲気を漂わせています。
しかし、もしかするとこれは何かの病気かもしれないと、ちょっと心配になります。
県道64を南へ向かい、小久米から県道300へと右折し、氷見日名田京田家墓地のツバキを訪ねました。
車を停めた道路脇で何かの作業をされていた方に、主旨を説明し、京田家墓地のツバキを探しているのですが、とお聞きすると、「そうなの、案内してあげるよ」と手招きされました。
私の車のナンバープレート「練馬」を見て、「東京から来たの? わざわざ!」と聞かれましたので「ええ」と答えると「いやいや、ご苦労様です」と嬉しそうな表情をされました。
京田家の墓地で、お年を召したご婦人が作業をされていましたが、この方が京田家の方で、案内してくれた人は、京田家の方ではではなさそうです。
京田家墓地のツバキも、威厳ある風格を備えた、見事な樹形を見せていました。
樹齢を重ねた杉の木を従え、紅色の花弁に黄金色の粉をこぼす様に、この場所に安らぐ人々の笑顔を見るような思いが致しました。
車に戻ると、墓地を案内してくれた方から、「次は何処へ行くんですか?」と聞かれたので、
「三尾の堀田家です」と答えると、
「私もそちらへ行くから案内しましょう、車の後を付いてきて」と路肩に停めてあったセダンで誘導しながら、県道をはしり始めました。
三尾に付くと、この男性は道で出合った人に、「東京から氷見のツバキを見に来たんだって、堀田さんとこに古いツバキがあったかな」と話し掛けています。
話し掛けられた人も堀田さんのお家の方ではなさそうですが、「堀田さん留守だけど大丈夫だよ、ツバキを見てきたら」と促してくれましたので、お言葉に甘えさせて頂くことにしました。
道案内をしてくれた方は議会関連の仕事をされているようで、この地区では相当に顔が利く人のようです。
堀田家のツバキは、良く手入れされた庭石の上に花を落とし、傾き始めた陽の光の中で、寛ぎの表情を見せていました。
見上げた蔵の庇下の蔵飾りは、鷹が「四つ花形丁子」の家紋旗を銜えているように見えます。
そうであれば清和源氏の流れになりますが、道はこの先で加賀に通じています。
どんな物語があったのでしょうか。
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