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ダルバール広場

2014-04-04 12:12:12 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 ダルバール広場に着くと、広場は多くの人々で賑わっていました。


 ダルバールとは、ネパール語で宮廷を意味し、13世紀から18世紀にカトマンドゥ( カトマンズ )盆地を治めたマッラ王朝時代には、王宮前広場として国の中心を成していたそうです。

 

 16世紀中頃に建てられたタレジュ寺院が、周囲に塀を廻らせていました。

 

 

 何処かで結婚式が行われるのでしょうか、広場の隅に置かれた車が花で飾られていました。

 

 

  驚いたのはこの樹です。


  ガジュマルのような大木が、背丈以上はある祠を呑み込みながら聳えていました。

 

 

 祠を呑み込んだ樹の近くに、シヴァ神の化身の一つであるカーラ・バイラブの石像を見ました。


 カーラ・バイブラの前で嘘を付けば、即座に死んでしまうと信じられていて、昔はこの像の前で、容疑者に罪を白状させたのだそうです。

 

 

 

 ダルバール広場の中央に三層のシヴァ寺院が見えています。


 17世紀末にバクタプルの皇太后によって造られたそうです。

 

 

 

 広場の南側にあるクマリの館には、女神クマリの化身と崇拝される少女が住んでいます。

 

 初潮前の僧侶カーストの家族から選ばれたクマリには、ネワール王国の守護神であるタレジュ女神や密教女神ヴァジラ・デーヴィーが宿っているそうです。

 

 

 クマリの館の横が煉瓦敷きのパサンタブル広場で、多くの土産物屋が商品を並べていました。

 

  興味のある顔を見せると、しつこく勧誘されますので、足早に通り過ぎることにしました。

 

 

 

 この広場の周辺に、昔ヒッピー風の旅人達がたむろしていた安宿街があるはずです。


 転ばぬ先の杖として、もしもの時の為に安宿の目星を付ける作業をしました。

 

 熟年の一人旅、何事も用心するに越したことはありません。


 ジョッチェン通りを曲がった先で、漢字で「日本」の看板を掲げたゲストハウスなどを確認することができました。

 

 

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