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富山県中央植物園でユキツバキを見る

2017-05-17 20:55:03 | 氷見に椿古木を訪ねる

 

 富山市東部のパーキングエリアで朝目が覚めると、周囲の車の中に会社員らしき人々がスマホに目を落とす姿が見えました。


 数年前まで私も同じ時間軸の中にいたことを思い出し、まるで天蓋から世の中を覗き見るような不思議な感慨に包まれたことでした。


 そういえば芭蕉翁は数百年前に、この道をどんな想いで旅していったのでしょうか。


 来し方を望むと、立山連邦の上に昇った太陽が柔らかな陽射しを白い峰々に注いでいます。


 パーキングエリアの周囲に広がる田畑は朝靄をまとい、国道をひっきりなしに走る車の走行音が、旅人に新たな旅の日の始まりを告げていました。


 車内を整え、寝袋をたたみ、エンジンを回し、ナビに富山県立中央植物園の住所を入力しました。


 到着予定時刻は開園前の8時55分と表示されました。


 全てが思惑通りに始まってくれたようです。


 パーキングエリアを出て、国道を流れる車の列に加わりました。


 ゆったりした車間の車列の中で、ナビのお嬢さんのガイドのままに富山市近郊をはしり、時間通りに植物園の駐車場に車を滑り込ませました。


 駐車場で、植物園近くのコンビニで買い求めた調理パンと温かいコーヒーの朝食を済ませました。


 入場券を求め植物園に入り、まずは「四季の花」のための撮影に取り掛かりました。


 温室で熱帯植物や唐椿などにフィルムカメラのレンズを向けます。

 

 

左:シロバナソシンカ        右:唐椿            


 ホームページに「四季の花」を立ち上げたのは1999年の7月ですから、今年で18年目になりますが、無事これ名馬の域に達しつつあるのではと自負しています。


 温室で2時間程を費やし、園内を見て回ることにしました。


 東の空に白い立山連邦の姿が望めましたが、コンパクトデジカメのシャッターを切っても、何を写したか分からないような写真しか撮れていません。

 

 
 植物園の池の畔に咲いたポルトガルのキズイセンが花の季節の到来を、散策路の傍らに咲くアカシデの花が過ぎ去った冬を告げていました。

 

 

左:キズイセン           右:アカシデ          


   
 園の一番奥のエリアでユキツバキやユキバタツバキの名札を付けた木が花を咲かせていました。


 ユキツバキは花を開いて咲かせ、ヤブツバキの花は筒状に咲かせ、ユキバタツバキは両者の中間の特徴を持つそうですが、花を見ただけでは殆ど区別が付きません。

 

 

左:ユキツバキ            右:ユキバタツバキ       

 
 今回の旅のテーマは北陸の椿の古木ですが、こんな調子でツバキをきちんと見分けることができるかどうか、些か不安を感じながら正午過ぎに植物園を辞したのでした。



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