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日本山妙法寺へ

2014-04-14 12:23:51 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 湖の小島からレイクサイドに戻ったのが13時頃でした。

 

 

 湖の対岸の尾根を一瞥し、その高さが八王子の高尾山や札幌の藻岩山より低いだろうと判断しました。

 

 フェワ湖畔のダムサイドを経由すれば、日本山妙法寺へ1時間半から2時間もあれば十分に登れるだろうと判断しました。

 


 帰路は湖の対岸からボートに乗れば、夕方までに余裕を持って帰ってこれるはずです。

  

 私は小島から戻ると直ぐに、ダムサイドを目指し、ポカラ市街を歩き始めていました。

 

 

 

 路傍に、中南米原産のランタナが可憐な花を咲かせていました。

 

 ランタナは美しい花を咲かせますが、帰化植物として世界中に拡散し、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されています。


 ネパールでも、ポカラへ来る途中、道路の横で砂埃にまみれ、大きな株に花を咲かせる姿を何度も目にしました。


 人家周辺で見る花は、ネパールの固有種は少なく、ランタナやブーゲンビレア、ハイビスカスなどの外来種が咲き誇っていました。

 

 

 ダムサイドの街を抜け、フェワ湖から流れ出る川を渡りました。


 あちこちにゴミが沈む川の縁で、お母さん達が洗濯に勤しんでいました。

 

 

 全ての家庭に水道は届いていないのかもしれません。

 

 うっすらと汗ばむ陽射しの中で、タンセン方面へ、単調な道を20分程も歩き続けました。

 

 

 パタレ・チャンゴという観光地の先で、右手の丘へ登る坂を見付けたので、道行く人に「ワールド・ピース・パゴダへはこの道ですか?」と確認し、坂を登り始めました。

 

 

 途中で振り返ると、先ほど歩いてきた道とフォクシン村の後にそびえるピークが見えていました。

 

 

 蛇行しながら登る坂の途中で、進路の左手に、尾根上へショートカットできそうな階段を見付けました。

 

 

 石段が続く小道を登り続け、

 

 何度も振り返りながら、その都度変化する景色を楽しみました。

 

 

 丘の上へ登りきると、左手の頂きに日本山妙法寺のパゴダが見えていました。

 

 

 

 尾根上の踏み分け道を辿りますと、山門の前に出ることができました。

 

 

 山門の横に、開門は朝5時半から夕方の17時半と表示されていました。

 

 この時が凡そ15時半でしたから、レイクサイドから約2時間半かけて登ってきたことになります。 

 

 境内への階段を登って行くと、午後の陽射しを背に受け、白いストゥーパが静かに私を出迎えてくれました。

 

 

 

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