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パステルカラーの森

2013-11-10 12:52:22 | 山も海も 晩秋の花旅

 

 下山するときも同じルートを下りてきました。

 

 七合目を過ぎた辺りで、眼下にパステルカラーの森が見えてきました。

 

 

 道は森の中へと導かれます。

 

 

 明るい広葉樹森が心を和ませてくれます。

 

 

 ヤマザクラの落葉でしょうか、登山道の脇に明るい彩りを添えています。

 

 ウリハダカエデでしょうか、桃紅色に垂れた、枝先の種子に目が惹かれます。

 

  

 

 何も考えずに、木立の息づかいだけを聞きながら、足を運びました。

 

 右の沢から水の響きが聞こえてきます。滝があるのでしょう。

 

 杉木立の下の、名も知らぬシダの葉に目が留まりました。

 

 最近の私は緑なら何にでも目が向くので、収拾が付かなくなりそうです。

 

 焦点を絞らなければ、とは思うのですが・・・

 ん~   まっ、いいか。

 

 

 

 

 山小屋を過ぎて沢道を下ると、杉林の中に石垣が見えてきました。

 

 杉の植林の為に手間暇かけて石垣を積んだのでしょうか?

 

 不思議な光景だなと思って、帰宅後に調べてみたら、昭和32年に廃村となるまで此処に50戸ほどの集落があったのだそうです。

 

 こんな山の中で、どんな暮らしだったのでしょうか。

 

 

 車を停めた登山口へ12時50分に戻ってきました。

 

 

 霊仙山は、花の季節に多くの登山者を集めるようですが、晩秋のパステルカラーの森も十分に味わい深い、花の百名山でした。

 

 

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