goo

北の街ではもう

2012-07-10 07:08:15 | イギリス一周 花の旅

 アベライロン(Aberaeron)の町を出るとき、海岸沿いの広場に、トレーラーハウスが並ぶ光景を目にしました。

  

  

 イギリスの人達は、こんな所でバカンス(長期休暇)を楽しむのでしょうか。

 

 「働くだけが人生ではない」 と思います。

 

 やるべきことをやった後は、ほどほどのところで楽しまなければ、せっかく命を授けてくれた、お天道様に申し訳ありません。

  

 やるべきことをやらなくたって、人生は楽しむべきものなのですから。

  

 そんなことを思いながら、ウエールズの美しい海岸線に沿って北上を続けました。

  

  

 以前のページにも記しましたが、ロンドンは北緯51度ですから、日本の周辺では、樺太の真ん中辺りに相当します。

 

 東京と比べ、かなり北に位置しています。

   

 そんなことを意識した訳ではないのですが、ウエールズの海岸線を走りながら、声は出さずに頭の中で、あの北海道の「襟裳岬」を唱っていました。

  

 北の街ではもう、悲しみを暖炉で~ ♪

 

 ~ 理由のわからないことで、悩んでいるうちに、老いぼれてしまうから~ ♪

 

  

 何もない~♪  風景が続きました。

  

  

 そうなんです、私はこんなふうに、大地と海と空が広がる風景に安らぎを覚えるのです。

 

 そして放牧地の丘に、白い羊が遊んでいました。

  

  

 海岸線の向こうに岬が霞んでいました。

  

  

 振り返えると、過ぎ去った街は、台地の彼方に姿を隠しました。

  

  

 はしりとおした歳月を、ひろい集めて、暖めあおう ~♪ 

 

 遠慮はいらないから暖まってゆきなよ ~♪

 

 

 ※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。 

 

 イギリス一周 花の旅  index1 イギリス一周 花の旅  index2

 

筆者のホームページ「PAPYRUS」

 

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。