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ウィンダミア湖 微笑みの花

2012-07-12 17:52:47 | イギリス一周 花の旅

 湖水地方というブランドイメージで、私は上高地なみの、清く澄み渡る景勝地を期待していましたが、ウィンダミア(Windermere)には苦笑いです。

  

 例えが良くありませんが、そう、現実とイメージが乖離している播磨屋橋のようなものです。 

 (高知市民の皆さん御免なさい)

    

 日本アルプスや東北の山々を見慣れた目には、ウィンダミア湖の背景となる山の標高が1000mにも満たないので、まるで房総半島の丘を見ているようです。

  

 数時間前にスノードン山を見てきたので、余計に貧相に見えたかもしれませんが・・・

 

 それでも、取り敢えず、一通りは見ておこうと、湖の南端のレイクサイドへ向いました。

  

 10数分も走ったでしょうか、湖畔に明るい芝の広場が見えたので、入って行くと「フェル・フット・パーク」と掲示されていました。

  

 パーキングに車を停めて、歩いてみました。

  

 

  

 パーキングの石壁には、ツルアジサイが清々しい微笑みの花を咲かせていました。

  

 

  

 綺麗です。

 

 公園の芝では家族連れや、若夫婦が、静かに寛ぎの時を過ごしていました。

 

 爽やかな時間がゆっくりと流れていました。

  

  

 細波が模様を作る湖面にヨットが浮かび、

  

  

 湖畔に、石造りのボートハウスがエレガントな趣で水面へ影を落としていました。

  

  

 芝の広場では石楠花がピンクの花を咲かせています。

 

  

 湖畔に置かれたベンチは、若い二人の出合いを待っているかのようです。

  

  

 多分、ウィンダミアもワーズワースが詩を書く頃はこんな様子だったのでしょう。

  

 200年以上も前のことですから、比較にならぬ程に、草や木々が表情豊かに詩人に語りかけていたもしれません。

 

 

 

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