久し振りに実力で勝つ麻雀を見た、麻雀動画など、ただ運だけが良いだけの麻雀でつまらないことも多いのだが、
この手順はちょっとヤバすぎる。以下の動画である。各々、手順別に見ていきたい。
東は場1 南2 八順目 ドラ
1、ここから上家から出たをスルー→
あなたならこのをスルー出来るだろうか? 私もこれは、巷の麻雀なら骨髄反射で鳴いてしまうだろう。
どうせ単騎になってもあがれる可能性もあると見るからだ。
でも、周りの面子が字牌を絞るような面子なのでそうはいかない、そういう最終形では上がれないだろうし、スルーがベストという判断であろう。
このスルーは相手によってはスルー、私の麻雀教科書に加えたいスルー判断である。
2、次のツモでツモ→打
→
結果論かも知れないが、上家から鳴くというのは自分のツモを一回放棄することである。
そしてと
が山にあるとも読んでいるのだろう。そしたら次のツモが
や
でもおかしくない。
この一回のツモの放棄が麻雀では運命を左右されることがあるのだ。麻雀は紙一重のゲームであるということを再認識した。
また、ここで条件反射的に打や打
としてしまう人もいそうだ。
これは丁寧に場に1枚切れてる打としなければならない。チャンタも必要ないし、面子は足りてるからである。
切ってしまってチーやポンされてもダメだし、ソーズなんて伸ばす必要などないからだ。
こういう丁寧な手順を踏めるかどうかというのも実力の麻雀である。
3、下家からが出てポン→打
→下家から
が出て和了。
振り込んだ下家の手牌は
の形だ。
一発裏ドラのないルールで仮に打としても、聴牌したらほぼ出てしまうのだが、
北家のツモ和了や他の二人の放銃も場合によってはあるし、このを抑えた後の麻雀も見てみたかった気がする。
この俺だったら抑えられるか、、、とりあえず
打つかも知れないが、打っても全然おかしくない。
というかを鳴く人がほとんどだろうから、こういう展開には巡り合えないとも言える。
練習が出来ない、面子の打ち筋を判断し即興でを抑えないといけない。
やっぱり事前にこういう風にシミュレートをしておくってのも大事なのことなのだろう。
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