聖イトオテルミー学院グループ 曲梶支部 ブログ

創見者 伊藤金逸医学博士の教えをもとに、温熱刺激療法イトオテルミーの温もりと実(まこと)の健康生活の普及に努力します。

「わたしたちは、テルミーがある!」 親友会会長 田代 吾子先生

2016年02月08日 | イトオテルミー

「自己免疫疾患とテルミー」ー皮膚疾患とステロイドー

 平成28年2月7日(日)、大阪リバーサイドホテルでイトオテルミー近畿支部長会主催の「近畿資格者交流研修会」が開催されました。当日は、イトオテルミー親友会会長 田代 吾子先生を講師にお迎えしました。昨年も大阪にきていただき、吾子先生がアトピーに苦しんでいるときに、お母さんにテルミーをかけていただいた体験談は会場のテルミー資格者の感動を呼びました。本年も昨年にひき続き「自己免疫疾患」について研修していただきました。

 本年度は、上の写真のようなテーマで研修していただきました。

「自己免疫疾患とテルミー」の概要と感想(文責 掲載者)

 

  田代吾子先生は、パワーポイント(スライド)を使いながら「自己免疫疾患」を詳しく研修ししていただきました。ホテルの会場が広いので、スライドに映された文章や図・写真がよく見ました。

 吾子先生は、日本医科大学病院の皮膚科の医学博士(ドクター)です。今回も皮膚の働きを説明して下さいました。

 ①皮膚は内臓疾患を映し出す

     特定の皮膚疾患、帯状疱疹、色素異常、皮疹、掻痒感、爪や手指の変化が「内臓悪性腫瘍、糖尿病、膠原病、

  肝臓疾患、腎臓疾患・・・などなど」の病気のサインである。

 ②皮膚は心の代弁者

   Ⅰ皮膚は常に心理状態の影響を受けて変化する。

   Ⅱ接触を介した対人的・社会的コミュニケーションの媒体である。

   Ⅲ自分自身で触ることができる。(触れるから引っ掻いたり、毛を抜いたりできる。)

     皮膚に発現した精神障害→抜け毛癖、人工皮膚炎、寄生虫妄想

     情緒因子が発症や憎悪、治療機転に関与があるもの→円形脱毛症、膠原病、アトピー性皮膚炎

ステロイドの誤解についてー適正な医療を受ける。

 吾子先生は、皮膚科のドクターとして治療にステロイドを使用されています。一般には「ステロイドは副作用で怖いものがある。」という誤解がありますが、医師の指導のもとに正しくステロイドを使えば、良く効く薬ですと説明していただきました。ステロイドのせいで皮膚がごわごわになることは無い。むしろステロイドは、皮膚を薄くすると。自己判断でなく、適時医師の診断を受けて、適正な医療を受けることが大事ですと。

 

⑤・臓器特異性自己免疫疾患

 神経・筋:重症筋無力症

 消化器: 原発性胆汁性肝硬変、クローン病

 内分泌・代謝:パセドウ病、橋本病、1型糖尿病

 皮膚:天疱瘡、尋常性白斑、円形脱毛症 など

 ・全身性自己免疫疾患

 膠原病:関節リュウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群など

⑥膠原病の3つの側面

 膠原病は、自己免疫疾患、リウマチ性疾患、結合組織疾患の3つが重なった疾患です。

⑦⑧⑨⑩膠原病の代表的な病気 

 ・全身性エリテマトーデス  全身の臓器が系統的に障害される。2040代の女性に多い。

                   

 ・関節リウマチ  原因不明の多発性関節炎、発症後2年以上の患者では自然寛解は少ない。

            痛さとの闘いになる。

⑪膠原病の治療  ステロイドが内服用、および外用(塗る)に用いられる。高額医療になる薬もある。

⑫自己免疫疾患とテルミー 「私たちには、テルミーがある」

  ・慢性的で治療が長期にわたる(ストレスとなる

 ・治療目標は完治ではなく寛解

 ・配偶者や家族の理解が必要

 ・ストレスが悪化の原因となりやすい

※ 田代 吾子先生の研修の要旨(医学とテルミーの力)

「免疫疾患に罹っているだけで、もう大きなストレスになっている。すぐに良くならない長期の疾患であるのでストレスがつのり、はがゆい思いをする。エリテマトーデスは、は若い女性がかかるので、結婚や出産で大変な苦労となる。関節リウマチは、関節が痛くて変形していく。生活が不自由になってひとりでは生活できなくなっていく。膠原病の患者さんを薬を使ってもストレスを緩和出来ない医学のはがゆさ、限界というか。(膠原病を治そうと思うお医者さんは辛いとことです。)」

☆「寛解(かんかい)」が治療目標とは。

  「治療の目標は、完治(薬も診察もいらない状態で、治っている状態。)ではなくて寛解(治っているのでなく、症状が落ち着いている状態で、普通に日常生活に支障がなくおくれる。)ですが、この寛解にもっていくことが大変なことです。(医学的に)」

テルミーの力

 「医学では膠原病を寛解にもっていくのは大変ですが、私たちにはテルミーがあります。医学の治しきれないこと、科学では理解できないこと、その力をテルミーは持っている。

 吾子先生は、「イトオテルミー概論」(聖イトオテルミー学院長 伊藤 元明先生 著)P35「慢性関節リウマチへのテルミー処方」を引用しながらテルミーのかけかたを指導していただきました。

「冷温器で、関節の痛みの近辺を第三様式を含む施術をし、痛みの真ん中は空間法を使って、痛みが分散される。医学の力が取りきれない痛み、、まったくストレスがテルミーの力で緩和してあげることができる。

 (吾子先生は、お母さんにテルミーをかけてももらい、今、医師としても二人のお子様にテルミーをかけておられるとお聞きしています。医師として吾子先生が冷温器を握ってテルミーをされておられることに安堵感を覚えます。)

「テルミーは、筋肉、皮膚のこわばりをほぐし、リウマチの痛みを分散させます。対話をこめて、人と共に喜び、人と共に苦しむ というテルミーをかけてもらうことの愛情の温もり。その方が抱えている大きな不安、大きなストレスを和らげる、そして痛みから解放してあげるテルミーは、大きな力を持っている。その方が痛みやストレスから解放されることで、幸せな気持ち、笑顔が戻り、それによって免疫力が構築されて、自己免疫疾患がよくなっていくことの例がたくさん集まっています。膠原病、リウマチがなかなか改善しなかったのが、テルミーをかけることで、こんなに良くなったという体験がたくさん集まっています。」

 

 

 

 

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