聖イトオテルミー学院グループ 曲梶支部 ブログ

創見者 伊藤金逸医学博士の教えをもとに、温熱刺激療法イトオテルミーの温もりと実(まこと)の健康生活の普及に努力します。

患者さんの物語(ナラティヴ)を聴く

2014年01月27日 | イトオテルミー

「的場 マルコ支部 20周年」おめでとうございます。

 聖イトオテルミー学院グループ 的場 マルコ支部が20周年をむかえ、1月25日(日)大阪府松原商工会議場で記念講習会が開催されました。

 記念講習会は、曲梶支部からも支部長とともに7名の方が参加しました。

 記念講演は、聖イトオテルミー学院長 伊藤 元明先生がされました。

 

伊藤 元明学院長の講演の感想

 講演テーマ 「かけがえのないテルミーをみつめて」

                  -癒しと智慧ー

(テルミーをかけるときの心として)

「人と共に喜び、人と共に悲しむ」ことは実践的には難しい。

テルミー界では、「人と共に喜び、人と共に悲しむ」ということをつねづね言われていますが、実際に共に歩むことをしてみると、このことを純粋な心でやるのは、難しい。テルミーをかける人の人格完成のプロセスが必要になります。この心を身に付けていきたいと思いました。

「わたしの物語」としてイントロダクション。

○人は刺激によって生かされている。

○人は死に向かって成長し、そして生を完結する。

○人は、自分の中の物語に生き、病気もその物語の一部分である。

「二つのものさし」

 ☆医学・医療は、サイエンスのものさし。

 ☆患者さんは、感情のものさし。

「ナラティブ・ベイスト・メディスン」

   科学的根拠に基づいた医療

     エビデンス・ベイスト・メディスン (E-BM)

  物語(ナラティブ)に基づく医療 (NBM)(Narative Based Medicine)

 物語は結論に至る道程(プロセス)が大事。

 プロセスを素直に(ありのまま)に聞いてください。

 テルミーは、テルミーの説明を言葉でするのでなく、まず体験してもらう。

 かけてもらいながら物語が聴ける。患者さんの物語を丸ごと(自分の主観をいれず、また脚色しないで)聴く。プライマリ・ケアの大切なことは、患者さんの声を傾聴する。物語を聴く姿勢。

 テルミーの温熱刺激で「気持ちが良い」(本能・感情)ということは、大脳辺縁系に到達し、自然治癒力をたかめる。

 テルミーの適正刺激、そのサジ加減は一生かかって覚えていく。

 前に掲げた言葉は、記念講習会で筆者がとったメモです。断片的になっていますが、このメモは筆者の責任で掲載しました。今回の講習会で、筆者が心に強く残ったのは、テルミーをかけるとき、患者さん中心に患者さんによりそって「患者さんの物語」をしっかり傾聴することだと思いました。テルミーが体も心も大事にする健康療法だと確信しました。

 患者さんに関わるときのテルミーの技術もさることながら、「患者さんの物語」を丸ごと受け止める研修も大事なことです。

※伊藤元明先生の記念講演に先立だって、民謡や虹友美さんの三味線の演奏がありまし た。この民謡や三味線の演奏も楽しませていただきました。

 

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記事の再掲載

2014年01月08日 | イトオテルミー

記事の再掲載について

 皆様には、ご迷惑をおかけしましたが、過去の記事の誤字や脱字、用語の使い間違いや、写真掲載の件で、記事を修正してきました。記事の編集が終わってきましたので、順次再掲載していきます。今後も宜しくお願いします。

      平成26年 1月     曲梶支部 総務部

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ポカポカ温かい、テルミーの温熱刺激(再掲載)

2014年01月08日 | イトオテルミー

2月1日

 身体に温熱を入れることに一生懸命になって、体全体を冷温器で隙間なく撫でくりまわすことがあります。この輸熱は、間違いだと気づきました。テルミーの先輩の先生方に聞くと「適当に隙間を空けて、摩擦する。」と。隙間を空けて摩擦すると、熱が十分に伝わらないのではないかとの不安がありました。「イトオテルミー概論」(イトオテルミー親友会会長 医学博士 伊藤元明先生著)のP60「 X1.入浴とテルミー」の項に、伊藤京逸医学博士の言葉を引用して次のように書いてあります。

「テルミーは、体表全体に一分のスキもなく不遍に施術するのではなく、多分に局所テルミー前準備ないしは後処置としての意味があり、冷温器の施術の軌跡は、体表面において、ある間隔をもったもので、結果はヌクモリのある所とない所とが交互に存在するのである。この組織一局面におけるヌクモリ存否の差異こそは有効な持続性刺激源である」

テルミーの施術を受けたあとも、ポカポカ温かいことに納得がいきました。

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「がん治療とテルミー」 王 若皎医学博士 講演感想

2014年01月08日 | イトオテルミー

 去る2月20日、「イトオテルミー療術師会 近畿ブロック」主催で「聖イトオテルミー学院 名誉講師」 医学博士 王 若皎先生の講演が大阪リバーサイドホテルでありました。

Cimg0002 当日は、近畿各地から600名ほどの参加者があったと聞いています。会場内は、歩くスペースも無いくらいの盛況でした。

「生きて病院に行けば、生きて帰れる」 現代医療

 王先生の前半の講演は、現在のがん治療の実際を説明していただきました。最近の医学雑誌で、「アスピリンががんの予防になる」ということを教えていただきました。アスピリンは、鎮痛剤ですが血液をサラサラにする効果があるために、脳梗塞等の予防に使われています。(副作用として胃潰瘍を発症することもありますが。)血液がサラサラ流れることにより、がんが着床しにくくなるとのことでした。医療機械の進歩により、いろんな治療が出きるようになり、医療機器が生命を左右するとも。

「テルミーは、血液の流れを良くする」

 皆さんのいちばん関心の深かったのは、「テルミーとがん」の関係でした。後半は、先生がラットにテルミーをかけて、テルミーとの関連を実験されたことなど、テルミーの療術師には聞き逃せない話題でした。テルミーをかけることでガンが治った事例も多く報告されています。(東洋医学を含めて、テルミーの効果判定はとても難しいものです。)がんは、熱に弱いことも療術師の常識になっています。

「テルミーのぬくもり」

 王先生が大学病院におられた時に、テルミーの会員さんでがんになりとても悪い状態だったそうで、余命も宣告されていたようです。テルミーの会員さんたたちが交代でテルミーをかけたそうです。病室では、煙が出るテルミーはできませんので、王先生の研究室で手術前、手術後も交代でテルミーをかけ、手術もうまくいき、余命を宣告されたにもかかわらず今も元気だそうです。王先生は、「テルミーの効果というよりも、テルミー会員さんのぬくもりが、がんからの健康を取り戻した。」との趣旨の発言でした。

 テルミーのぬくもりは、テルミー線の温熱だけのぬくもりではなくて、テルミー会員のぬくもりが、人を思うこころが、原点だと感銘しました。

 

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テルミーの効果の科学的証明を語る的場先生!(再掲載)

2014年01月08日 | イトオテルミー

 「テルミーの日」に派遣講師講習会

 5月6日は、「テルミーの日」です。福徳会館にある伊藤金逸博士像前で記念式典が催され、全国から送られてきた「冷温器」を学院創立40周年記念塔供養部にお納めされます。平成23年度 曲梶支部派遣講師講習会は、この記念すべき「テルミーの日」に、金逸博士のひ孫の 的場 直人先生を講師にお迎えして開催しました。

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(写真は、金逸博士銅像で、ここで「テルミーの日」の式典が行われます。)

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 《21世紀はテルミーの時代》 講習会テーマ

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(写真は、講義中の的場先生)

 的場先生は、「温熱療法イトオテルミーでなぜよくなる」かを今日の科学的進歩のデーターをしめしながら説明講義していただきました。金逸博士の「原著」を皆さんにお見せして、金逸博士が「テルミーの不思議な効果の裏付けのために、それを科学的に説明するために苦心して勉強してきたものである。」との言葉を紹介していただきました。金逸博士の、有名なカエルへテルミーによる腹部点擦で、カエルの動脈の血管収縮、血管拡張の実験結果。つまり、交感神経優位状態、副交感神経の優位状態、自立神経に与える影響。さらに、最近の「安保・福田理論」、交感神経が優位の時白血球中の顆粒球が増える、副交感神経が優位の時白血球中のリンパ球が増える。

 「テルミーの温熱刺激と免疫がダイレクトに繋がっている証明」

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 金逸博士のテルミー発明の苦労話は、ひ孫さんから聞けるのは、直接金逸博士からお聞きしてるように思えました。

 講習会の日、的場先生から金逸博士の講演記録(的場先生が、テープ起こしをされたもの)をいただきました。

 和やかに懇親会

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(的場先生と講習会実行委員)

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 講習会終了後、講習会の実行委員のみんなと的場先生を囲んで懇親会をしました。実行委員のみなさんに、講習の感想や質問をのべていただき、そのつど、的場先生からお言葉をいただきました。的場先生には、「気軽に声がかけられる。」との感想もありました。

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