「的場 マルコ支部 20周年」おめでとうございます。
聖イトオテルミー学院グループ 的場 マルコ支部が20周年をむかえ、1月25日(日)大阪府松原商工会議場で記念講習会が開催されました。
記念講習会は、曲梶支部からも支部長とともに7名の方が参加しました。
記念講演は、聖イトオテルミー学院長 伊藤 元明先生がされました。
伊藤 元明学院長の講演の感想
講演テーマ 「かけがえのないテルミーをみつめて」
-癒しと智慧ー
(テルミーをかけるときの心として)
「人と共に喜び、人と共に悲しむ」ことは実践的には難しい。
テルミー界では、「人と共に喜び、人と共に悲しむ」ということをつねづね言われていますが、実際に共に歩むことをしてみると、このことを純粋な心でやるのは、難しい。テルミーをかける人の人格完成のプロセスが必要になります。この心を身に付けていきたいと思いました。
「わたしの物語」としてイントロダクション。
○人は刺激によって生かされている。
○人は死に向かって成長し、そして生を完結する。
○人は、自分の中の物語に生き、病気もその物語の一部分である。
「二つのものさし」
☆医学・医療は、サイエンスのものさし。
☆患者さんは、感情のものさし。
「ナラティブ・ベイスト・メディスン」
科学的根拠に基づいた医療
エビデンス・ベイスト・メディスン (E-BM)
物語(ナラティブ)に基づく医療 (NBM)(Narative Based Medicine)
物語は結論に至る道程(プロセス)が大事。
プロセスを素直に(ありのまま)に聞いてください。
テルミーは、テルミーの説明を言葉でするのでなく、まず体験してもらう。
かけてもらいながら物語が聴ける。患者さんの物語を丸ごと(自分の主観をいれず、また脚色しないで)聴く。プライマリ・ケアの大切なことは、患者さんの声を傾聴する。物語を聴く姿勢。
テルミーの温熱刺激で「気持ちが良い」(本能・感情)ということは、大脳辺縁系に到達し、自然治癒力をたかめる。
テルミーの適正刺激、そのサジ加減は一生かかって覚えていく。
前に掲げた言葉は、記念講習会で筆者がとったメモです。断片的になっていますが、このメモは筆者の責任で掲載しました。今回の講習会で、筆者が心に強く残ったのは、テルミーをかけるとき、患者さん中心に患者さんによりそって「患者さんの物語」をしっかり傾聴することだと思いました。テルミーが体も心も大事にする健康療法だと確信しました。
患者さんに関わるときのテルミーの技術もさることながら、「患者さんの物語」を丸ごと受け止める研修も大事なことです。
※伊藤元明先生の記念講演に先立だって、民謡や虹友美さんの三味線の演奏がありまし た。この民謡や三味線の演奏も楽しませていただきました。