今年度から 組合員活動→嘱託職員 として働いています。
きっかけは昨年受講した、家計と暮らしの応援活動 講師養成講座。
日生協のライフプランアドバイザーの講座も兼ねていました。
組合員の経済生活を応援していこうということで始まった取り組みです。
また、一昨年8月からふくおかのグリーンコープで始まった
生活再生事業。①金銭教育事業、②消費生活支援事業、③生活再生相談事業、④生活再生貸付事業の4つを柱に進めています。
おおいたでも今年8月から事業開始しました。
で、その生活再生相談室の相談員をしています。
ふくおかではホームレスの支援にも取り組んでこられていました。リストラや病気などやむを得ない原因で多重債務に陥り、その結果としてホームレスになってしまう。(ホームレス=ハウスレスであるというのも一つの事実なんですが・・・・)
利用料金を滞納している組合員を追跡調査してみると、多重債務に陥っている方がやはりいらっしゃる。その原因は、決して贅沢をしたことや遊興に使ったというのではなく、保証債務であったり、不景気による給料の低下や残業時間の圧縮→生活費が足りない、住宅ローンが払えない。で、ついつい簡単に貸してくれるサラ金などから借り、法定外の利息を払い続け元金は減らない。よそから借りて返すという多重債務の状態に陥ってしまう。
ある意味利息に関する法律が二重にあったという法的不備から生み出されてきた社会的な問題だといえます。
改定貸金業法は来年完全施行されます。業者もここ1~2年金利を下げて営業していますし、多重債務プログラムも準備されていますが、これまでに借りてしまった方への救済はなかなかにすすんでいないのが現状です。
ということで、今、お困りの方を中心に、日々相談を受け、協力いただいている専門家である弁護士、司法書士につなぐ。何らかのかたちで債務を整理し、新しい一歩を踏み出せるように支援する。 という業務を行っています。
業務の詳細は追々ご案内していきます。