スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

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「パントマイムとの出逢い🌬️」

2024-03-01 17:35:59 | SOUKI

こんにちは😉

暖かくなって来たので、

僕とキャネコさんはそろそろ新大久保めぐりにて、

激辛料理を堪能し、

2人そろって大好きなカワユイ韓流女子とガ-ルズバ-で

たわむれてマイリマスルぅ~🥰🏝️

 

ずいぶん遅れた発情期💘

塩田哲生どす🤗🌈

 

僕が初めてパントマイムを観たのは、17歳の秋の事でした😇

当時、高校2年生。

ほぼ毎日、部活(陸上競技)と、

バンド活動に明け暮れ、

わりと進学校だったにもかかわらず、

先生が甘いのを良いことに、

まったくと言っていい程勉強はしていなかった・・😅

 

 

中間テストの真っ最中にもかかわらず、

母親が、「明日、五反田の簡易保険ホ-ルで、

マルソーの公演があるらしいよ

まだ、当日券あるみたいだから、あなた、行きなさいよ‼️

マルソーも歳だから、これが、最後の日本公演かも?」

と言うかんじで、息子をそそのかせてまいりました😭

 

 

当時、パンクバンドのライブには夢中で、

渋谷"屋根裏"、新宿"ロフト"

地元の"千葉ダンシングマザース"などにはしょっちゅう通って、

大暴れしていたのですが、、、

 

パントマイムって・・

なんだか、きつねに摘ままれた様な不思議な気持ちで、

母親にそそのかせられるまま、翌日の放課後、

五反田の簡易保険ホ-ルへ🧚

 

 

 

それは・・衝撃でした。

10作品程の演目。

ほとんどの作品が無音のサイレントで演じられ、

照明はピンの真っ白なスポットライトのみ。。

 

たった一人で静かに、繊細かつ華麗に、

舞い続ける老人の、これまで感じた事のない怪しさに、

最初から最後まで釘付けになっていた。。。

 

 

みんなが拍手をしているカ-テンコ-ルから、

呆然としたまんま、どうやって帰りの電車に乗ったのかも覚えていない。

 

 

気がついたら、ベッドの中で天井を眺めていたのです・・・🌙

 

 

バンドは難聴になりそうな位の爆音で、

ギラギラの照明の中、時に暴力的に激しく僕に、

政治や社会に対する不満や反抗を訴える。

 

 

自分は、それに共感して、

狂ったように観客のウズの中に、

ダイブする。

 

 

マルソーの舞台は共感という感情をもたされるヒマもなかった。。

 

ただ、ただ、あの怪しい道化に吸い込まれ、

脱け殻になってしまっていたのです🤯

 

 

それから高校卒業まで、ずっとあの怪しさの正体を知りたくて、

様々なパターンの道化師の油絵を描き続けました🪅

 

 

あの感情を隠した仮面の奥にある、

年老いた演者の感情を、

どうしても、掴みたい🌚

 

とにかくどこでもいいから、

早く東京の大学に入って、東京で生活しながら、

パントマイムを勉強したい・・・。

 

 

そんな感情が、芽生えました🌬️

 

そしていざ、東京の獣医大学に進学が決まり、

 

千葉から東京都内への引っ越しの準備中の19883🌸

 

兄が、

 

「どうせパントマイムを習うなら、日本で最高のパントマイマ-に習いなさい。」

 

と、言って、

 

渋谷のジァンジァンの"ヨネヤマママコ・サティ=ママコスル"

という公演の案内広告をくれました。

そこで、のちの先輩となる、

江ノ上さん、小野さん、青木さん

と共演し、怪しい光を放つ、

ヨネヤマママコ先生を、

観たのです👁️

 

 

その年の8月から青山ベルコモンズのママコ先生の

クラスレッスンに通いはじめ、

その翌年に、江ノ上さん、小野さん、青木さんと共に、

筑波での"十牛"の舞台に、たたせていただく事が、できました🌌

 

すべての入り口は、僕にとっては・・

あの日のマルソーの怪しさです☄️

 

吸い込まれちゃって、

ありがとう😸

 

 

自称:歌って踊れる獣医さん=しおたてつおでした😇