２８３．『ナインスゲート～The Ninth Gate～』みちゃった!(^^)!

今夜は　ジョニデの変人っぷりが冴える♪
サスペンス作品　『ナインスゲート』デス。


1999年　フランス・スペイン　本編133分
監督：ロマン・ポランスキー
(『ローズマリーの赤ちゃん』『テス』『戦場のピアニスト』他）
脚本：エンリケ・ウルビス　ロマン・ポランスキー
　　　ジョン・ブラウンジョン
原作：アルトゥーロ・ペレス＝レヴェルト
音楽：ヴォイチェフ・キラール
(『ドラキュラ』『戦場のピアニスト』他）
出演
ディーン・コルソ：ジョニー・デップ
(『ノイズ』『スリーピー・ホロウ』『ショコラ』
　『フロム・ヘル』『シークレットウインドウ』
　『チャーリーとチョコレート工場』他）
ボリス・バルカン：フランク・ランジェラ
リアナ・テルファー：レナ・オリン
(『存在の耐えられない軽さ』『16歳の合衆国』
　『ハリウッド的殺人事件』他）
謎の女：エマニュエル・セニエ
ケスラー夫人：バーバラ・ジェフォード
バーニー：ジェームズ・ルッソ

ーあらすじー
世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。
彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという
伝説の悪魔の祈祷書を探すことになる。
ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。
だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく。


これよりネタバレあります　お気をつけ下さいマセ。
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冒頭でのテルファー自殺から始まり　一つの題材の本の為に
人がどんどん亡くなっていきます。
ファルガスとケスラー男爵夫人しかり・・・もしかしたら
テルファーも自殺ではなく他殺だった可能性さえあるかも？と
勘繰ってしまいます。
（本編スタート時、彼が自殺する場面は出てきますがー）

それほどに人々が大金をはたき　魅了される題材とは？
ずばり　悪魔の書。

途中の謎解きまでは良いカンジでストーリーは進んでいきます。
舞台になるのは　N.Y.　スペイン　ポルトガル　フランス
バックに流れる　ヨーロッパ風な音楽もGOOD♪

しかし　1時間40分あたりで　例の如く「サタン」が！！
うーーーん・・・やっぱり私にはこの西洋の悪魔は
合わないようです。
それまで、謎解き（本の中で使われている挿絵の謎）で
次は何が起こるんだろうか　という期待感は大きくなって
いったのですが　このサタン（＝黒魔術）が出てきた辺りからはもう
“どうでもよく”なっちゃいました～^^;
後半は、ジョニデの焦りっぷりを見ていただけ。
時間も2時間チョットと　長く感じました。

イタリアでのちっこいおじいちゃんの2人組セニサ兄弟と
所々で主人公を助ける　謎の女
彼らは結局　この世のものではなかった　と言うことなのでしょうか？
（突然、煙のように消えてしまった？）
途中までは　サスペンスで　現実的
後半は　宗教的で　夢なのか現実なのか良く分からない・・・。
前半までと後半のギャップがありすぎる作品ですね。

でも、やっぱり　ジョニー・デップは　見ていて面白かったです。
アタマは良くまわるんですが　ツメが甘い
落ち着いているようで　へなちょこ
彼が演ずるキャラ、コルソに関してもギャップがあり
コチラのギャップは大歓迎～♪でした。
ジョニデはヘンな人が良く似合います。（納得）

今夜は　中盤までは面白く　ジョニデの変人ぶりも
冴えている作品『ナインスゲート』をBLOGしました。
最後までお付き合いありがとう御座いました。