SLEEPING PEOPLE『GROWING』(2007)
“SLEEPING PEOPLE”ってUSAのサンディエゴ出身バンドのアルバムを聴き耽っておるのですが……イイですね。
一聴した時には、ワタクシの浅はかな音楽的知識から「“BATTLES”みたいやな…」と。
特に一曲目のギターの特徴的なフレーズなんて、正に…
「“BATTLES”ですやん…」
と訝しんだものの、聴き耽るにつれて……これイイですね♪と悔い改めました。
特に目新しさだったり革新性は感じられない典型的な、いわゆる“ポスト・ロック”と括られるバンドに有りがちなインスト・ロックなんですが……イイんですわ♪
ただでさえヴォーカルって際立つ要素が欠けてるインスト・ロックって事でオリジナル性とか見出だしづらい訳だし、いわゆる“ポスト・ロック”と括られるバンドには何か目新しさだったり革新性だったり変拍子でテケテケ?な感じがないとダメでしょ~……なんて既成概念に囚われてたんすが、イイものはイイんだからでイイじゃん♪という境地に至りました(笑)
目新しさ……斬新さ……革新性……
って何なんでしょうね。
勿論そぉいう要素は他人の興味を惹く意味でも重要な武器になり得るのは分かります。
しかし、ただ他との差別化を図る為だけに“目立つ”のは……ど~だろ~……と思うんですよね。
イイものはイイ♪
重要なのは先ずソコだと思いますし、その上で目新しさだったり革新性が生まれるのが最高な事であって。順番を間違えて“目立つ”為に目新しさだったり斬新さを追求してしまっては本末転倒の様な気がするんですよね…
「なんてね♪ヘヘッ♪」
と、オーディションで審査員の方々の興味を惹く事が出来ず連戦連敗の、役者としての目新しさだったり斬新さを全く見出だせない“しがない役者”なワタクシは自分で自分を慰めるのでした。
……さて、明日明後日と例の著名な映画監督さんが講師を務められるワークショップか…。
もぉ今までみたいに変に目立と~とせず「イイものはイイ♪」の精神で臨もうと思います。
白髪も染めてね。目立つからね、白髪。
うん……
東京杉並高円寺、午前四時
ありがとうございます(笑)