山猫の黄金のどんぐり

日々の生活の中で見つけた、黄金のどんぐり拾っています

JR特急、北陸で立ち往生

2011年02月01日 | 社会

こんにちは。

今日はよく晴れて、朝は寒いけど日中は10℃以上になって暖かい、という予報でした。でも、実際は曇り。朝は冷え込みませんでしたが、日中そんなに暖かくありません。


昨日のニュースから。

「福井県内の北陸線では、降雪の影響で「サンダーバード」や「しらさぎ」など上下4本の特急が臨時停車。JR西日本では除雪を急いでいるが、1月31日午前10時30分現在、乗客1,380人が車内に足止め。車掌に詰め寄る人が相次いだ。携帯で家族に連絡する人が多い。電池切れの人には、電話を他の乗客が貸す光景も。」

日本海側では、記録的豪雪。このニュースを見て、何年も前に上海で汽車に乗ったことを思いだしました。

その時、時間前に上海駅に到着して、今か今かと汽車が到着するのを待っていました。でも、いっこうに汽車は来ません。沢山の中国人も待っていました。そして、信じられないアナウンスが。落雷のため、5時間以上遅れるというのです。

アナウンスにも驚きましたが、もっと驚いたのがその時の中国人の様子。全く平然としていたのです。中国では汽車の時間の乱れはよくある、と聞いていました。それにしても、待っている中国人たちはそれを当然とでも思っているかのように、何事もない様子です。

それを見て、考えました。汽車の時刻の乱れとそれに対する中国人の態度は、中国人の国民性だけではなく、厳しい気候風土に根差したものではないかと。

あまり知っているわけではないですが、日本の気候より大陸性の中国の気候の方がはるかに厳しいはずです。災害も、日本人の想像を絶するのではないでしょうか。

いつか、中国で頭の大きさもあるような雹が降ってきたと聞いたことがあります。それが白髪三千丈の表現だったとしても、いったん災害が起きれば、人間ではどうすることもできない規模であることが多いはずです。それに慣れている中国人は、汽車が少々遅れてもジタバタしても仕方ないと落ち着いていたのではないでしょうか?

その様子を見た時、これが大陸的性格というのか、と感心しました。

日本の新幹線は、秒単位で運行されています。それは、日本人の几帳面な性格からだというのは、間違いないでしょう。

でも、島国特有の気候の穏やかさがその運行の前提になっているのも事実だと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。