山猫の黄金のどんぐり

日々の生活の中で見つけた、黄金のどんぐり拾っています

もう既に格差社会なのか

2012年09月14日 | Weblog
おはようございます。

今日は、かなり涼しい朝でした。今、台風が近づいているようですが、通過したらさらに涼しくなるかも知れません。

以前から就職が難しいとは聞いていたんですが、最近特にそうなのかなあと思うことが多くなりました。日本の家電メーカーは、今大変な状態のようです。国内の工場を次々に閉鎖し、海外に移転する動きが急加速しているということでした。工場が閉鎖されれば、そのたびに500人、1,000人単位の人が失業します。再就職はとても難しい、と聞きました。

先日も、離婚したばかりの女性が、11歳の息子さんがいるのに年収が180万円くらいだと言っていました。月収の手取りが、多く見積もっても15万円くらい。これでは、二人で暮らしていくだけで精一杯ですね。その人は、ある派遣会社に在籍しているそうです。昔は派遣会社なんてなかったのに、派遣社員の割合はどこの職場でも増加傾向です。

私の職場でも、派遣社員の姿が目立つようになりました。残業はないのですが、同じように仕事をしても、給与は雲泥の差があります。ただ、正社員はその分責任は重いのですが。

2日前ほどに、韓国人の平均年収が、日本人を追い越したというニュースを見ました。でもこの数字は、半分を占める派遣社員を除いて算出したもの。本当は、追い越されていない、というオチでした。本当のところはわかりません。

日本でも、これからは今まで以上に格差が拡大する時代になるような気がします。大多数の誰でもできるような仕事は定収入、オンリーワンの技術や知識、創造性が必要な仕事は高収入。それと高収入の仕事に就ける人は、親あるいは親戚が金持ちで、コネがある人。

でもこんな社会は、社会の流動性に欠けていて、結局国の活力を削ぐのではないかと危惧しています。コネのない人、親が貧乏な人でも、頑張れば好きな仕事に就けて、それなりの収入も得られる。私にとっては、それが理想的な社会です。

そういえば、上記の離婚した女性は、大変優秀でまじめな人です。20代の時には公務員を目指していて、専門学校の模試で何回もトップクラスの成績でした。でも、受験の結果はいずれも不合格。今から考えると、成績以外の要素が結果に影響したのではないか、と思えてきました。

時間がたてばいろいろ変わる

2012年09月10日 | Weblog
こんばんは。

今日の午前中は雨が降っていましたが、午後からは日が射す時もありました。


今日、仕事で外出しました。目的地に到着すると、周囲の風景から孤立したような、古い赤れんがの塀がありました。

これは古いものだなあと眺めていると、市の標示がありました。それによると塀は戦前のもので、あちこちが黒くなっているのは、戦争中の空襲の跡だそうです。戦争が終わってから、70年近く。まだ、戦争の痕跡をとどめている建造物が保存されていることに、少し感動しました。


その近くには、以前病院だった建物があります。今は改修されて、他の目的に使われています。子供の時に何回か行ったことがある病院です。でも、改修したために、昔の面影はほとんどありません。ただ、階段の位置や、部屋の配置から昔をわずかばかり思い起こすだけです。

仕方のないことだけど、世の中様々なものがどんどん変わっていくのは、少し寂しいものですね。