
「シリアスマン」と「シングルマン」ややこしい~
ついでに「アイアンマン」も(←シつかないか。冒頭からつまらないダジャレで失礼)
冒頭5、6分の寓話が一番面白い。
「トゥルー・グリット」がもうすぐ公開。
こちら同じくコーエン兄弟の去年のアカデミー賞作品賞ノミネート作
っていうか、これアカデミー賞にノミネートされるような映画じゃぜったいないと思うー!
ほんとによほど会員お気に入りだよね。って自分が今回もいまいちだったから言うわけじゃないけど。
ツイッターでのフォロワーさんの情報によると、アカデミー賞会員にはユダヤ人が多いからだとか。
なるほど納得~。
地味な男に次々と降り掛かる災難。コーエン節シリアス&シニカルコメディ。
アメリカの片田舎のユダヤ人コミュニティーを背景に、平凡な大学教授と周りの人々との間に巻き起こる不条理な小事件
って言うんだけど次々と不幸に、、、、っていう面白い印象はない。
コーエン兄弟自身がユダヤ教徒(ラビ)であって、そこのコミュニティでの中で話は展開で非常にミニマム。
最初に書いた、冒頭5、6分の寓話というのは
100年も昔のポーランドのシュテットル(小さなユダヤ人の村)における物語で、
親切をした老人が、家に招待されて、その妻に悪霊にまちがえられて刺されてしまうもの。
あ、「トゥルー・グリット」よりもこっちの方が面白い!
と思ったのもつかの間、すぐにその話とは全然違う本ストーリーに変わっていくのでした
「ユダヤのこと、知らないとそりゃあ楽しめないでしょうと」思うかもだけど、そんなに関係ないかも。
これまで観て来たいくつかのユダヤ人の風習やキャラクターが出てくる映画を観たり、
「SATC」でシャーロットがユダヤ人と結婚するためにユダヤに改宗するというエピソードなどけっこう観ているので、
用語に関しては分かってた方だと思うんだけど、、、
ある程度は分かってても、分かってなくても、面白くないんだもの。
例えば話の展開にしても、歯医者が患者の歯の裏に「助けて」のヘブライ語で刻まれているのを見つけて、
そこから話が展開するということでもオチがあるわけでもない。
これがコーエンらしさといえばそうなのかもだけどそういうのも中途半端に思えちゃう。
コーエン兄弟が少年期のルーツをたどった
1967年の中西部、ユダヤ人コミュニティーの世界
シニカルな笑い、というほどでもないし。そんな笑うようなとこあったかな。
劇場も皆シーンとしてた。お客も少なかったしね。
次々災難がふりかかる。困り果てたラリーは、弁護士に相談したり
自分の所属するシナゴーグ(ユダヤ教の教会)指導者のラビ(聖職者)に助言を求めるも
不在のナフナー師に代わって応対し
若い下位ラビのスコット師は、「物事を新鮮な目で見るんだ」などと珍妙な“神の存在の感じ方”を力説するばかり。
今回は、いわゆる主演級の(脇も)メジャーなハリウッドスターは出ていない。
こんな冴えないオジサンが主演だもの。
そこがまた、リアルだったり同情かったり出来るのかなぁ?
3/10(35点)
出来映えではなく、自分が楽しめたかが基準なので☆
こればっかりは(というか、映画はフツウ大抵そうかもだけど)
この不条理に災難ばかりの男の顛末を面白がれるか、なのでそれが面白くないとわたしみたいな結果(笑)
いや~2時間ない映画なのに軽く2時間あるような気分に。
最近観た「ブンミおじさん~」もこれも、久々に観ながら早く終われ~って思っちゃった。
これ、おじさまとか、ある程度 年齢重ねた人(とくに男性)向けかもー。
男にふりかかる災難が、観てて面白いならいいんだけど
ほんとわたしには正直どうでもいいというか、だからどうしたのって言いたくなる感じで
昔は俳優で観るって事が多かったけど、今もそれはあるけど、どうしても監督で観てしまう。
コーエン兄弟作品は好きなものも多いから今回も逃せなかったから観て後悔ってほどではないんだけど、、、
興味ある方だけ観て下さいという感じ
Cast
ラリー・ゴプニック / マイケル・スタールバーグ
アーサー伯父さん / リチャード・カインド
サイ・エイブルマン / フレッド・メラメッド
ジュディス・ゴプニック / サリ・レニック
ダニー・ゴプニック / アーロン・ウルフ
サラ・ゴプニック / ジェシカ・マクマヌス
離婚弁護士 / アダム・アーキン
「ブラッド・シンプル」以来のパートナーであるカーター・バーウェルが音楽を担当。
時は1967年。アメリカ中西部郊外に住むユダヤ人の大学教授ラリー・ゴプニックは、ひたすら平凡な人生を歩んできたマイホーム・パパだ。それぞれ秘密を 抱えた息子ダニー、娘サラ、兄アーサーと暮らす彼は、妻ジュディスから突然別れ話を突きつけられ、ハンマーで脳天を殴られたようなショックを受ける。
さら に落第点をつけた学生からワイロを渡され、隣人トラブルにも頭を悩ますラリーは、やがてモーテル暮らしを強いられ、こつこつ貯めた銀行預金も底をついてし まう。
そんな相次ぐ不運を嘆くラリーは「なぜ自分だけがこんな悲惨な目に?」の答えを求めて、地元コミュニティーの指導者であるラビたちのもとを訪ねるの だが……。
日本のポスター、つまんなそうなのーって思ったら海外版も同じだった
A SERIOUS MAN 2009年 アメリカ 106min
2月26日より公開中~
NYプレミアにて
そろそろゴシップやりたい、、、、
無料動画サイトに押しやられてきちゃった クリックしてくれたら嬉しいな
←please click
私もこれダメだったよ。
本当に笑うところあったかなって感じだよね。
シリアスマンもびっくりの、大変な不運だよね。怪我をしてないか心配だわ。
ねえねは翔さんの映画の帰りだって。
下北沢から歩いて帰るつもりなのかな?
ユダヤ世界は良く分からないかもね。
人生の不運を笑うしかなかった彼らの歴史あってこそのブラックジョークなのかも。
地震大丈夫ですか?
まだ余震が続いているそうで、、、。
気をつけて下さいね。
シリアスマン、今一つみたいですね。
こちらでは4月公開です。
観たら、またお邪魔します。
「モンガ~」観ました。記事途中です。
地震でいま大騒ぎ、、、、
何度も目覚めちゃうよ~
ねえねは大丈夫みたいだけど
また声かけてみるね。
まだーむも離れてて不安だよね(泣)
ツイッターのほうでもありがとうです、
あちらはメールより早くて便利ですね
さっきもまた揺れました
服を着たまま寝て
いつでも逃げられる準備してます
なんせ社内がぐちゃぐちゃなんで…^^;
でも被災者の方々の事を思えば幸せですよね。
さて、この作品。コーエン監督らしいといえばらしい不条理コメディなんでしょうが、合う人しか無理だろうなと。
隣のおっさんなんて度々声に出して大笑いしてたし、場内ちらほらそんな人多かったんだけど「え?今のところ笑うところなんだ^^;」って感じだったです。
migさんの言うとおり、コーエン兄弟作品だから見るし、その分には別に損したとは言わないけれど、まあ好きな人だけ見ればいいよって作品だよね。
『トゥルー・グリット』は私は気に入ったんだけど、オリジナル観るとやっぱりコーエン兄弟っぽいなって。(笑)
さっきまた揺れたから飛び出しちゃった
震度4か3でしょう。怖い、、、
こんな日にもKLYさんはお仕事??
気をつけて!!
なんか、、、数日のうちに震度7くらいのがまたどこかにくるとか70%の確率とか。
。。。
私、家でDVDとか映画観る気にもなれず、、、、
実際私が見た上映回でも笑っている人はごくわずか。
ただコーエンらしいおとぎ話をブラックジョークとシニカルさで味付けしたところは、個人的には大好きなので楽しめましたよ。
コーエン兄弟、昔のはどれも好きなんだけどおかしいなぁ。
シリアスマンもトゥルーグリットもダメでしたよ。