「改革第3弾では、20年4月の電力会社の発送電分離を求める。大手電力が分離した送配電会社に人事などで介入することも禁じる。電力供給の中枢を担う送配電部門の独立性を高め、新規事業者が送電線や電柱を使いやすくする狙いがある。 (中略)
改革は既存の電力・ガス会社に深刻な打撃を与える可能性がある。特に大手電力は再稼働時期が見通せない原発を抱え、業績悪化が続く。政府は改革後の大手電力の財務状況に注意を払い、安定供給に支障が出ないように対応する構えだ。」(6/17付け日経電子版 「発送電分離を決定、改正電事法が成立 参入・競争促す」より)
原子力比率22%というバカげた電源構成を決めたと思ったら、一方で予定通り発送電分離を決定したようです。実は隠れたコストを全て含めて原発だけで採算を獲ろうとしたら全く競争力のない原発を抱えた電力会社(⇒発電会社)は、発送電分離の時代には原発の稼働を諦めざるを得ない状況になり、22%という比率は絵に描いた餅になりそうです。”大手電力の財務状況に注意を払い、安定供給に支障が出ないように対応する”は何を意味するのでしょう?
HIT210(4.2kW)の発電データ
6月16日(火)曇り
発電量 8.4kWh
売電量 4.6kWh
自給率 89.4%
設備利用率 8.3%
日照時間 0 .3h
(連系以来2128日経過)