第二の開国といわれるTPP。 交通、通信、経済がそのサービス範囲が広まるに従って世の中が大きくなってきた経過(例えば豪族→戦国大名→国)を考えてみると、今では「国」単位の境界は海があったとしても容易に超えられる状況になっています。何時までも「関税」で自国内を守る姿勢は現実の経済や政治に合わなくなっているような気もしないではありません。
一方、民族(言語)とか国土(地方色、風俗)と言った物は一朝一夕に変る物ではありません。これまでにも「境界」が取り払われる際には、常に新しいルールと変わらぬものとの軋轢があったはずです。必ず好ましい面と、許しがたい面がぶつかって来たと思います。でも、今の日本の体制が良いと思えるとすれば、それはかつて大変な軋轢を超えて苦悩の末もたらされた体制だったと知る必要もありそうです。
TPPで輸出産業がまたイケイケどんどんとなって電力需要が大きくなり原発が活躍し、自然破壊が進む産業国家より、緑豊かな環境を保ちながらスローで人口も減少するが、地に足の着いた文化国家になると言う選択肢も魅力的な気がしますね。
HIT(4.2KW)の発電データ
10月28日(金)晴れ
発電量 22.8KWh
売電量 16.3KWh
日照時間 10.0h
二ヶ領用水の今市橋を通りかかると、下を流れるせせらぎに何やらくるくる回るものが!
そばに降りてみると自転車の車輪のリムにプラスチックの小皿を沢山取り付けた水車のようです。落ち葉よけフィルタ付きの導水路も作ってあり「小型水力発電機」の”水車”がくるくる回っています。軸には発電機代りの小型モータが入っており電線がのびています。発電した電気でLEDでも点灯するつもりでしょうかその電線が傍らの桜の枝に巻き付いていました。夜になればその成果が見えるのかも知れません。
二ヶ領用水(にかりょうようすい)は、多摩川などを水源とし、神奈川県川崎市多摩区(上河原堰・宿河原堰)から川崎市幸区までを流れる、全長約32km(宿河原の支流を含む)の神奈川県下で最も古い人工用水路である。関ヶ原の戦いの3年前に測量が始まり、14年の歳月をかけて完成。農業用水として多摩川から水を引いて造られ、かつては近隣の農業を支えた二ヶ領用水だが、時が流れて現在の沿川は宅地化が進んでおり、工業用水などに用いられるとともに、近隣住民の憩いの場としても親しまれている。(Wikipediaより)
HIT(4.2KW)の発電データ
10月27日(木)晴れ
発電量 23.5KWh
売電量 17.2KWh
日照時間 10.3h
今回の福島原発の事故をうけて原子力発電の事故収拾費用を加味して発電コストが出されたようです。何兆円もの費用が掛かる事故収拾費用を小さく見せるための「工夫」が事故発生確率です。今回は「多くて!500年に一度」と想定されたようです。確率的には今回起きた地震は今後500年間は起きないとするようなものです。この想定により事故によるコストの上積みは僅か1.2円程度と非常に小さく見せています。
事故は地震、津波だけではなく人為的ミス、外部的要因(航空機、衛星、隕石落下、台風、雷、テロ)でも同じような事故は起こり得るでしょう。今世紀に入って地球の地殻は活動期に入ったとの話もあり、事故の発生確率が500年に一度と言うのは為にする予測ではないでしょうか? ここ30年ほどの間にチェルノブイリ、スリーマイル島、福島と3回も深刻な事故が起こっているのです。それを考えれば500年ではなく50年に一度としてもおかしくないでしょう?どちらにも根拠と言えるものはありませんが、故意に小さく見せるのは誤りではないでしょうか?
50年とすると原子力の発電コスト上昇は10倍の12円となり、現行コスト5~6円を加えて17~18円としなければなりません。
この表ではまだ2004年の試算データが使われており、太陽光発電は51.1円となっていますが現在では20円台になっています。
HIT(4.2KW)の発電データ
10月25日(火)晴れ
発電量 20.3KWh
売電量 13.8KWh
日照時間 8.4h
これは「ハードロックナット」という商品です。通販で売っています。まず下のネジ(ナット)をボルトにねじ込み、スパナで所要のトルクで締めた後に上のナットを手でボルトにねじ込み、隙間が1ピッチ程度空いていることを確かめてから、スパナで締め込むと「絶対に」緩まなくなるそうです。上のナットのネジ穴は少し偏芯しており、スパナでねじ込む時に「クサビ」をねじ込む効果が出て「絶対に緩まないネジ」になるそうです。NAS(米国航空規格)の過酷な振動試験を長時間かけてやっても緩まなかったと言うことです。外す時は上のナットを逆回しするだけで外れるので、再使用も出来るそうです。
ラジオ深夜便でその発明者「若林克彦社長」が開発までの苦労話をされていました。
大阪の町工場で発明された優れもので、今では日本の新幹線を始めほとんどの鉄道、輸送関連、世界中の鉄道などで大量に使われているとか。
話題の東京スカイツリーにも使われているそうです。こんなネジが必要な物を作ってみたくなります。
HIT(4.2KW)の発電データ
10月18日(火)曇りのち晴れ
発電量 11.0KWh
売電量 5.5KWh
日照時間 3.5h
LED電球の根元の部分がかなり熱くなっており気になっていましたが、これは交流を整流して直流を作る時の発熱(=エネルギーロス)のようです。LED電球は1個1個の電球に整流装置(ノートパソコンの電源アダプター相当)を持っているようです。これがまだLED電球が「重い」「高い」ひとつの要因と思われます。
LED電球に限らず、家電のほとんどは直流で働いています。内部で交流をわざわざ直流に整流しているのです。そのためのエネルギーロスは合計すれば膨大なものでしょう。
太陽光発電は直流なのでパワコンで交流に変換して使いますが、このとき5~6%前後の電力が熱になって失われます。たとえば3KWを発電している時には170W程度が熱になっている計算です。昼間発電中のパワコンに触ってみると驚くほどの熱さです。これも直流給電になれば減らせるロスです。
これからは交流のままで使えた白熱電球から、交流を直流に変えなければ光らないLED照明に移行してゆく時に、エネルギーロスを少なく出来る直流給電の魅力は高まるような気がしますね。
HIT(4.2KW)の発電データ
10月17日(月)うす曇
発電量 14.4KWh
売電量 9.2KWh
日照時間 5.7h
ソーラークリニックに登録している発電所の9月の発電量の集計が公表され、当発電所が久々に2桁の順位になりました。これまでの10ヶ月間ずっと3桁の順位でしたから、おや?っと思いましたが当方の発電所の発電量が取り立てて良かった訳ではありません。天気が良くて日照時間が長い地方の天気がたまたま良くなかったからでしょうか?
HIT(4.2KW)の発電データ
10月16日(日)雨のち晴れ
発電量 18.7KWh
売電量 14.2KWh
日照時間 6.5h