介護カフェ

以前から介護カフェの必要性を感じていました。
仕事柄、介護される側と介護する側、
そしてそのサービスを提供する側と
介護される側の家族、
そういったものの連携がとても大事なことだと思うからです。

少しでもそういった機会を増やしたいと
ご家族とのコミュニケーションをなるべくとるようにしてきました。

先日、縁があって二時間ばかりの介護カフェを開きました。
ほとんどが顔見知りですが
介護まっただ中の方や一段落した方
これから介護が始まりそうでどうしたら良いのか分からない・・・
そんな人たちが集まって、まずは自己紹介。
誰にどんなふうに相談して良いのか分からなかった、
頑張りすぎなくていいって分かってホッとした、
とにかく相談すること、
など時間が足りなくなるくらいで
また声かけてくださいねと言われて一安心。
時間とか、場所とかの制約がなければ
もっとお話ししたい方はたくさんいるのだろうなと思いました。
日常的に立ち寄れる場所が出来ると良いのですが。

心配？

とある選挙のシーズンになると
ふるさとの同級生が訪ねてきたり
電話やらハガキが来たりしていました。
それはもう、そのシーズンになると必ずあるので
最初は戸惑いながら、
そのうちそろそろくる頃だわと思いながら。
しかし自分の関係だけでなく
連れ合いや子供の分まで連絡をいただくようになるとかなり忙しいです。

今回は同級生でなく、
後輩だという方達からです。
同級生の身に何かあったのかしら？と、
心配になるのはおかしいでしょうか？

如何なものか？

都内の地価高騰のあおりを受け、
若い人たちは住宅を求め都下へと移動。
若年層の流出を止めようと
様々な補助を行って、
今度は保育園が足りないと保育園建設に躍起になる。
なんとも、お役所のやることは後手後手です。
何年も立たないうちに
保育園ではなく学校が足りないというようになりますよ。
小学校から中学、高校と
統廃合を続けて減らしたのに。また造るんですか？
統廃合が言われ始めてから
まだ30年経つか経たないか、です。
30年も経てば十分だろう、ということなのでしょうか？
そのくらいで建設しないと業界は儲からないってこと？

子育て世代のママチャリの傍若無人な運転と
歩道いっぱいに歩くスーツケースの観光客で
今日も浅草は歩くのに四苦八苦です。
人が多くて潤う商売をしていたら良かった？？？

最近の傾向

昼間が一年で一番長いと言われる夏至も過ぎ、
こちらは動き回って汗びっしょりなのに
行動の少ない利用者さん相手は
室温もあまり下げることが出来ず、かなりの地獄です。

昨日は利用者さんの帰宅時間にどしゃ降りの雨になり、あたふた。
最近は利用者さんの入れ替わりもかなり頻繁です。
独居だったり、ご家族と一緒でも核家族化が進みすぎた東京は
介護する手も足りず、共倒れになる前に施設へ、というところ。
自分で出来ることはなるべく自分で。
それを心がけてお世話しているつもりですが
なにせ肝心なのはご自身と、ご家族。
なかなか理解していただけないのが現状です。

そんな中、最近感じるのが世代です。
利用者さんもご家族も
自分との年齢差が小さくなってきているのです。
言い出したら聞かない気持ちも、
積極的には歌いたくない気持ちも、
あの人とは喋りたくないわ、という気持ちも、
言葉が思うように出てこない・・・
なんて不安に思うことまで分かるようになってしまいました。


介護を受けるきっかけは、なんと言っても転倒が多いです。
とにかく転ばないことを心がけましょう。
内臓や脳や心臓が健康でも、転んでしまったら・・・
若いうちから足腰を鍛えておくことが一番です。

ベーシックインカム

新聞の切り抜きを整理していたら
ベーシックインカムという記事がありました。
生活費の保障ということで雇用状況や収入資産に関わらず、
政府が全ての国民に
必要最低限のお金を支給する制度のことを言います。
年金や生活保護などを一本化して
行政コストを減らすという利点と
財政支出が膨らみすぎて実現不可能だろうということで
実際に導入した国はいまのところないらしい。

年金の一本化だけをとってみても
国民年金や厚生年金、共済年金、議員年金など各種あり
もの言う力の弱いところだけが一本化されてきているのが
日本の現状です。
経済が疲弊してくると国民年金保険料の支払いも滞り
厚生年金から手を引く企業も増えたりしました。
定年後、
働いて収入を得ると年金支給額が減らされるから
もう少し働きたいけれど減らされるのもいやだから止める、
という声もよく聞きました。
以前国民に一律支給したことがありましたが
一回こっきりなのでどこに消えたかな？という感じでした。
もし、毎月支給されれば
田舎にも帰ってきたいなあなんて思います。
貯めるのではなく消費に結びつけば
税収も上がり
経済も活性化してくるというものですが。