謹慎の解けた後

コロナウイルス、という言葉を聞いてから５ヶ月が経とうとしています。
水際作戦で日本には入ってこないかという願いは虚しく、
次々と感染が広まってしまいました。
戦争中やクーデターのように戒厳令こそひかれませんでしたが
街を歩く人もまばら、電車に乗っても一車両に2、3人ということもありました。
人がいるのは食品スーパーやドラッグストアくらい。
学校の9月入学問題は簡単に放されて、
自粛の波で解雇される人が続出。
高齢者も自粛で外に出られない人やケアを受けられない人もいました。
自粛によって、運動機能が衰え認知症が進んでしまったり、
持病が悪化したりということが自身の周りでも見られます。
食べて、運動して、体力をつけて、といくら言っても
世の中の流れにはどうしても負けてしまうのが現実。

連休あと、そして緊急事態宣言が解除された後、
その度に人の波は増え、あぁまた感染者が増えるんだろうなぁと思いました。
通勤途中に学習塾がありますが
コロナ騒ぎ以前と違うところは、子供達がマスクをつけていることだけ。
あまり広くもない教室で、変わらない人数の子供達が学習しています。
学校だけが三密を回避しても、これではなぁと心配になります。
駅近くの居酒屋でも、外にテーブルを出して大声で話しながら飲んでいる人たち。
ずっと感染のリスクに怯えながら仕事を続けている人にとってみれば
なんとも複雑な気持ちです。